【体験談】私が小売を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、小売を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に小売の仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、小売の仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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小売の仕事とは？

雑貨小売店の店長業務を行っております。基本的な店長業務として、担当する店のシフト作成やスタッフの勤務状況の把握など、人員に関する業務を行っております。商品や会社、業界の動向を共有するため頻繁に会議があり、出張は比較的多いです。会議以外にも新店の立ち上げや応援業務でも出張があります。１店舗あたりのスタッフ数が少なく、これに加えて通常の店舗業務もしています。納品やお客様対応、売り場の設営などです。お客様対応ではクレームなどの複雑な内容はすべて店長が対応になりますし、売り場のスケジューリングや、配送業者への連絡対応などもあります。

小売を辞めたいのは「仕事内容と給与が見合わないから」

仕事内容と給与が見合わないからです。

仕事をやめたいと思う１番の理由は、給与面での待遇の悪さです。販売業自体が給与の高い業界ではないのが現状です。それはわかっていても、私の職場は特に少なく、店長職でも額面で２０万を下回る人も多いです。見込み残業代が３０時間ほど含まれているため、ちょっとした残業では収入が変わらないのも精神的に厳しいものがあります。

この給料で１店舗の責任者なので、スタッフが休めば休日出勤もしますし、遠方のお店や本社にも出張が多数あります。お客様からクレームがあれば矢面に立ちます。他のスタッフの希望休をどうしても優先してシフトを組みますので、自分が休みたい日に休むということも難しい場合が多いです。このあいだの例ですと、当初は遠方店（往復５～６時間くらい）への応援業務を含む５連勤でした。しかし自店スタッフが複数欠勤し、最終的には１０連勤に。遠方店に行く日は朝早く出て帰ると日付が変わっていますし、自分の誕生日でとっていた休みも吹き飛びました。最終的に色々なしわ寄せが全部回ってくるポジションです。

元々好きで入った業界なのですが、残念ではありますが転職を考えています。まずは転職サイトで同業種でよい条件の会社が無いかを探しています。どうしても販売業でよい求人が見つけられなければ仕方ありませんが他業種への転職をチャレンジするつもりです。

小売に向いてるのは「人をフォローするのが好きでクレームや出張が苦にならない人」

人をフォローするのが好きでクレームや出張が苦にならない人です。

店長職は責任があり、精神的にも体力的にも厳しい仕事です。ただ、やりがいもあり、自分の考え方で１つのお店の売り上げが変わります。苦労も大きいですが、目に見える結果もありますので、どんどん数字目標を達成することに燃えられる人は向いていると思います。毎日お客様と接する仕事なので、「ありがとう」とお声掛け頂けることがあります。ちょっとした感謝の気持ちを自分のモチベーションに変えられれば楽しく仕事を続けることができると思います。