浦和第一女子高校の口コミ・評判

最終更新日：2024/03/12

口コミ・評判
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浦和第一女子高校の卒業生から聞いた、浦和一女の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「教育体制が整っている」「女子校存続の危機が数年に一度ある」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、一女に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる浦和第一女子高校の口コミ・評判一覧

20代女性／東京女子大学現代教養学部人文学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2023年5月

満足：賢く優しい子が多い

女子校というと怖いイメージが強いですが、むしろ女の子だけの空間なので心地よく過ごしやすかったです。優しく真面目な子が多かったのでいじめなどもなく、みんなのびのび過ごしていました。行事に力を入れているのも魅力の一つで、体育祭や文化祭などでは実行委員が毎日遅くまで残り、より良いものにしてくれていました。群れないタイプの子も多く、1人で過ごしていてもあまり浮かないのは過ごしやすい点の一つだと思います。勉強と部活、行事などメリハリをつけてなんでも頑張る子が多かったので、過ごしているだけで良い刺激を貰えました。

不満：温度差がたまにある

真面目な子が多く、頑張っている子を見下す風潮はなかったのですが、中には気だるげな子もいて、表立って虐める子はいないけれどSNSで愚痴を言う子は多かったと思います。頑張っている子といない子の温度差は割とあったように感じました。あと、制服がとてもダサく、メイクの規制なども厳しいです。オシャレをしたい子には向いていないと思います。街中を見ると可愛らしい女子高生がたくさんいるので、自分ももう少し可愛い学校に通えば良かったと後悔しました。

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20代女性／東京理科大学理学部第一部数学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年11月

満足：生徒主体で行動する

生徒たちがみんな賢く、各自がきちんと意志や目的を持って行動できるため、生徒は先生から信頼されています。文武両道という言葉がふさわしい学校です。そのため、文化祭や体育祭などの学校行事では生徒がTシャツを作ったり、生徒が企画を考えて企画の承認を行ったりします。委員会活動も生徒が統括していて、生徒だけの力ではどうにもできない時は先生を頼ります。先生がきちんと生徒を見守り、生徒を信頼しているからこそできたことだと思います。

不満：OGによる干渉が多い

普段の学校生活の中で、先生ではないおばさんたちがよく校舎にいました。その人たちはOGであることを示すネームプレートを下げているのでOGだと分かります。授業中にそのおばさんたちの声が廊下から聞こえてきたり、廊下を歩いていたらたくさんのおばさんたちと遭遇したり、邪魔だなあと感じました。デザインの評判の悪い制服もOGの方々の力で変わらなかったり、文化祭でもOGのコーナーがやけににぎやかだったりしました。卒業したのだから、現役の高校生の学校生活にあまり干渉してこないでほしいと思っていました。

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20代女性／日本女子大学文学部日本文学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年10月

満足：気の合う友人を得られた

私はあまり社交的ではなく、またオタクと呼ばれるジャンルに属する人間なのですが、この高校ではのびのびと生活することができました。中学の頃にはよく見られたオタク弄りのようなことは一切なく、だからといってギャルのような子がいないわけではありません。この高校に通っている人は自分がよく理解できないことに対して貶めることも無視することもなく、ただ存在を認めるということができます。そのため、今までは人には理解されにくかった方でものびのびと過ごし、また似通った趣味を持つ友人と知り合うことができる場所です。

不満：設備が古い

公立高校なので仕方のない部分とは思いますが、移動教室で使用する音楽室や理科室などのある北校舎の設備が古いことが不満です。普段生活するクラスのある南校舎と違って太陽の光が入りにくいため、北校舎の廊下は昼間でも少し薄暗く肌寒い場所となっています。また、南校舎の御手洗と異なり、北校舎の御手洗の床は未だにタイル張り、全て和式、そしてこちらも電気をつけても薄暗いという環境となっています。綺麗で明るくなった南校舎との差が大きいため、こちらも改築が求められています。

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20代女性／星薬科大学薬学部薬学科 2年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年5月

満足：やりたいことを全力で取り組める

部活や学校行事に真剣に取り組み、留学やボランティアなどの勉強だけではない様々な経験をしている方が多いです。その上で勉学に日々励んでいる姿は、難関大に進学したいという同じ目標を持つ同志として生徒同士で多くの刺激を受けられる環境です。チャレンジャー精神をもって充実した生活を送っている方が多いです。また、本校はSSHに指定されているため、有意義な実験を行えます。基本的に勉強に部活と毎日忙しいのでとても疲れますが、周りをみていると自然と自分も頑張れるような環境です。

不満：異性がいない

あまり不満に思うところはありません。女子校なので異性がいないのは皆分かった上で受験し入学しています。それでも一部の生徒は「共学に行きたかった」と言います。不安な人は、女子しかいない学校生活を3年間送るということをよく考えた上で高校を選んだ方が良いと思います。女子高ならではの青春生活を送れますが、恋愛をしたい人にはとても不満な環境かと思います。近隣には男子校がありますが、自ら動かない限り異性との接点はもてません。

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20代女性／早稲田大学文化構想学部 3年生

評価：★★★☆☆(ふつう)

回答：2021年3月

満足：グローバル教育が盛ん

イギリスへの研修プログラムや台湾への修学旅行、英語での交流会など、様々な人と関わりながらグローバルを意識した活動ができます。図書室には種類豊富な洋書があるため、多くの生徒は読書を通した英語の勉強に力を入れています。私は実際にイギリスへの研修プログラムに参加しましたが、地元の学生との交流やホームステイなどの多くの貴重な経験がたくさんできました。自ら行動すれば英語を勉強できる環境が整っているので、その点にはとても満足していました。

