宮津高校の口コミ・評判

20代女性／京都造形芸術大学 芸術学部 文芸表現学科 4年生

評価：★★★☆☆(ふつう)

満足：生徒の頑張る姿勢を応援してくれる

私の通っていた高校は生徒の頑張りを評価してくれる学校でした。部活動は学内の活動だけでなく、学外の地域の方と協力して行う活動もあり、学外だからといって制限をかけることなく、のびのびとさせてもらいました。私の所属していた部活動は成績がいいわけではなかったですが、それでもしっかりと部費も提供してもらえて活動を意欲的にすることが出来ていました。部活動の活躍度に関わらずしっかり支援する体制を取ってくださっていたのがとても印象的でした。

不満：落ちこぼれ生徒はケアしてもらえない

地域の中では進学校と言われている学校ですが、特進クラスや成績の良いクラス中心に全てが回っていて、勉強が少し苦手な生徒は置いてけぼりになることが多かったです。私はあまり勉強が得意ではなかったので特進クラスには入れず、1番勉強のできないクラスにいました。そのクラスでは進学する人、就職する人、様々な進路の人がいました。ですが学校は私たちのような進学しない人やセンターを受ける予定のない人が多いクラスにも有料の模試を強制的に受けるように強く指示しており、とても窮屈な思いをしました。

20代女性／大阪芸術大学 芸術学部 美術学科

評価：★★★★☆(満足)

満足①：制服が良い

宮津高校は、セーラー服と学ランを採用しています。カラーリングは夏の白地に紺スカーフ、冬の黒地に白スカーフの二種類です。学ランは黒に金のボタンです。このような王道スタイルは京都府内でも珍しくなりました。憧れを持つ人も多いのではないでしょうか。ブレザーもいいですが、やはりセーラー服と学ランは永遠の憧れです。私自身、この制服を着るために宮津高校に入学しました。毎日憧れの制服を着て登校できるのが嬉しかったのを覚えています。

満足②：みんな勉強熱心

現在の状況は分かりかねますが、私が在籍していた頃は、勉強したい生徒にとっては天国のような場所だったように思います。学習意欲のある生徒がとても多く、決して茶化すような雰囲気はありませんでした。毎朝早くに登校して自習室で勉強するのは当たり前でした。放課後や休日も自習室は勉強をする生徒でいっぱいでした。先生方も誰一人として面倒がらず、真摯に生徒の学習をサポートしてくださいました。下校時刻ギリギリまで先生と廊下の自習スペースで学習に励んでいる様子はよく目にしていました。

不満①：交通の便がよくない

田舎の学校だからということもあり、登下校のための列車やバスはとても少ないです。また、学校から駅までは徒歩で15分ほどかかります。走っても10分はかかってしまいます。勉強や部活に熱中するあまり、駅まで走って行っても列車に間に合わないということがたびたびありました。バス停は学校の前に設置されていますが、1時間に一本程度しかありません。行き先によっては2時間に一本です。冬場はバスを逃してしまうと厳しい寒さに泣きを見ることになってしまいます。

不満②：校則が厳しい

宮津高校は高い進学率を誇る学校です。校則はとても厳しく、朝礼や生徒集会は15分前に集合、開始5分前には整列し口を噤んでいなければなりません。できなかった場合は先生からの檄が飛びます。身だしなみに関して言えば、男子は襟足がシャツの襟にかかっていないこと、前髪は眉より上、剃り込みは禁止、眉毛を細く整えるのもいけません。女子はセーラー服の中に着込むことはできません。首元の寒さが辛いです。スカートは膝丈です。メイクは禁止されています。男女ともにヘアカラーやピアスは生徒指導の対象となり、厳重注意ののち修正を強制されます。

満足度：満足

結論として、私は宮津高校へ通って良かったと思っています。少々個性の強い学校ではありますが、ここでしか経験できないことは沢山ありました。厳しい校則は社会に出てから非常に役立ちます。先生方や友人のおかげで志望校に合格することもできました。寒さの中列車を待つのも今となってはいい思い出です。とてもいい学校でした。