桐蔭学園高校の口コミ・評判
最終更新日:2024/03/12
桐蔭学園高校の卒業生から聞いた、桐蔭学園高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「自分にあった授業が受けられる」「規則が厳しい」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、桐蔭学園高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。
OB・OGによる桐蔭学園高校の口コミ・評判一覧
20代女性/日本大学 理工学部 土木工学科 3年生
評価:★★★★☆(満足)
満足:生徒数が多く楽しい
マンモス校なので友人が多くでき、学園祭等の行事が楽しいです。また、人数が多いため、部活なども色々あります。全体数が多いので普通の学校にはないものもあったりします。勉強はコースが分かれている上で、コース内でも英語と数学は出来によってクラスが分かれるので、自分のレベルに合っていてやりやすいです。落語や卒業生の有名人などの講演会なともありました。また、私立なので環境が全体的に良く、勉強もしやすいです。補講などもあったりしました。
不満:山の上にある
学校は山の上にあり、利便性が悪いです。学校行きのバスがないと通えず、行きはかなりキツい坂を登ることになります。また、入口が何ヶ所かあるのでその場所にもよります。女子棟という他の山に女子用の体育館があり、校舎全体が大きいことも含めて移動にとても時間がかかります。ただ、体育館が何ヶ所もあるので運動はしっかりできます。クラスによって場所がかなり違うので売店や学食が遠いこともあり、使いにくかったりします。
10代女性/上智大学 文学部 英文学科 1年生
評価:★★★★★(大満足)
満足:シンフォニーホール
コロナ以前の話ではありますが、毎年シンフォニーホールという1700人近くが入るホールで様々な公演が行われていました。生徒が見られるものにはミュージカルや海外のオーケストラ楽団の演奏、ディズニーオンクラシックなどがありました。親や親戚が観劇できるものもありました。歌舞伎や落語、漫才などです。音響設備も照明設備も劇場顔負けであるからこそできた公演ばかりで、とてもいい思い出になっています。
不満:数学の授業
自分が所属するコースによっては文系を選択し、大学受験で数学を使わないことが決まっている人も、3年生で数学の授業を受けなければなりませんでした。数学を使うか迷っている人もいたのでそういう人にはありがたかったのかもしれませんが、数学を使わずに私立を受ける人にとってはいらない時間のように感じられました。また、レベル分けがされているのですが、上のクラスと下のクラスで授業やテストの問題のレベルが違いすぎていました。
20代男性/青山学院大学 法学部法学科 3年生
評価:★★★★☆(満足)
満足:施設の充実度
スポーツに集中したい人のための施設、勉強に集中したい人のための施設など、全ての人に対してやりたいことができる施設が完備されています。その結果、スポーツにおいて全国出場を達成する部も多いですし、進学実績もとても良いです。また、娯楽の施設も充実しています。美術館から演劇、映画鑑賞、著名人を集めた談話など、様々なことを行える巨大なホールがあります。勉強やスポーツを行う生徒の息抜きの場としても使用されています。
不満:質の悪い生徒が多い
スポーツが優秀、勉強がよくできるなど、比較的他の高校よりは才能の多い生徒を有するタレント学校だとは思います。しかし、生徒数が多いことで周りの生徒の勉学やスポーツ向上を妨げてしまうような生徒も多く見受けられました。学校の入試制度で最も簡単な受験方法で受験さえすればどんな人間でも合格してしまうため、明らかに学校の校風に合っていない生徒も許してしまっているのも事実です。授業妨害や校則を平気で破る生徒、グラウンドを荒らす生徒がいるのも事実です。
20代男性/桐蔭学園高校卒業
評価:★★★★☆(満足)
満足:設備が充実している
他校に比べて圧倒的に設備がよかったと感じています。例えばプールが屋内にあったため水泳の授業が通年可能だったりテニスコートが多くあったりと、スポーツ面の設備が非常に充実していました。またホールがとても大きかったため本来劇場に行ったりしなければ見られない映画や劇などに来てもらうことが基本であり、他校よりもそういった作品に触れる機会がかなり多かったと思います。また1学年に大量の生徒がいるので気の合う友人や自分では経験したことのないことを経験している友人から様々なことを聞くことができて、それが将来の指針へとつながる機会も多かったです。また、人が多いということは卒業生が多いということになり成功されている方も多くわざわざ来校していただき貴重なお話を聞く機会も多かったです。
不満:英語が弱く国立対策過多
