名古屋市立向陽高校の口コミ・評判

最終更新日：2022/02/14

口コミ・評判
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向陽高校の卒業生から聞いた、向陽高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「行事が充実している」「制服が可愛くない」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、向陽高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる名古屋市立向陽高校の口コミ・評判一覧

20代女性／南山大学人文学部日本文化学科 2年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年8月

満足：穏やかな校風

校則が厳しすぎず緩すぎず、適切だったと思います。たまに化粧をしている生徒が注意されるくらいです。生徒も先生も穏やかな人が多く、校内でいじめや事件などは聞いた事がありません。部活に打ち込む人が多く、特に合唱部が強かったです。文武両道の人がたくさんいて尊敬できる友達ばかりでした。あまりに穏やかで緩い雰囲気の学校なので、とある先生からは「向陽温泉」と揶揄されるほどでした。温かい雰囲気があって素敵な高校だと思います。

不満：制服

制服はカッターシャツに暗い紺色のジャケットとスカートでした。数十年前のOLのような地味な印象です。カッターシャツも開襟で、それがまた古くささを増していたように思います。可愛い制服が着たいなら違う高校に進学することをおすすめします。冬はカーディガンとパーカーが着用OKだったので、少しダサさが緩和されていました。それでも落ち着いた色合いのものしか許可されていなかったので、お世辞にも可愛いと言えない制服でした。

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10代男性／名古屋大学情報学部人間・社会情報学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年7月

満足：自由な校風

校則に縛られるというストレスがほぼなく、生徒の身だしなみに対してそこまで厳しくありません。それなりに偏差値の高い高校だったのですが、進学校にありがちな山のような課題もありませんでした。学校の勉強に時間を取られず自分のペースで勉強ができ、そのことが現在の大学への進学に繋がった実感があります。このように述べると勉強に力を入れていない学校だと思われるかもしれませんが決してそんなことはなく、希望者だけに受験の特別講義を開講したりとしっかりサポートはしていただきました。

不満：文化祭

概ね満足しているのですが、強いていうなら文化祭が地味なことです。まずクラスの出し物で飲食物を扱うことが禁じられていたため、メイド喫茶のような面白い売店企画は一切できません。屋外ステージがないことも不満の一つです。自分は軽音楽部に所属していたのですが、他校の文化祭で軽音部が屋外ステージで演奏しているのをみると羨ましいと感じました。ただ、そこまで敷地面積が広くない高校だったため、この点は仕方がなくもあります。

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10代女性／愛知大学法学部法学科 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年5月

満足：教育環境が整っている

名古屋市の学校ではトップクラスの学校であるため、休み時間などに勉強していても冷やかされたりしない「勉強したい人」にとても優しい学校でした。大半の先生方も熱意と実力を備えていて、ペースは早いですがわかりやすい授業を行ってました。地元旧帝大である名古屋大学には学年の60～100人、それ以上が排出されていて、国公立大学に半数くらいが現役で進みます。今年は東大・京大の合格者もでました。また、学校の周りは住宅街であるため、閑静な環境で集中して勉強できます。部活動にも公立校にしては力が入っていて、毎年どこかしらの部活に全国大会に出る選手がいます。ノーベル賞受賞者の益川教授の出身校でもあるうえに、国のスーパーサイエンスハイスクール認定されていて理系科目支援が潤沢です。名古屋近辺の成績も内申点もいい子たちが集まるので「これから先、向陽より心地いい人間関係は築けません」と言う先生もいます。（心から同意です）

不満：古い

他の公立高校と比べると全体的に綺麗な校舎ですが、北棟と呼ばれる建物は古くて和式トイレが多いです。とはいっても改修工事は始まるらしいので正直不満はありません。「向陽温泉」と形容されることが多く、適度に真面目でのんびりとした空気が漂い、財布を教室の机の上に放り出して下校しても翌朝まで無事だったりするので、貴重品の管理が甘くなるのが難点かもしれません。いわゆる陰キャ・陽キャの隔たりも他校に比べれば全然なくて、向陽で派手な子が瑞陵や千種の中間層くらいに当たるので、高校生活はハジけたいというような願望がある子には物足りないかもしれません。自治の精神を重んじている（というか生徒たちで基本的に何でも出来る）ので、校則といった校則がない分、教科担任の先生の基準で叱られたりすることは不満でした。

