【体験談】私がリフォーム会社を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、リフォーム会社を「辞めたい」「つらい」と感じている理由を、実際に経験された方から聞いた話をもとにご紹介します。最後には、リフォーム会社の仕事に向いている人はどんな人かも合わせてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

回答者プロフィール

リフォーム会社の仕事とは？

マンション退去時に必要となる原状回復工事をメインに、簡単な設備関係やクロス張替え、クリーニング等、大規模なリフォームまでは必要でないけど、そのままにしておくのはよくないような小規模～中規模のリフォーム工事です。

また、提携している管理会社からは管理マンションの住人から生活する上での不具合等があれば対処するアフターメンテナンスも行ってます。

リフォーム会社を辞めたいのは「人手が足りず、慢性的に残業をしなければならないから」

人手が足りず、慢性的に残業をしなければならないからです。

自社のみの施工では現場を回せないので、協力業者にお願いすることがありますが、営業部は協力業者最優先で工程を組むので、自社の施工部に工事が回って来るときにはスケジュール的にタイトになりすぎてることが多々あります。

その上、協力業者との間には安く案件を回すために「手直し等は言わない、対処しない」という約束もあるらしいので、協力業者の不手際があればそれらの尻拭いは自社の施工スタッフに回って来ます。

手直し等は基本的に、次の入居日が翌日に迫っている物件なので、その日の予定分を後回しにしてでもその手直しの対応に向かうことになるので、後回しにした物件の工事スケジュールがまたタイトになる…の繰り返しが続いています。

そうして結局、一週間に2～3回の頻度で残業をして帳尻を合わせていかなければならないので疲れが取れなくなりました。また、残業代は一律3万と決まっているので残業のし甲斐がありません。仕事終わりに事務所で喋っててタイムカードを押さない人と手直しで走り回ってる人が同じ残業代なのが納得いきません。

辞めたい気持ちはありますが、転職活動も正直面倒に感じるので、社長に直接、協力業者最優先の現状を見直すように改善案を提案しました。受理されても改善の見通しが立たないようなら、さすがに続けていくのも疲れるので転職を検討しようと思います。

リフォーム会社に向いてるのは「自分の意見を言い、それを実行していける人」

営業部と施工部、業務部の間で上手く連携が取れていないことがあるので、疑問に思うことがあれば自分から積極的に聞きにいける、人に何かを質問することを恥だと思わない人が向いていると思います。

また現状は営業部の方が力が強いように感じるので、理不尽だと思うことがあれば都度意見していけるような人でなければ、精神的なストレスで辞めてしまうかもしれません。とにかく意見して会社や自分の行動をあらためていける人が向いていると思います。