嵯峨野高校の口コミ・評判

最終更新日:2022/09/15


嵯峨野高校の卒業生から聞いた、嵯峨野高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「グローバルな教育を行っている」「小論文の授業がない」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、嵯峨野高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

嵯峨野高校
嵯峨野高校
※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる嵯峨野高校の口コミ・評判一覧

20代男性/京都産業大学 経済学部 経済学科 2年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:真剣な生徒指導

文武両道を目標としている学校なので、自己管理はなかなか大変です。自己管理の努力をしていることを前提として、先生方は生活習慣、学習方法等のアドバイスをしてくださいます。厳しいことを言われることも多いですが、それを実践すればコンディションの維持、学力の増加、運動能力の向上に繋がります。自分の仕事で大変な中、生徒のためにアドバイスしてくださるので生徒と先生間の信頼関係が築かれ、お互いに成長することができます。

不満:清潔さ

公立高校なので私立高校のような豪華さが見られないのは当然だと思います。しかし、清潔感は保たれているべきだと思います。校舎については、外観は綺麗なのですが中は清潔感を感じられません。教室や廊下に多く落ちている埃が非常に気になります。ゴミも時々落ちているのを見かけます。また、トイレは薄暗くて埃も多く、壁も汚れているのでできる限り使いたくないものでした。学校見学に来る人もトイレは評価されないと思います。

10代女性/福井県立大学 海洋生物資源学部 海洋生物資源学科 2年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:修学旅行

修学旅行はシンガポールでした。海外に修学旅行に行く高校は少なかったので自慢することができました。特殊学科は海外に行っても普通科は国内という高校もありますが、この高校はどの学科も平等に海外に行くことができました。普通科の人たちと気まずくなることなく、思い出を語り合うことができました。現地では班ごとに自由行動やリゾートにも行くことができたのでとても楽しかったです。現地の高校生徒も交流できたので視野を広げることができました。

不満:文化祭が楽しくない

文化祭には屋台や出店などがなく、クラスで劇をするだけでした。文化祭で見れるものは演劇部の劇、それぞれのクラスの劇、軽音楽部のライブだけでした。私は軽音楽部だったので出番があり、文化祭に向けて全力で練習することができました。しかし、他の部活の人やクラスの劇でも役割がなかった人はとても退屈だったと思います。他の高校の友達から出店をしたなどと聞くととても羨ましかったです。教室を改造してお化け屋敷を作るなど、ドラマに出てくる文化祭にとても憧れていました。

10代男性/同志社大学 経済学部 経済学科 1年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:優秀な生徒が多い

京都府内で公立高校御三家と呼ばれる高校の一つで、学習面において優秀な生徒が多く集まっていました。そのため、それほど学習の意欲がない生徒でも周りの空気に流されて自然と勉強に意識が向くと思います。受験生になると大手予備校に通い出す生徒も増え、友達と一緒に毎日自習室に行っていた人がたくさんいました。また、先生方のほとんどが難関大学を卒業されているので、レベルの高い大学を目指している生徒にも問題なく指導できていました。三年生になると放課後に補習が始まり、目指す大学のレベル別に講座が開かれ、生徒は任意で参加するかどうか決めることができました。

不満:イベント

年間の大きなイベントとしては文化祭がありますが、大したものではありません。文化祭と聞いて想像するような出店などは一切なく、クラス単位で体育館で演劇を行い、それを全校生徒が観るだけのイベントでした。また、他校の生徒を招待することは許されておらず、盛り上がりにも欠けていました。演劇に関しても大道具に使ってよいものや台本の内容にルールがあり、生徒の満足いくようなものに仕上げるのは難しいと思います。文化祭に限らず、先生の決めたルールが厳しいものが多いため、生徒の意見を尊重するという意識が足りないように感じました。

20代男性/大阪薬科大学 薬学部 薬学科 3年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:文武両道

勉強を第一に考え、志望校に対して先生方が親身になって教えてくださったところです。わからないところがあったら先生方に質問すれば理解するまで指導していただき、わからないところをその日のうちに解決することができたのが良かったと思います。それに加えて部活動にも一生懸命取り組むことができ、文化祭などのイベントも充実させることができたので、高校生らしく青春のような楽しい高校生活が送れたことがとても満足してます。

