筑紫女学園大学附属幼稚園の評判・口コミ

4歳女の子／40代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足：自由で子どもの感性を大事にしている

子どもが自由に遊ぶ時間が多く、子ども自身が考えて行動しています。福岡市内の街の中にありながら自然豊かで、植物や昆虫と触れ合って遊んでいます。先生達も親切丁寧です。入園後しばらくはバス通園であってもお迎えに行かなければいけませんが、お迎えに行くと担任の先生が毎日の様子、心配事など事細かにお話しして下さいます。また、保護者同士も仲良く気さくな方が多いように思います。先生方も保護者同士が仲良くできるよう行事を行ったり、園に足を運ぶ機会を増やしてくれているようです。

不満：半日や休みの日が多い

他の幼稚園に比べて休みや半日の日が多いように思います。休みが多いと仕事をしている方、またはしたい方は預け先に困ります。しかも、預かり保育の金額が高いように思います。仕事をしている方は後で申請すれば返金があるようですが、それでも全て返金されるわけではないので、預かり保育の値段が少し下がればと思います。他には、保護者同士仲が良いのはいいのですが、トラブルも時々あるそうです。そこは利点でもあり、欠点でもあると思います。

6歳男の子／40代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足①：先生の質が良い

先生方が園児の顔と名前をしっかり覚えてくださり、担任としてもったことがない園児にも分け隔てなく接してくださいます。担任の先生は若い先生が多いのですが、補助の先生方がベテランの先生方ばかりでしっかりサポートしてくださります。あわせて、私たち保護者のフォローもしてくださいます。年少のときは右も左も分からずという感じなので、補助の先生方がいてくださり本当に助かりました。

満足②：自然が多い

福岡市内の都会に位置しているのですが、幼稚園は坂の上にあり、敷地内に小さい森と大きな森が2つあります。どんぐりがたくさん落ちていたり、スモモ・グミ・びわなど季節ごとに実を収穫して食べたりと、自然にたくさん触れながら1年を過ごすことができます。遊びも昔ながらのどんぐりコマを作ったり、夏は森から切り出した竹でそうめん流しをしたり、常に自然と一緒に成長することができます。

不満①：午前保育が多い

他の幼稚園のように、毎週〇曜日は午前中までというような決まりはないのですが、急に先生の研修が入って午前保育になることがあります。また、行事の前日は準備のため必ず午前保育です。長期休み(夏休みや冬休み)の前後も、5日ほど午前保育になります。他の幼稚園と比べるとやはり多いと感じます。保育料に対しての保育時間を考えると、納得できない部分です。

不満②：お勉強がない

「お勉強に関することは全くしない」というのは入園前から分かっていたことですが、「教えてもいないのにさせる」ということがあり、少しひっかかります。例えば、ひらがなを教えることは全くしないのに、お米の観察日記をつけさせる、というようなことです。お家で全く練習をしていない子は書けません。先生方が無理強いをするわけではないのですが、観察日記をいきなり書かせるのはさすがに無謀だと思います。そういった取り組みをさせるなら、ひらがなくらいは少し教えてほしいです。

満足度：満足

のんびりとゆったりした子どもが多いです。保護者は熱心な方が多く、子どもをきちんと見ているので、大きなトラブルも聞いたことがありません。先生方のフォローのおかげもあると思います。わたしは自然のなかでのびのびと育ってほしいという思いが強かったので、こちらの幼稚園にお世話になってよかったと思います。

6歳女の子／30代後半(女性)

評価：★★★★★(大満足)

満足：恵まれた自然の中でさまざまな経験ができる

福岡市中心部という比較的都会にある幼稚園ですが、幼稚園の敷地内に裏山があり、森の中を子どもたちが元気いっぱいに走りまわれるのが一番の魅力だと思います。春はたけのこ掘りに始まり、虫とり、がけすべり、どんぐり拾いなで四季を通して様々な体験ができます。どろんこまみれで楽しそうに遊ぶ姿は親としてもとても幸せな気持ちになります。また、園ではただ遊ぶだけでなく、それに関連づけてみんなで調べたり観察したりして学びを深めようという取り組みがされています。例えばたけのこ掘りでは、絵本や図鑑でたけのこについて調べた上で実際にたけのこを掘り、観察しながらお絵描きをし、それをみんなで調理して食べるなど、様々な経験をします。受動的ではなく自ら進んで学ぼうという姿勢を育める幼稚園です。

不満：長い坂道を登らないといけない

山の上に幼稚園があるため、園の入口までは長い坂道を登らないといけません。妊娠中や弟妹児連れの場合はとても大変だと感じました。幼稚園バスは運行していますが、入園後しばらく(2〜3ヶ月)は、基本的に親子徒歩登園とされていて、歩いて登る必要があります。私はその時期に妊娠初期で切迫流産傾向があり、運動を控えるよう言われていたので苦労しました。