武蔵野大学附属幼稚園の評判・口コミ

3歳男の子／30代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足：広大な敷地と環境

武蔵野大学の附属の幼稚園です。大学施設や高校と併設した幼稚園なので、子供は園庭だけでなく様々な学内施設で活動することができます。その中でのびのびと探検したり、自然に触れ合ったりしながら、子供同士が関わる機会があることは、私たち親の用意することのできない環境ですし、非常に満足しています。また、遊びを重視した幼稚園なので、そのような自然環境に身を置きながら試行錯誤しながら主体的に遊んでいる姿が見受けられます。

不満：保護者の集まりが多い

昔ながらの幼稚園で、保護者と子供との結びつきを大切にしているため、基本的に預かり保育は仕事をしている人がメインとうたわれていたり、母親の役員の仕事なども多いです。ただ、近年はそのような理由で志願者が減っているのか、お弁当のサービスを充実させたり、預かり保育の料金を抑えたりと、シフトチェンジしている様子もみられます。幼稚園として大切にしていることと、時代のニーズに合わせていくこととを擦り合わせているような段階なのではと思います。

4歳男の子／30代前半(女性)

評価：★★★★★(大満足)

満足：のびのびと体を動かせる

広い園庭には井戸などもあり、夏はどろどろになりながら皆で遊んでいます。ニワトリやモルモット、亀などたくさんの動物等を飼育しており、様々な生き物との触れ合いや、生き物を通じての生と死など、人間の成長として必要不可欠な感情や道徳を学ぶことが出来ています。また、付属幼稚園ということもあり、大学生や他の学年の方たちとの触れ合いもあり、運動会は芝のグラウンドでやることが出来ます。総じてお勧めできる幼稚園です。

不満：学習面に多少の不安

体を動かす、人間を育てるなど、学習面以外では文句なしの幼稚園だと思います。しかし、ひらがなの読み書きや英語の練習などの学習カリキュラムがほぼないため、私立小学校の受験等を希望されている方々からすれば物足りないかもしれません。私の家庭ではそういった部分を補うため、こどもチャレンジやトイザらス等で子どもが興味を引くような学習資材を購入して入浴中に勉強するなど、幼稚園の学習の不足部分を補っているつもりでいます。

3歳女の子／40代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足①：四季折々の豊かな自然と広大な敷地がある

大学の附属幼稚園ですので、近隣の幼稚園の中でも例のない広大な敷地を有しています。学院内には、つくし・梅・プラム・リンゴ・柿・クルミが採れるので、ポシェットを持ってお散歩に出かけます。畑ではメロン・枝豆・スイカ・トマト・ナス・ピーマンなど、様々な野菜や果物のお世話をしながら、収穫して食べる楽しみを体験できます。そういった環境の中で四季折々の自然を肌で感じ、植物への親しみが自然と育っているように思います。

満足②：遊びの時間を大切にしてくれる

毎週月曜日のお朝拝や毎日の朝礼・当番など、やらなければならないことは勿論ありますが、登園してから朝礼が始まるまでの約1時間、昼食後から降園までは自由時間を設けていて、園庭で遊ぶのもよし、図書室で絵本を読んでもよし、動物と触れ合ってもよし、ブロックやおままごと・お姫様コーナーなど園内を自由に開放してくれるので、自分で遊びたいことを見つけて存分に遊ぶことで主体性が育っているように思います。先生も上から目線ではなく、子供達の意見をまずは聞き入れることを大切にされています。

不満①：園での生活がよくわからない

幼稚園としては、保護者と園児はある程度の距離を置いた方が良いという考えがあると思いますが、連絡帳の存在があるにも関わらず一か月以上経っても先生が預かっていて、なかなか返ってきません。先生方も残業で大変かと思いますが、お迎え時もお姿がほとんどなくお話を直接聞く機会が少ないです。ホームページにも保護者用の会員ページがあるのですが、活用されていません。

不満②：入園グッズを作るのが大変

お弁当袋・上履き・絵本袋・運動着袋・お着換え袋・コップ袋・お散歩ポシェット・ティッシュケースなど、サイズを指定された入園準備グッズの作成に時間がかかりました。制作に時間をかけるよりも、入園前に親子で触れ合う時間を増やした方が子供自身も幼稚園に通う期待が持てますし、親自身もストレスから解放されて子供と楽しく遊べるように思います。

満足度：満足

不満に感じる点もありますが、子供にお友達ができて集団生活に馴染んでいる姿を見ると、入園させて良かったと思います。1年前まではお友達との関わりに不安を抱えていたのですが、今では余計な気苦労に過ぎなかったのだと懐かしく思い出します。もちろんそこに至るまでには、先生方の惜しみない努力があってこそだと感謝しております。