不満:課題が多い

自分の勉強をしようとしても課題が多く、勉強が思うように進まなかったことが少し不満でした。授業のスピードもとても早いため、授業のみで理解することが少なく、放課後に先生に聞きに行く日々でした。今となればそれがいい演習になったかもしれませんが、課題や小テストに追われて正直毎日大変でした。小テストの数も多く、英単語テストや漢字、古文単語、数学などほぼ毎日あったため、勉強に追われることが比較的多かったと思います。

10代男性/京都府立大学 生命環境学部 生命分子化学科 2年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:勉強に集中できる環境

入学する生徒が真面目な人が多いです。授業終わりに質問しに行ったり、周りの人と授業内容について話したりすることも多かったです。このような環境があるため、勉強をしやすい環境ではあると思います。また、しっかりとした先生が比較的多いという印象を受けます。大学受験を見据えて自分で問題プリントを作成したり、受験対策講座や質問対応を授業外、放課後もしっかりと行ってもらったりといったことが挙げられます。このような環境のおかげで勉強に対する意識が高まったのではないかと思います。

不満:イベントが少ない

イベントが少なく、内容的に盛り上がりに欠けます。文化祭を例にすると他校の生徒を呼ぶことが禁止されていたり、屋台のようなものを設置することを禁止されているといったことが挙げられます。体育祭では応援団を設置することが禁じられていること、種目の練習時間がかなり少ないことから、正直地元の中学校の方が盛り上がりの面では優れていると思います。球技大会は3年で一度しかなく、内容自体はかなり楽しかったのですが、頻度が少なすぎるためもっと増やしてもいいのではないかと思います。

20代女性/同志社大学 政策学部 政策学科 2年生

評価:★★★☆☆(ふつう)

満足:勉強できる環境が整っている

自習室の作りがしっかりとしていて集中できる環境でした。先生方は大学受験に関して詳しく、受験期には相談に乗っていただけました。生徒は勉強意識が高いため、自分ももっと勉強しないといけないという気持ちにさせてくれました。大学入試の過去問も公立高校にしてはたくさん揃っていると思います。普段から課題がたくさん出て毎日追われていましたが、そのおかげで毎日勉強する習慣がつきました。

不満:行事に力を入れていない

高校の体育祭といえばクラスTシャツを作成するイメージがありますが、この高校は体操服でないといけませんでした。基本的に行事に対して学校側のやる気がなく、とにかく勉強という雰囲気でした。文化祭は生徒とその親以外が参加することは許されず、盛り上がりに欠けていました。3年間、毎年クラスごとに劇を披露するというのも代わり映えがなく、面白みに欠けていると思いました。生徒は真面目な人が多いので私はあまり馴染めず、友達は少なかったです。

10代男性/大阪大学 工学部 応用理工学科 1年生

評価:★★★★★(大満足)

満足:周りの友達のレベルが高い

地域ではトップクラスの進学校でした。高校1年の時から大学受験についての話が多く、授業もそれを意識したものでした。授業のペースも早かったですが、分からないときに質問に行くと先生は分かるまで一生懸命質問に答えてくださいました。また、周りの人も優秀な人ばかりで、自習室は混みあっていて刺激を受けました。周りが勉強をしているから自分もやらないといけないと思い、厳しい大学受験も乗り越えることができたと思います。指定校推薦なども無く、クラスメイトは全員が一般入試を受ける人間だったため、最後の最後まで燃え尽きることなく刺激しあって切磋琢磨することができ、今私が大学生になれたのもこの高校のお陰だと思います。

不満:災害時の対応が遅い

私の母校は電車通学が多いのですが、在学中はその電車が止まるくらいの台風や地震が何度もあったのに、休校かどうかの判断を下すのが遅いです。近隣の高校は休校を決定したにも関わらず、母校は対応を決めるのが遅いために、生徒たちは朝礼のために乗ったものの動かなくなってしまった電車を降り、災害の中で高校に向かうことを余儀なくされた上、1時間ほど経ってようやく休校という連絡が入ることもありました。また、休校せずに1コマ目の授業時間を減らして授業再開にしたこともありました。

20代女性/奈良女子大学 生活環境学部 心身健康学科 3年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:部活動をしっかりできる

勉強と部活動の両立を、学校側が支援してくれた点に満足しています。実際に両立している人が多かったです。授業スピードが速く、宿題も多いので、勉強についていくのでやっとという人も一定数いました。ですが、活動が週1回の部活動もあるので、両立は十分可能でした。また、夏期休暇中の講習と大会が重なっても、進学校で稀に聞くような学業を無理に優先させるというようなことはなく、公休扱いで大会に出場させてもらえましたし、そのことで嫌味を言われるようなこともありませんでした。

