同志社女子高校の口コミ・評判

最終更新日：2023/12/21

口コミ・評判
掲示板投稿募集中

同志社女子高校の卒業生から聞いた、同志社女子高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「キリスト教を主にした教育を受けられる」「教育が甘すぎる」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、同志社女子高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる同志社女子高校の口コミ・評判一覧

20代女性／同志社大学社会学部産業関係学科 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2023年5月

満足：自由

指定の制服やカバンがなく、私服で通学することが可能です。普段は私服ですが、始業式や終業式の日には『なんちゃって制服』（略称「なんちゃ」）を着て通学する生徒が多い印象です。クラブ・部活動として行われていないもの（ダンス等）に関しては、文化祭期間にサークルとして活動することが認められています。そのため、クラブ・部活動に所属していない生徒でもサークルを立ち上げることにより、ステージで披露する機会ができます。　ハロウィンには、昼休みの時間を用いて、仮装したり、バレンタインには、10分休憩や昼休みの時間を用いて、お菓子を交換し合います。

不満：留学する人数が限られている

修学旅行は必ず国内で行われます。夏季休暇の間にイギリスへの留学がありますが、その留学に行くことができるのは1学年約260人のうち希望者の数十人に限定されています。私立であるにもかかわらず、生徒全員で留学経験を持つことができません。そのため、留学希望者である生徒のなかには、個人で約1年かけて留学する人もいます。そうすることによって学年が1つ下がり、一緒に卒業ができなくなるというマイナス点があります。

c-67856246

20代女性／同志社大学文学部英文学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2022年12月

満足：のびのび過ごせる

キリスト教精神に則り「地の塩、世の光」になるようにどんな人にも寄り添えるような教育方針であり、高校を卒業した後も一生の友人を作れたところです。そして、高校の最大の特徴としては大学受験をせずに内部推薦で同志社大学にいけるという特徴があります。そのため、一般的な高校生と違い、大学受験のためではなく自分のために気になることをしっかり勉強することができます。そのため、大学進学時に自分のしたいことがはっきりしている生徒が多く、大学生活も目標意識を持って過ごすことができます。

不満：留学制度

自由な校風のもとでのびのびと自分の好きなことをできる機会が用意されていますが、留学制度に関してはまだ改善の余地があると思いました。留学に興味がある生徒が多く、実際に私も一ヶ月間の英語圏留学をしましたが、夏休みを利用しての留学でした。一学期間行くとなると実質留年になってしまい、3年間での卒業は難しいです。そのため、意欲はあっても実際に行動に起こせた生徒は少ないと感じました。また、高校から2週間程度の短期留学の案内はあるものの、実質他のエージェントの方が半分近く安く、友人同士で旅行感覚になってしまうこともあり、あまりその制度を利用している方はいませんでした。

c-64373513

10代女性／同志社大学法学部政治学科 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年10月

満足：自由な校風

制服がなく、生徒の自主性を尊重する自由な校風です。教師と生徒の距離が近く、授業での分からない点の質問もしやすいです。部活動にも積極的に力を入れております。実績を残している部も多いです。女子校ですが生徒同士でのトラブルは少ないです。私の周囲ではいじめなどはありませんでした。キリスト教主義の学校で、毎日は礼拝から始まります。様々な講師を迎えての礼拝は、自身の人生観に大きく影響を与えてくださいました。

不満：自由すぎる弊害もある

自主性を尊重しているあまり、生徒自らが行動しないと先生からの協力を得ることが難しい点です。例えば、テストで明らかに低すぎる点数を取っても追試や補習などはなく、放置されてしまう時があります。そのような場合は自ら質問に行かないと教えて頂けません。主体的な行動が難しい生徒には授業についていくのが厳しい時もあります。また、女子校なので校則違反である化粧に関しては男の先生から注意されることは少ないです。半分程の生徒は校則を破って化粧をしていました。

c-54433069

20代女性／同志社大学経済学部卒

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年10月

満足：自由な校風

生徒の自主性に任せて学祭や体育祭を行っています。企画から準備まで先生は基本的に関与せず、自分たちの力で行なっているため、団結力はもちろん自主性が育ちます。女子校で男子の目がないため強い女性像を持った人が多く、卒業後も自立した女性に成長して社会で活躍できる人材に育っている印象です。自由を大切にしている学校のため、手を挙げて意見を言いやすく、授業も得意分野を伸ばしやすいカリキュラムであります。

不満：お金持ちのお嬢様が多い

私立の女子校ということで、お金持ちのお嬢様が多い印象です。金銭感覚の違い等でいじめられることはありませんが、多少なりともギャップを感じることがあります。私服のため、お金持ちのお嬢様はブランド物を持っていたりと高校生に相応しくないものを持っていたり、卒業式も女子校のため華やかではありますが、衣装代等は普通の高校よりかかります。そのため、家計が苦しい家庭だと少し気後れしてしまう可能性があります。

c-46416521

10代女性／同志社大学文化情報学部 2年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年10月

満足：女子高

女子校ということもあり、普通の学校とは全く違った経験がたくさんできました。その中でも何より”楽しさ”に満足しています。皆さんは女子校にどのようなイメージを持たれているかわかりませんが、とにかく優しく、明るく、みんな仲が良く、とても居心地の良い楽しい空間でした。行事では皆が必死に取り組んで優勝を狙ったりしていました。あのときの楽しさは、もう決して大人になってからでは体験できない大切な時間でした。

不満：勉強がおざなりになる人がいる

いわゆるエスカレーター式といわれる高校なので、勉強がおざなりになる場合が多いです。現在大学に通っていますが、受験で入ってきた人との学力差はかなり感じています。特に、英単語力や読解力、数学、理科系の科目の知識が劣っていると感じます。先生方はとても丁寧に教えてくださるのですが、やはり気持ちとしてやる気が入りづらい環境ではあります。やらなくてもいいやと言える環境の中で主体的に勉強することは非常に困難だと言えるでしょう。

c-46247119

20代女性／同志社大学理工学部機械システム工学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年1月

満足：キリスト教を主にした教育を受けられる

無理にキリスト教を押し付けているのではなく、学校生活の中で触れていくので、キリスト教の行事や考え方への理解が深まります。当時はめんどくさいなと思ったこともありましたが、大学生になって海外からの留学生と話すときに役に立ちました。特に、クリスマスなどの行事や、海外旅行に行ったとき、歴史的な建物や教会などを観光する際に、キリスト教の知識があると役立ちます。また、社会問題や差別の問題（ハンセン病や部落差別)等を学習するので、他の学校に比べてボランティア活動なども経験できます。

不満：教育が甘すぎる

「どんなに落ちこぼれでもその生徒を大切にする」という創立者の言葉がありますが、少し甘すぎると思っています。問題児、人に迷惑をかけるような生徒や時間割に過度な落書きをするような生徒に対して、厳しく指導するということがなかったように思います。もちろんいい面もあるのですが、なかなかいい方向に進んでいませんでした。しかし、その分子供が何か問題を抱えていたりすると、親身になってくださる先生方が大変多いです。

c-38881348