僕が通っていた時のことなので今はわからないのですが、数学に重点を置きすぎていたように感じました。中学生から数学の課題は毎週大量に出たのですが、英語はほとんど出ていませんでした。高校に行っても変わらず数学ばかりやっていたため全体的に英語のレベルは低いように感じました。また、学校側は理系国立に行かせたいようであり文系は少し大変だったような印象をうけました。私立コースが存在せず私立志望の生徒たちは使わない理科系、社会系の科目を取らなくてはならなかった為、その時間を私立受験向けに何かしてあげられるのではないかというように感じました。
20代女性/東京女子大学 現代教養学部 2年生
評価:★★★★☆(満足)
満足:男女別学、学習度別学習
男女で校舎が分かれていて、高3で授業のみ男女で合同になるような方式でした。異性の目を気にせずに勉強に励むことが出来たので満足しています。(ただし2019年度から共学化しています)また英語や国語、数学といった主要三科目については習熟度別にクラスが分かれていました。4クラスに分けられていたのでクラス内での差があまりなく、定期テストの際に上位5人がクラスアップし下位5人がクラスダウンする方式でした。クラスのレベルに合わせて問題の難易度を調整されるので自分にあった学習ができていたと思います。
不満:成績表、染髪や化粧が禁止されている
上記で説明した通り、自分の学力にあった学習ができる一方、クラス内での成績を付けられます。なので一番上のクラスにも関わらず2評価を貰い、一番下のクラスにも関わらず5評価を貰えるなどといった不思議な現象が起こります。高校三年生で指定校推薦などを申請する際に、クラスは参考程度にしかならないそうなので上クラスにいると不利(恐らく一般を狙わせたいのだと思います)になります。定期的に風紀チェックがなされるのですが、生まれたときから茶髪であろうと呼び出されます。色付きリップなども禁止で、もともと色がうすい人にとっては地獄です。
20代男性/中央大学 理工学部 電気電子学科 2年生
評価:★★★☆☆(ふつう)
満足:施設が綺麗
私立高校なので校舎自体が非常に綺麗だと思います。この学校は幼稚園から大学まで一つのキャンパスにあるので規模も大きく、高校生が大学の施設の一部を利用できたりすることもありました。部活動においては体育館が2つあることや、トレーニングルームがとても大きくて、そこら辺のジムに劣らないほどの規模でした。大学受験期には、複数の図書館で勉強することができ、その日の気分に合わせていろいろな環境で集中できたのでありがたく思っています。
不満:青春が送れない
現在この高校は共学化になっておりますが、自分が在籍したときは男女別学の高校でした。ですので、他の公立高校みたいに青春といったものが全く送れなかったのは非常に残念でした。また、イベント系もほとんどありませんでした。体育祭などというのもはなく、日産スタジアムの周りをただマラソンするだけの催しだったり、文化祭も一年生のときにしかありませんでした。いろいろ学校側も公立高校みたいに楽しい学校生活を送れるよう改革は行っているそうですが、まだまだ追いつけてはないと思います。
10代男性/アーカンソー州立大学 コンピューターサイエンス学科 1年生
評価:★★☆☆☆(不満)
満足:校舎が広く様々な設備がある
校舎が広いため、様々な設備があります。図書室が3つほどあり、もし勉強のための席を確保できなくても他の図書室に行くと言うことができるので自主学習はしやすいです。また、購買と食堂も何個かあり、生徒数がすごく多いので席が埋まりやすいですが様々なものを食べることができます。ラグビー場やサッカー場も芝のものがあるため、ラグビーの授業の時にタックルで倒れてもあまり怪我をしないで済みます。またサッカーでも同様にあまりけがをせずにできます。
不満:実力でクラスが決まる
中間テストと期末テストの合計点から上位5人ほどがクラスが上がり下位5人ほどが落ちます。それは各教科のクラスだけで、ホームルームクラスは変わらないのですが、クラス変動がかなり激しいのであまり友達を作ることはできません。また、上のクラスと下のクラスでの実力差が激しく、下のクラスに行くのをみんな何としても回避しようとするので、少しギクシャクした感じになりかなり不満でした。
20代男性/東海大学 情報通信学部 経営システム工学科 4年生
評価:★★★★★(大満足)
満足:学校が広い
1学年約1000人ほどのマンモス高校で、たくさんの友達ができます。大学に行っても社会に出ても、先輩や後輩が卒業生であることがあると聞きます。人との繋がりが他の高校と比べて広くなる傾向にあると思います。私自身バイト先に卒業生がいて、初対面の壁もかなり薄くなり、色々と聞きたいことも聞きやすくなったと感じます。それに加え、桐蔭学園に通っている生徒はお金持ちの家庭が多く、家に遊びに行くと、お家がかなり大きいという印象があります。なので、将来に野心を掲げる生徒は少なくなく、自分を成長させるという面で、かなりいい高校でないかと思います。
不満:移動が面倒
