私がコールセンターの仕事を辞めたい、つらいと感じている理由【ノルマ＆クレーム対応】

このページでは、コールセンターを「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際にコールセンターの仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、コールセンターの仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

回答者プロフィール

コールセンターの仕事とは？

受託している、官公庁のお客様からのお問い合わせの窓口を担当しております。例えば、通知物の内容が見ても分からなからない場合、通知物の内容をお電話で説明をします。その他に手続きに必要な書類の案内や、手続きにあたっての注意事項などの説明、その他の幅広い相談についても受けている窓口になっています。

基本的にはこちらでパソコンのデータをもとに確認をして案内をしています。コールセンターでも分からない場合は官公庁のほうに直接問い合わせるということもあります。無くしてしまった場合などの通知物の再送も承っておりました。

コールセンターを辞めたいのは「残業代が出ないし、ノルマも厳しいから」

残業代が出ないし、ノルマも厳しいからです。

私の働いているコールセンターでは、1日何件以上電話をとるということが決まっています。担当をする話の内容によっては長時間お電話をすることもあって、もちろん電話の件数は前後してしまいます。それでも基本的に件数というのは変わらず、残業をしてでも電話をとる様にといわれます。断ることはできません。なぜなら働いている人全員が暗黙の了解で残っているからです。

また頻繁にクレーム対応があるので、クレーム対応になったときはもちろん残業で、どうしてクレームになってしまったのか等をまとめてから帰宅します。毎日1，2時間程度は普通にみなさん残業をしていて、忙しい時期はそれ以上に残業をしています。

ただ、残業代というのは一切出た経験がなく、ただ働きをしているのが現状です。給与が高いのであれば納得できる部分もあるのですが、給与も安く昇級・賞与もない現状なので、本当に生活をしていて大変だなと思ってしまいます。結婚をしている方などはすぐに辞めていきますし、独身の人しか働けない現場だなと正直思ってしまいます。

今度はしっかりとした企業に努めたいなというのが正直な感想です。しっかりと就職先が決まらない限りは退職は危ないので、私はまずは仕事をしっかりと探して職場体験などを通しながら、自分にとって合っているなと思えるような企業に勤められるように頑張りたいと思っています。また結婚をすることになったら、転職をしていなくてもやめると思います。

コールセンターに向いてるのは「精神的に折れない、忍耐強い人」

精神的に折れない、忍耐強い人です。

コールセンター業は、対応するお客様によって電話の内容は変わりますし、基本受電であれば何が入ってくるか分かりません。番号を押してくださいという音声案内があったとしても、間違えて押してくるお客様が多いからです。もちろんクレームも頻繁にありますし、人格を否定されるような日々です。

話の内容によっては残業ばかりでストレスがすごくたまると思います。それだけ大変な状態でも精神的に折れない、仕事とプライベートを別でしっかりと考えられる人が私は向いているなと思います。