不満:英語の授業で求められるレベルが高い

1年生の春から英語の授業で1人5分のスピーチが課せられたり、秋には海外の高校生とグループディスカッションをしたりと、実践的かつハードなカリキュラムでした。文法の授業もありますが、入学時点である程度以上の英単語力・英文法力を求められます。英語でのコミュニケーションを初めから求められますし、暗記すれば何とかなる授業でもないので、対策が難しくハードです。2年生、3年生になっても授業のレベルは高く、定期テストのレベルも非常に高いです。範囲が多いので、コツをつかまなければ定期テストは厳しいと思います。

10代女性/東京農工大学 農学部 生物生産学科 1年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:自ら研究を行う授業がある

ラボ活動という、自ら課題を設定しそれを研究するという授業があります。その授業では実験に用いたい器具などが学校に無い場合は新たに発注してもらえるので、設備のことをあまり気にすることなく研究が行えます。また、研究発表の場もいくつかあり、学外の先生からもアドバイスをもらえることがあります。最後には、研究についての論文を書くことになっているので、将来に役立つと思います。もちろん、先生方がサポートしてくださるので難しく考えなくても大丈夫です。

不満:校内の携帯の使用が認められていない

非常時の連絡や送り迎えなど、保護者との連絡のため携帯を校内に持ち込むことは許されているのですが、使用は認められておらず、電源も必ず切らないといけません。他の府立高校では使用可のところも多いようです。文化祭などのイベント事のときにはみんなスマートフォンで写真を撮りたいので、授業外では使用を許可してほしいと思っていました。使用しているのが見つかって指導を受けていた人もいました。勉強に集中するため、というのも分かりますが、どうしても他校が羨ましく思えます。

20代女性/早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科 1年生

評価:★★★★★(大満足)

満足:文化祭のクラス劇で一つになれる

嵯峨野高校では毎年文化祭で上演するクラス劇に向けての準備を、各クラスが一丸となって行います。1年生は20分、2年生は40分、3年生は15分と、短い時間かつ勉強や部活動とのバランスを取りながら、クラスメイトそれぞれが自分にできる範囲で精いっぱい取り組みます。特に3年次の劇は、皆が受験のプレッシャーにさらされている中、束の間の息抜きとして文化祭準備に参加するので、クラスの絆がとても深まりますし、一生の思い出になります。

不満:国公立大学現役合格重視

基本的にほとんどの生徒が進学を目指す高校なのですが、とにかく高校の実績として国公立大学を、しかも現役で合格させることに力を注いでいます。模試の成績などが悪いと、志望校のランクを下げてでも、安全圏で現役合格を狙うようにと指導されます。実際に私の友人の多くが、センター試験後に「自分は志望大学の偏差値に届かないだろう」と判断して、安全圏の大学に志望校のランクを下げていました。結果的に本人が満足がいく決断をできるならよいのですが、高校の実績のために生徒達が望まない決断をするようなことは、あってはならないと思います。

20代女性/神戸大学 経営学部 3年生

評価:★★★★★(大満足)

満足:グローバルな教育を行っている

京都の公立高校では2番目に賢かったこともあり、ただ受験勉強のための授業を行うのではなく、大学生から社会人までに本当に必要なスキルを伸ばすカリキュラムがありました。具体的には、3年生になると理系にはスーパーサイエンスラボ、文系にはアカデミックラボと呼ばれる、生徒自身の興味関心に沿って選択できる授業が隔週で2時間ずつ開かれます。フィールドワークやディベートといった研究を目的とした授業でした。また、1年生では公立高校であるにもかかわらず、シンガポールに研修旅行として行くことができ、グローバル人材の育成に力を入れていることを身をもって実感しました。

不満:小論文の授業がない

私は後期で神戸市外国語大学に合格し、その後3年次編入によって神戸大学に編入したので、どちらの入試においても小論文が必須科目でした。しかし、高校の授業では普段の国語の授業中に小論文やレポートといった、書く力を養う練習を行うことができない仕組みだったと思います。受験の直前に小論文の講座を先生が行ってくださいましたが、とりあえず書いてみて添削という形で進みました。私は昔から本を読むのが好きで国語力はありましたが、それでも初めは理論的に文章を書くことができませんでした。ましてや、他の生徒はそのような練習を一度もしていないのに、入試で小論文を使う勇気はないと思います。


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名無しさん
嵯峨野高校に実際に通っている方、通っていた方へ。

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