【体験談】私がシステムエンジニアの仕事を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、システムエンジニアを「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際にシステムエンジニアの仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、システムエンジニアの仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

プログラマー

回答者プロフィール

属性：30代後半(男性)
お仕事：システムエンジニア
雇用形態：社員
エリア：北海道

システムエンジニアの仕事とは？

－－まずは、仕事内容を教えてください。

東京のソフトウェア開発企業から２次請けでシステム開発の仕事をいただき、北海道で開発作業を行っています。開発といっても、現在はプログラムをつくるわけではなく、どういう仕様で作るかを基本設計書という形でまとめています。基本設計書は私１人で作成するのではなく、社内に常駐している協力会社のメンバー数名へ指示を出し、作業をしてもらっています。

私の仕事は、システム開発の仕事を発注していただいた会社の方とTV会議で仕様の確認、協力会社のメンバーへの作業指示、進捗管理、問題点の管理、メンバーが作成した資料のレビューなどを行っています。

システムエンジニアを辞めたいのは「仕事の内容がわかっているのが私しかおらず、負担が大きいから」

－－システムエンジニアにおける仕事がつらい、辞めたいと思う理由は何ですか？

仕事の内容がわかっているのが私しかおらず、負担が大きいからです。

－－詳しく教えてください。

協力会社のメンバーに基本設計書の執筆をお願いしているのですが、スキルレベルが低く、とてもお客様へ出せるものではありません。時間を作って指導をしているのですが、なかなか完成品まで到達しません。その結果、時間切れになり、私が設計書を修正して、発注元とTV会議で内容のすり合わせをしています。

TV会議以外にも、見積や進捗管理、問題点の管理なども行っているため、時間が足りず、１人でこなすことに限界が近づいてきています。最近ではお昼休みも、ほとんど休む暇がなく、夕方の早い時間に疲労で頭が働かなくなってしまいます。

電話とTV会議だけで数時間は時間を取られることもあり、本来やらなければならない仕事が全く進みません。その結果、発注元からは、作業が遅いとクレームが入ったり、時間がないなか設計書を作成しているため、精度が落ち、あまり考えられていないと指摘を受けています。また、私の上司に、能力不足ではないのかと連絡が入るなど、一生懸命やっていて疲れているのに、毎日、気持ちが落ち込み疲れました。

－－これからどうしていこうと考えていますか？

頑張って耐えるしかないと考えています。ただし、あまり頑張りすぎると精神的に持たなくなってしまうため、ある程度、諦めの気持ちを持って、帰宅時間を早くするなどして気分転換を図っていこうと考えています。その結果、給料やボーナスに響くかもしれませんが、あまり考えないことにします。

システムエンジニアに向いてるのは「精神的にタフで、要領がよい人」

－－システムエンジニアでの仕事に向いてるのは、どのような人だと思いますか？

精神的にタフで、要領がよい人です。

作業の順序や分担などを考え、上手くメンバーを使って仕事を進めていける方が向いています。スケジュールが厳しいため、効率よく仕事を回していかなければなりません。

また、時間がない中作業をしていくと、どうしてもシステムの仕様や設計内容に関する理解が浅くなってしまいます。そんなときに、うまく言い訳をして責任回避をできる要領の良さなども必要です。どうしても言い訳をできない場合は、発注元からクレームが入ることがあるかもしれません。それを気にせず、結果を出せる方が向いています。

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