一関第一高校の口コミ・評判
最終更新日:2022/06/20
一関第一高校(通称:「関一(せきいち)」「一関一高(いちのせきいちこう)」)の卒業生から聞いた、関一の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「のびのびと過ごせる」「生徒の層が幅広い」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、一関一高に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。
OB・OGによる一関第一高校の口コミ・評判一覧
10代男性/上越教育大学 学校教育学部 2年生
評価:★★★★★(大満足)
満足:文武両道
勉強と部活動の両方に力を入れており、120年以上の歴史のある学校です。附属中学校も併設しており、附属中学校からの進学と一般入試による進学によって生徒が集まります。私はバスケットボール部に所属し、たくさんの仲間と熱心な顧問に囲まれて部活動に全力を注ぐことができました。日々の練習や色々な所への遠征や練習試合により、多くの経験を積むことができました。バスケットボールの技術だけでなく、人としての成長やこれからの生き方を学ぶことができました。部活引退後も勉強に素早くシフトし、自分の夢である教師になるために大学進学を目指しました。共に頑張る仲間や先生のもと、受験勉強に取り組むことができました。
不満:非常に忙しい
文武両道に加えて体育祭やクラスマッチ、文化祭、合唱コンクールと学校行事も多彩です。常に複数のことを同時進行しながら、次々とこなしていく必要があります。また、伝統を重んじているため、入学して1週間はバンカラを着た応援団による非常に厳しい応援歌練習があります。この応援歌練習は昼休みと放課後に行われます。応援歌練習が嫌で体調を崩す生徒、学校を休んでしまう生徒もいました。伝統を重んじることは大切ですが、時代に合わせたやり方を取り入れていった方がいいのではないかなと思います。
20代男性/東北大学 工学部 化学・バイオ系 2年生
評価:★★★☆☆(ふつう)
満足:立地
一関市街地にあるため、市内生の人達は自転車なら通いやすいと思います。一ノ関駅近郊なので東北本線上下線や大船渡線を使って遠方からも通いやすいです。実際に年度ごとに差はあるものの、一関市外の生徒も3分の1近くいるようです。駅と学校の間にある市立図書館や大町新鮮館などでは勉強ができる場所が設けられていて、放課後に寄っていく生徒も多いです。テスト期間や受験シーズンでは席がなくなるほどの学生でいっぱいです。
不満:グラウンドが狭い
部活動などでグラウンドを使用する時はそれぞれの部と場所を分け合い、かなり狭いです。野球ボールやサッカーボールがあちこちに飛んでいくのは日常茶飯事です。さらに附属中学校も同じ敷地内にあり、中学生も部があるので、需要に対してグラウンドの面積は圧倒的に足りません。(アスファルト上で活動している部もありました)ISPやUドームなどの公共の運動場は少し離れたところにあるため、部によっては自転車が必要です。
20代女性/宮城学院女子大学 学芸学部 人間文化学科 2年生
評価:★★★★☆(満足)
満足:進学へのサポートが充実している
進学率が非常に高く、先生方も大学を目指すことを前提に授業を進めてくださいます。そのため、程度に差はあれ、1年生の頃から受験を意識して過ごすことになります。一般的に高校卒業後の進路は進学か就職に分かれますが、周囲の人間がどうせ就職するからと勉強をおろそかにしていたら自分もそちらに流されてしまう可能性は少なくないと思います。しかし、この学校ならその心配もなく、皆で一緒に受験に立ち向かえた点に満足しています。
不満:応援練習
この高校の特徴として『バンカラ応援』が挙げられます。バンカラは『ハイカラ』が流行り始めた頃にそれに対抗する形で作られた言葉のようです。その成り立ちの通り、華やかなハイカラとは対照的な、粗野で武骨な特徴を持ちます。ボロボロの学ランや着物で番傘を持ち、下駄をカラコロと鳴らす様子に多くの人はぎょっとするでしょう。時代の流れと共にかなり緩くなっているようですが、それでも至近距離で怒声を浴びせられるなど、かなり恐ろしかったです。良くも悪くも独特なので、見方によれば魅力にもなりえますが、私にはやはり時代錯誤で不満にも感じました。
20代女性/弘前大学 医学部 4年生
評価:★★★★☆(満足)
満足:のびのびと過ごせる
田舎の公立校ですので、制服指定や頭髪の染色・化粧の禁止など細かな校則は諸々あります。しかし、全体的に非常にのびのびと高校生活を送ることができました。体育祭・クラスマッチ・文化祭・合唱コンクール等行事も多く、受験前の3年生も全力で参加します。部活も好成績をあげるところが多いと思います。勉強面では、周囲に有名な塾や予備校がない分、先生方が手厚く指導してくださいました。私は医学科志望でしたが成績が伴わず、第一志望としていた大学は受験すらできませんでした。しかし、二次試験前の授業は参加する科目を絞らせてもらったり、面接練習や受験のアドバイスを何度もしてくれたりと、受験に向けて非常に良い環境を作っていただきました。3年間のびのびと過ごせたと思います。
不満:生徒の層が幅広い
進学先が上は旧帝から下は専門学校と、学生における学力差があまりにも大きいように思います。田舎の高校なのである程度は仕方がないことですが、クラスによって平均点に差があるわけでもなく、学力に関して危機感を煽られる感じがあまりなかったように感じます。難関大学入学は多くが推薦によるもので、学生は全体的に井の中の蛙状態だったように思います。世間が狭く、受験に対するポジティブさを比較的容易に得られる反面、大学生になってから実力が伴っていないことが露呈した人もいるのではと思います。
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名無しさん
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一関第一高校の基本情報
- 名称:一関第一高等学校
- 住所:岩手県一関市磐井町9-1
- アクセス:東北新幹線一ノ関/秋田新幹線一ノ関/ドラゴンレール大船渡線一ノ関/JR東北本線(黒磯~利府・盛岡)一ノ関
- 関連URL:http://www2.iwate-ed.jp/ic1-h/
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コメント一覧
精神を病み通院している1つの学年に生徒が少なくとも8人ほど居ました。正常とは思えません