大田原高校の口コミ・評判
最終更新日：2023/07/22
大田原高校の卒業生から聞いた、大田原高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「雰囲気がいい」「熱が入り過ぎ」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、大田原高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。
OB・OGによる大田原高校の口コミ・評判一覧
20代男性／早稲田大学 人間科学部 人間情報科学科 4年生
評価：★★★★☆(満足)
満足：文武両道を極められる
当校は全国でも数少ない公立の男子校ということもあり、勉強と部活動に全力投球することが可能です。また、男子校ならではの精神面や体力面が試されるイベントが年に数回あり、同じ学び舎の仲間と共に励まし合い、切磋琢磨し合いながら熱い青春を送ることができます。最近では、SSH（スーパーサイエンスハイスクール）という科学技術系人材を育成する活動にも尽力しており、理数系が得意な方や将来そのような職に就きたいと考える方には魅力的な環境が整っていると感じます。
不満：華やかな学生生活は期待できない
男子校ということで学校生活で女性と関わる機会がほとんどないので、共学のような華のある高校生活は送れない可能性が高いです。そのような環境を吉と捉え、将来のために勉強や部活、趣味など他のことに力を注ぐことも良いとは思いますが、人生に一度の高校3年間の貴重な時期に華やかな青春を謳歌できなかったと、私自身は少し後悔しています。男臭い環境に3年間身を置いていたせいか、大学入学当初は女性と関わることに少し苦手意識を感じていました。
10代男性／宇都宮大学 工学部 基盤工学科 1年生
評価：★★★★★(大満足)
満足：男子校
男子校ということもあって、生徒全員がのびのびと毎日生活していました。男子校ならではの行事も数多くあり、どの行事も非常に盛り上がります。中でも『85km強歩』は24時間寝ることなく歩き続けて85km完歩を目指すという行事です。5月に開催されるので友達との仲も深まり、意外な一面が見えたりもします。もちろん辛くもありますがとても楽しい行事だと感じます。完歩した達成感は何物にも代えがたいです。
不満：歴史を意識しすぎている
不満に感じるところはないのですが、強いてあげるとすれば何かにつけて「歴史深いこの高校」「歴史に傷をつけないように」と言い、歴史を意識しすぎているところです。歴史を重んじることは大切なことだと感じますが、新しいことにも挑戦して取り入れる意識も持ってほしいと感じていたことも本音です。大田原高校が出身である先生も多いので頭が固いと感じる節があり、もっと柔軟に行こうよと心の中で何度か思ったことがあります。
10代男性／宇都宮大学 地域デザイン科学部 コミュニティデザイン学科 1年生
評価：★★★★★(大満足)
満足：学習環境が整っている
大田原高校は県内で『県北の雄』と呼ばれ、学業、部活動ともに大きな成績を残しています。特に学業では旧帝大や早慶上智などの難関大への進学実績を毎年残しており、物理オリンピックや生物オリンピックでの表彰、数年前には全国でも認められた高校のみが選ばれるSSH（スーパーサイエンスハイスクール）にも認定され、更なる研究費が国からおりました。教師陣も東大卒の学校長をはじめとして優秀な方が多く、生徒も県内から優秀な人材が集まってくるのでこれ以上にない学習環境となってます。
不満：異性とのコミュニケーション能力
大田原高校は全国でも数少なくなりつつある男子校です。異性とコミュニケーションをとる機会が減少し、通常の男子高校生と比べて少し自発性が劣ってしまう場合があります。また、難関大を目指す生徒が多く集まっているので、日常生活における会話が勉強関係のものに寄ってしまう傾向があります。もちろんそういった傾向になりやすい環境にあるというだけで全員がそうというわけではありませんし、逆に同じ思考同士で会話が弾む場合もあります。
20代男性／東京海洋大学 海洋工学部 海洋電子機械工学科 3年生
評価：★★★★☆(満足)
満足：進路指導が充実している
どの大学に進学するか迷っている際に、複数の先生方に相談をしました。また、安易な考えで志望校を変えることや、勉強しない教科を作るなど自身の将来性を狭める行為に対して指導をしてくださいました。さらに、学業のみならず、部活や委員会などの組織の幹部になることの意味や責任性など、社会に出て必要となる知識について教えていただきました。男子校であるが故の弊害など、良い面だけでなく悪い面もあることを教わり、物事の本質を見抜くことの重要性を学びました。これらの理由により満足しています。
