千里敬愛幼稚園の評判・口コミ

5歳男の子／30代後半(女性)

評価：★★★★★(大満足)

満足：いつでも参観、子どもの成長を実感

普通の幼稚園なら行事の日だけであることがほとんどだと思いますが、千里敬愛幼稚園では行事の練習中の段階から子どもたちの様子を見ることができます。もちろん練習段階の参観は全て出席しなくてはならないわけではありませんが、週に1回以上参観の日程が組まれている場合もあります。何度も子どもたちの様子を見ているうちにどんどん上達していったり、できるようになることが楽しいと感じたりしている様子が見てとれて、親としても子どもの成長を間近で見れる貴重な機会だと思います。

不満：夏休み中の預かり保育がない

普段の保育時間外の預かり保育はあるものの、夏休み中は完全に保育対象外なので、お仕事をされている方は夏休み中の子どもの預け先に苦心しているようです。聞いた話によると、夏休み中だけは別の保育園に預かり保育を申請したりして工夫されている方もいらっしゃるようです。ただ、転勤族の家庭の中途入園を積極的に受け入れていたり、制服や指定の園バックはあるものの、以前通っていた園のものをそのまま使用してよいなど、夏休みの保育問題を補ってあまりあるメリットもあると言えます。

6歳男の子／30代後半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足：親子ともに楽しめる

運動会や発表会前は毎日のように自由に参観できるようになっています。隠している事はないのでいつでもどうぞ見て下さいという園長のお考えです。今はコロナ禍で中止されていますが、給食の配膳も希望したお母さんが交代で行います。月に一度は大きな行事があり、その度にお母さんのお手伝いの募集があります。子供達と一緒に行事を楽しむことができます。働いているお母さんも多いので必ず参加しなくても大丈夫です。

不満：長期休みの預かり保育がない

預かり保育は春休み、夏休み、冬休み、行事前は一切ありません。働いているお母さんも多いので今後実施されれば良いのですが、今のところその予定はないようです。平日の預かり保育は17時までありますが、延長保育はありません。フルタイムで働くご家庭には厳しい条件となってしまいますが、希望の園児は近隣の保育園に一時保育として園終了後に連れて行ってもらう事はできるようです。コロナ禍の臨時休園中は預かり保育を実施していました。

3歳女の子／30代後半(女性)

評価：★★★★★(大満足)

満足：個人を尊重してくれる

基本的に「みんな同じ」という方針のことはしません。制服や鞄も決まりはありますが、転園してきた子や着たくないとゴネる時は臨機応変に対応してくれるのでありがたいです。活動も見本通りにさせることはほぼなく、本人たちの表現力や個性を全面的に尊重してくれます。嫌な時は無理やりさせることもないので楽しく通えています。社会性や勉強は小学校に入ってからの義務教育で十分だと思っているので、今はのびのびと育って欲しいです。だから、我が家にはこちらの方針がとても合っています。

不満：給食が美味しくなさそう

週3回給食ですが、給食業者から運んでもらうため出来立てでもなく、冷めていることもありあまり美味しくなさそうです。メニューも子供向けじゃないものが多く、食べずに帰ってくることも多々あります。アレルギー対応も食べるか食べないかだけで代替えを用意してくれるわけでもないので、食物アレルギーを持った子供だと結局毎日弁当や代替えを用意しないといけないので親の負担が大きいです。それでいて食べなかった分の差額の返金もありません。

5歳男の子／30代前半(女性)

評価：★★★★★(大満足)

満足①：教育方針が良い

こちらの幼稚園の園長先生は、他の幼稚園にも指導で伺ったり、教育教材を作成されるほど研究や教育熱心な方です。とはいっても詰め込みや無理やり強制することはしません。どうすれば子供が楽しみながら学べるのか、ということを最優先にされています。例えば、鼓笛隊やお遊戯会は「表現活動」ではないというお考えです。なぜなら教員が教え込むものは、子供が自由に考えて表現するものではないからです。お遊戯会のかわりに発表会がありますが、「このシーンはどういう場面なんだろう？それを表現するためにはどうすればいい？」と、子供たちが自分たちで振り付けを考えます。だから「ももたろう」をするとすれば、全員が桃太郎もサルも犬もキジもやります。そして表現の仕方には個性が現れます。運動会などその他の行事でも、子供がどうやれば楽しめるかということを最優先にしており、園長挨拶はありません。なので苦手なものでも楽しんでチャレンジできる環境が整っていますし、嫌なことを強制されることもありません。個性を重視しのびのびとした環境なので、おっとりした性格の息子にはすごく合っていたようです。

満足②：参観が多い

参観日ではなくてもいつでも自由に幼稚園をのぞけます。保護者に隠さなければいけないような教育はしていないから、いつでもどうぞというお考えからです。参観日は参観日として設けられていますが、「明日〇時から〇〇参観します」と急なお知らせが来ることもあります。もちろん参加は自由で強制ではありません。特に入園したてなどは子供の様子も気になると思いますし、幼稚園でしか見せない子供の顔もみられるのでお得な気分です。

不満①：給食の栄養面が少し心配

週5日のうち週3回が給食、2回がお弁当です。給食は配膳の先生がいるのではなく『エプロンママ』と呼ばれるクラスのお母さん方によるボランティアが配膳します。子供の様子が見れるので、エプロンママも人気です。私もエプロンママをしていたので給食を見る機会も多いのですが、野菜が少なくて揚げ物などの茶色いものが多い印象です。給食費をアップしてもいいから、もう少しいいものを…が正直な感想です。

不満②：参観が多い

良い面でもあるんですが、2年目を過ぎるとちょっと多いなと感じてしまいます。初年度は子供の様子が心配なので有難いんですが、完全に大人のエゴですね…。他のお母さん方もそうなのか、年少時に比べると自由参観の参加率はガクッと下がります。でも子供からすれば「他のお母さんが来ていたのに、今日はママ来てなかったね」と思うようで「ママも来てよ」と言われれば行かないのもかわいそうになってしまい。行けば行ったで可愛い子供の姿がみられるので、嬉しいものなんですけどね。

満足度：とても満足

うちの息子は年少からお世話になっていますが、入園時は2語文程度しか話せず、集中力がなかったりということもあり、市の検診では幼稚園は無理と言われていました。こちらの幼稚園は、入学願書を提出する前に、そのように心配のある家庭向けの「特別相談日」を設けられています。年少の時には30人クラスに対して担任の先生が3人ついてくださり、フォローもしっかりしてくださいました。夏休みに入るころにはペラペラ話せるようになっており、その後の市のフォロー検診でも「遅れはなし」と太鼓判を押していただき、フォロー検診も必要なしと言われました。じゃあ「幼稚園は無理」と言われたことは何だったの？とも思いましたが、園長先生もまさしく同じような疑問を持たれています。だから、うちの子も受け入れてくださいました。そのような子ほど集団生活で同じように学ぶ環境が大事なのだそうです。マンモス幼稚園ですが、子供が「たいくつ」「つまらない」と思うことは徹底的に排除してくださっているので、落ち着きのなかったうちの子も1日も幼稚園を嫌がることなく、毎日楽しく通園しています。ここまで来れたのはこちらの幼稚園に救っていただいたからだと思っています。