向野保育園の評判・口コミ

5歳男の子／30代後半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足①：食べる・寝る・遊ぶを大事にしている

2歳児クラスまでの10時のおやつ・昼ごはん・15時のおやつの全てが手作りで、登園時にはお出汁の香りがしています。月齢に合わせたお散歩の距離を聞いた時に、小さな子でもそんなに歩けるの？と思うほど、毎日のように外遊びや散歩をさせてくれます。雨が降っても「イイこと」とワクワクさせてくれる遊びを提案してくれ、お昼寝時にはほとんどの子がコテンと眠るという、子供時代の基本を大事にしてくれるところが一番満足しているところです。

満足②：マンモス保育園

規模が大きいことは、いろんな環境のお友達ができるということだと思います。出来ること・出来ないこと・当たり前の基準など、家庭では教えられない環境順応力が目覚ましく発達したように思います。複数世代同居・夫婦共働き・シングル家庭・兄弟の数・人種・価値観・貧富・障害の有無などもそうです。そうなるとカオス化しそうとも思えますが、公立保育園ならではの多様な家庭で育つ子供達が、一つのクラスで伸び伸びと過ごせるクラス運営を前向きに取り組んでくださる、保育士の熱意に満ちたマンモス保育園です。

不満①：ズルいことをする親がいる

多様な家庭環境の中で保育園に通うということは、自分たちでは考え及ばないようなズルさと共存することでもあります。どうも仕事をしている雰囲気のない家庭、乱暴な表現で思い通りにしようとする家庭が、暗黙の了解で優先されることなど、大人のズルさを子供が見る機会が多くなるのも事実です。保育士たちも奮闘してくれ、対子供同士には日々公平さを教え込んでくれていますが、間に合っていない感はあります。

不満②：年少まで縛りがきつい

先述の、ずるさとの共存を抑止しようとしていたのか？というほど、年少に上がるまでの期間は大変厳しく保護者指導されました。「自営業なら営業時間を問わず16時にお迎え」と言われた時には仰天しましたが、何とか16時に向かおうとしても突発的な来客などで遅れることもしばしばあります。そんな時はすぐ連絡を入れるのですが、教室で担任の先生に「困ります」とお説教されたことが何度もありました。年少以降になると、お説教と縛りはなぜか無くなりました。今だに謎のままです。

満足度：満足

毎日の送迎をして自分も保育園に通うのですから、色々とありました。親の私が、保育士や他の保護者と意思疎通が上手に出来ないことで、子供の園生活にシワが寄ることはありませんでしたし、子供を通わせるという意味では満足しています。大阪府下の田舎町ですから、嫁いで馴染みきれていなかった時も保育園に通わせることで顔見知りも増え、育児相談もしてもらえる存在です。