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10代女性／愛知教育大学教育学部 1年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年5月

満足：自由な校風

公立高校ですが、行事にはとても力を入れています。体育祭、文化祭、博覧会、どれも楽しいものばかりです。博覧会には親や友達も呼ぶことができるのがいい点です。また、ノーベル賞受賞者の益川敏英先生の母校なので、先生が実際に学校にいらっしゃって講演会を行ってくれたことがありました。とても勉強になりました。その他にも、年に何回か講演会を行います。様々な、勉強になるお話をたくさん聞くことができます。そして、スーパーサイエンスハイスクールに指定されている高校なので、他の学校では学ぶことができないことがたくさん学べます。

不満：自由すぎる

自分で自分の勉強を管理できないと、かなり厳しい点です。普通の高校だと何としてでも進級させてくれると思いますが、向陽高校は単位を落としたらすぐに進級できなくなってしまいます。どの教科も最低限の成績を取らないといけません。実際に進級できていない子もいました。テストでいい点を取らなければいい成績は取れません。なぜなら宿題がないので平常点を稼ぐことが難しいからです。普段から勉強をしておかないと大変なことになります。

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10代男性／名古屋大学法学部法律政治学科 1年生

評価：★★★★☆(満足)

公開日：2019年10月

満足：自由度が高い

私が満足している点は自由度の高さです。大学進学後、他の高校の様子を知る機会が非常に多いのですが、他の高校では夏休みや冬休みに出校日が何日もあったり、課題や宿題の量が大変多いために受験勉強や自分のやりたいことに集中できない、ということがあるそうですが、向陽高校は課題の量が少なく、出校日も1～2日で、長期休み中の講座も出席が自由なので、自分のやりたいことに専念できる環境が整っていました。球技大会なども生徒主体でやりたい競技を決められる機会があるのも良いです。

不満：授業、カリキュラムの質が低い

私が一番不満に感じているのは、授業やカリキュラムの質が低いことです。文理を三年生で決めるのですが、そのせいで化学や物理、数Ⅲなどの理系科目が終わるのが11月頃になる場合もあり、とても学校の授業の進度に合わせて勉強していては受験に間に合いません。他にも三年生で文理を分ける高校はありますが、そのような進学校の生徒ほどの学力はないし（あくまで平均化したときの話ですが）、それらの進学校よりも現役合格を希望する傾向にあるのでこの点は大きな不満です。

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20代女性／名古屋大学教育学部人間発達科学科 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年7月

満足：行事が充実している

この高校では、５月に体育祭、９月に文化祭があります。球技大会が夏と春の２回あり、サマーフェアとスプリングフェアという名前で楽しまれています。球技大会が２回あるのは珍しいのではないかと思います。さらに、文化祭の翌日・翌々日には「博覧会」という行事があり、クラスごとに映像作品や縁日、劇などの出し物をします。３年生はすべてのクラスが劇を行い、そのクオリティの高さは毎年反響を呼びます。年間を通して数多くの行事に取り組む中で、たくさんの青春を味わうことができます。

不満：制服が可愛くない

この高校の女子の制服は、白のブラウスに紺のブレザーと紺の無地のスカートです。スカートは箱ヒダという形で、ダサいという声が上がっています。リボンやネクタイなどが何もなく実にシンプルで、このまま就職活動ができてしまうのではないかという声もあるほどです。学校指定のカーディガンはグレーまたは黒とこれまた地味で、お世辞にも可愛いとは言えません。チェックのスカートやリボンなどの可愛らしい制服を着てみたかったなぁと思います。

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