校舎自体がかなり大きく、端から端へ行くのに何キロかあります。施設は整っていますが、移動教室がクラス分けもあって多いため、休み時間は移動時間で削られ、休む時間はなかったなと感じます。また、山の中にある高校で、最寄り駅からはバスでないと向かえず、駅前のバス停は朝は生徒数の多い学校ですから、とても待ちます。尋常じゃないくらい待ち、小学生から大学生までいるのでパンパンのバスに詰め込まれて20分ぐらいかけての登校になります。友達と会って楽しいということもありますが、結構キツい感じでした。
20代女性/国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科
評価:★★★★☆(満足)
満足:自分にあった授業が受けられる
授業のクラス分けが、レベル別になっており、自分の理解度に合わせた授業を受けることができたからです。クラスは、年四回の定期テストの成績で変わるので、常に緊張感を持ってテストに挑むことができました。科目別にクラスが分かれており、数学、理科の各教科、英語と国語、社会科それぞれ異なるクラスでした。授業ごとに教室も変わるため、同じ学年の幅広い生徒と友達になれる点も魅力的です。ホームルームで気の合わない生徒がいたとしても、授業のクラスでは快適に過ごせるなど、人間関係の悩みが、そこまで深刻にならないと言う点でも、メリットがあると思います。
不満:規則が厳しい
規則で学生を縛ることで、一人一人が自主的に自らの服装や行動について考える機会を奪っていると感じたからです。学校側としては、規則を細かく定め、一律に管理すればよいので、ある種、楽になるのだと思います。しかし、髪型を厳重に取り締まることや高価な指定の靴下、指定のマフラー以外のものの着用禁止などは、学業に励むことや社会の規律を学生に教える上で、本質的な事柄かというと、そうではないと思います。一律に「規則だからダメ」と言うのではなく、なぜそれがだめなのかを教師、学生の双方が理解して行動を振り返ることができるような規則である必要があると思いました。
20代男性/早稲田大学 先進理工学部 物理学科 2年生
評価:★★★★☆(満足)
満足:熱心に受験指導をしてくださる
先生方は、高校一年生のころから大学受験を見越した話をしてくれます。高校一年生には、三年間の大まかな学習スケジュールや勉強への取り組み方についての話をしてくれます。高校二年生には、文理選択や志望校決定などについて一人一人に真摯に相談に乗ってくれます。高校三年生では、通常授業に加え、長期休み中の講習も非常に充実していて、個別に添削指導なども行ってくれます。その他にも、自習のできる学生図書館は元日も含め一年中利用することができ、とても便利です。
不満:学校行事が盛んでない
特に体育祭と文化祭は退屈なものです。体育祭は、体育祭とは名ばかりのマラソン大会のようなもので、種目はマラソンとクラス対抗リレーのみです。せっかく日産スタジアムという大きな会場で行うので、他にもいろいろな種目を行えばもっと盛り上がると思います。文化祭は高校三年生は受験勉強のため基本的に参加しないため、一年生と二年生のみの参加になります。さらに一年生は食品の模擬店が禁止されています。二年生はコースによっては研究発表のようなものを行うので、模擬店などを出すこともできません。
20代男性/横浜国立大学 経営学部 経営システム科学科 4年生
評価:★★★★☆(満足)
満足:受験対策がしっかりしている
英語系、理数系、国語系などの分類ごとに学力別のレッスン制授業を行っており、実力別で自分のレベルにあった授業を受けることができます。また上は東京大学から下日東駒専全落ちの浪人までかなり学力の差があるので、特に学力の高いひとにとってはより出来る仲間たちと共により高度な授業を受けることができ、勉強のできない人たちに無為に授業時間を減らされることがないのでストレスフリーで授業を受けられる点も非常に魅力的です。
不満:規模が大きすぎる
桐蔭学園は以前までは普通科、理数科、中等教育合わせて1000人を少し越えるくらいの人数でした。ひと学年にそれだけの人数がいると、スポーツと勉強のどちらか、もしくはどちらもに特化していないと学校のなかで埋もれてしまうような印象を受けました。近年では、共学化したことでさらに人数が増えているとのことです。そのため、学校の中で目立った存在でありたいならば相当の努力を必要とします。また、勉強もスポーツもトップ層は日本のトップクラスなので、中途半端な実力だと自信を失いかねません。
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- 〇:丁寧な言葉づかい
- NG:誹謗中傷や人格批判、個人を特定できる投稿
- NG:悪意のある乱暴な言葉づかい
桐蔭学園高校の基本情報
- 名称:桐蔭学園高等学校
- 住所:神奈川県横浜市青葉区鉄町1614
- アクセス:東急田園都市線藤が丘
- 関連URL:http://toin.ac.jp/high/
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