不満：最寄りの駅から遠い
雨や強風、大雪であっても休校はほとんどなく、電車が運休になっていても登校を強いられた経験があります。最寄りの駅から２キロほどあり、荒天時の登校は苦痛です。また、バスは混んでおり乗ることはできず、本数も少ないため、登校時間に間に合うためには荒天の中自転車をこぐほかありません。さらに、付近の他校の生徒の治安が悪く、絡まれる生徒や因縁をつけられる生徒もいます。このように、立地条件の悪さに不満を感じています。
10代男性／国際医療福祉大学 視機能療法学科 1年生
評価：★★★★★(大満足)
満足：雰囲気がいい
男子しかいないため、若い女性特有の嫌な空気がありません。いじめなどもほぼ全くありませんでした。中学校までは基本的に誰かをのけ者にしたりといった雰囲気がありましたが、大田原高校はありません。なので授業中や集会でも先生が程よくふざけて生徒たちが程よく笑う、といった事ができます。あまり皆が常識をわきまえていないと、馬鹿みたいに騒いでしまって収集が付かなくなって校則が厳しくなったり、学校の雰囲気が楽しくなくなったりしますが、そのようなことがありません。また先生や生徒たちの全体的に勉強の意識が高く、今まで受験は団体戦だ！みたいなのは意味不明でしたが、この高校を卒業して少しそれが分かりました。
不満：行事への熱が入り過ぎ
自分は大田原高校に対してほとんど不満は感じていませんが、学校行事が少し過激な所があると思います。例えば5月に85キロ競歩という行事があります。夜も寝ないで歩き続けるというものです。普通の共学ならあり得ません。ただ学校もOBも保護者もかなりやる気満々なので、その流れについていけないと居ずらいかもしれません。また文化祭では皆が中庭に集まってホースやバケツで水をかぶり、そのまま学校中を走り回ります。これも階段などで転んだら将棋倒しになって危険だと思いますが、皆やる気満々です。部活もかなり熱心だと思います。事故になってしまった山岳部も、事故の前からかなり過激な登山の仕方をしていたようです。が、いやいやというわけでなく皆のやる気があり過ぎで過激になってしまったという感じの様です。
20代男性／神奈川大学 工学部 建築学科 4年生
評価：★★★★★(大満足)
満足：勉強をする環境が整っている
勉強をする環境が整っているというのは、先生はもちろんのこと、生徒のやる気があるということです。受験勉強の最後は孤独の戦いでありながらも、初めは友達とのチーム戦であるとも言えます。これは、相乗効果が見込めるということです。あの人に負けたくないという気持ちや、あの人があんなに頑張っているのだから自分もやらなくては、という気持ちにさせてくれます。また大学に進む人がほとんどなので、情報の共有などもとても助かります。例えば、ネットの書いてある英単語帳を使ってみて感想を聞くことや、どうやって単語を覚えているのかなどを聞くことが可能です。
不満：最寄駅から遠い
西那須野駅から高校までは自転車で約２０分かかるところが不満です。しかしバスで通おうとすると、朝の通勤のバスは人が多く窮屈であり、栃木県のバスの運賃料金は高いので、あまり乗りたくありません。またバスは帰りの時間が決まっているので、乗り遅れると帰りが遅くなってしまうのもデメリットです。なので大田原高等学校の人は大体、西那須野駅にある自転車置き場から自転車で２０分かけて通っています。自転車通いの悪い点は、雨の日、雪の日がとても大変なことです。カッパを着て漕がなくてはならないので大変です。また、学校までの道の道が細く車との距離が近いのでとても危険なところも不満な点です。
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名無しさん
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コメントお待ちしてます。
大田原高校の基本情報
- 名称：大田原高等学校
- 住所：栃木県大田原市紫塚3-2651
- アクセス：宇都宮線西那須野
- 関連URL：http://www.tochigi-edu.ed.jp/otawara/nc2/
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コメント一覧
意志が弱い人にはおすすめできません。何故ならここ大田原高等学校には伝統行事である、85キロ強歩という行事があるからです。簡単に説明すると、休憩を挟みながら徹夜で85キロの距離を歩き続けるというものです。身体が丈夫な人、意志が強い人にとっては良い思い出になりますが、体力がない人や意志が弱い人にはただの苦行な行事にしかならないのです。
ただ、みんなで1つのことをやり遂げたい、すごいことをしてみたいという人にはオススメしたいです。