不満：教師の進路指導

学年集会やニ者面談でも基本的に国公立大学の受験をゴリ押ししてくる上、「私立は逃げだ」というような表現を時々されるため、進路指導に対してはあまり良いイメージがありませんでした。全体的に進路指導が参考にならなかったため、志望校に関しては塾に相談することが多かったです。自分の将来のために私立を望んでいる人もいるため、偏差値や学校のイメージのために国公立大学第一主義というような雰囲気を作る校風にはとても不満を感じていました。

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20代女性／大妻女子大学家政学部 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年9月

満足：学校行事が盛り上がる

女子校ということもあり、行事がとても盛り上がります。文化祭の一般非公開の前夜祭では歌のうまい人がステージで歌ったり、ダンス部が踊ったり、お笑いコントをしたり、非公開だからこそ盛り上がります。文化祭のクラス企画をすると就職活動のアピールにも繋がり、将来の役にも立つと思います。体育祭では3年生が仮装大会を行います。憧れの先輩、人気な先輩が目立つ瞬間は悲鳴に近い歓声が上がります。大道具、小道具もすべて自分たちで作ります。皆で毎日コツコツ作ったことも思い出です。

不満：学力が高い

県内でもトップクラスの偏差値です。私はここに入ってから、周りの学力の高さに圧倒されました。テストの点数が悪くても、周りが頭がいいから仕方がない…と思ってしまい、学力は落ちました。周囲の友人も複数名は勉強が嫌いになったと言っていたのが印象的です。周りのレベルが高いため、大学受験の推薦の枠もなかなか狙えませんでした。1つ下のランクの高校で成績トップを保ちながら推薦を狙う、という作戦もあったなと少し後悔する時もありますが、全体的には満足の方が大きいです。

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20代女性／慶應義塾大学理工学部機械工学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年8月

満足：意見を言いやすい

生徒総会と同時に討論会が行われ、全校生徒が議題に対して意見を言う場がありました。そのため、先輩や後輩の意見をどんどん言う姿に触発されて自分も意見を持って積極的に周りに伝えるべきだと思わされました。文化祭や体育祭、委員会活動、授業内でのグループワークなど、個人の意見を必要とする様々な場面で練習するかのように意見を言う場が設けられていることにより、大学生以降または就職して社会に出てから自分の意見を上手に周りに伝えるという能力を少しでも身に付けることができたのではないかと思います。さらに私が在学中に修学旅行先が国内から台湾になり、姉妹校との国際交流もあり、さらにその能力を磨き上げてくれているのではないかと感じました。

不満：伝統を意識しすぎている面がある

特に埼玉県立高校出身の先生方は「一女生だから〇〇」みたいな感じの言葉を仰られます。昔からの伝統や風潮を大切にしたい思いはとてもよくわかるのですが、その時点で通っている生徒の年代の良さも引き出すように高校として教育されるのがベストではないかと思います。「一女生だから」という言葉を耳にすると、少し微妙な気持ちになることが多々ありました。特に感じたのは、場面による靴下の色分けについて生徒内で話し合いがあった時です。当時は式などの公的な場面では必ず白ソックスを履くこと、その他は紺ソックスでも構わないという校則がありました。この件について生徒の意見と教員の意見が食い違っていて、どうなることやらと思いました。

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20代女性／立教大学心理学部 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年5月

満足：勉強のできる環境が整っている

県内の女子高偏差値1位で、大学進学率も高いですし、勉強に集中できる環境が整っているだけでなく、自分の深堀りしたい分野に対しても積極的に力になってくれる素晴らしい環境です。先生方もまじめだけどユーモアあふれる人が多いし、部活動も充実しています。中でも立地が素晴らしくて、閑静な住宅街に位置しているので、地域住民からの理解とふれあいもありますし、10分ほど歩けば浦和駅で、駅周辺はとても栄えていて、県内のみならず県外からのアクセスもしやすいです。

不満：真面目

制服から始まり、頭の良くて真面目という特徴が裏目にでてしまう部分が多々あります。制服は戦後から変わっていない布一枚スカートといわれているし、真面目な子が多いので、部活動か勉強に専念できない人にとっては合わない学校です。さらに言えば、少し外れた子はすぐ怒られるので、変に目立つ子や、不良っぽい要素を持った子(風紀を乱すような、しかし入学できている時点で勉強はできるはず)は個人的にそれもあっていい個性だと思うけど、芽を摘まれるような気がします。真面目な方面にしか個性が発揮できないと思います。

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20代女性／明治大学情報コミュニケーション学部 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年9月

満足：なんでも全力で取り組む風土がある

創立120年の伝統校である上に、県内では年配の方にもネームバリューのある学校なので、入学したことに誇りを持っている人も多いです。プライドが高いというよりは、期待外れにならないように、勉強も部活もまじめに一生懸命取り組む人が多く、周りもそれを茶化さないで応援する風土があるため、充実した学校生活が送れます。勉強は毎日の課題も多く、3年間かなり忙しくはなりますが、先生方のサポートも手厚いです。公立の学校であるにも関わらず、早朝や放課後に自由に参加できる講座が開講されたり、受験勉強の際は論述や小論文の添削をして下さったりします。部活でも、文化部は音楽部、運動部ならボート部など、全国大会常連の部活も多いです。学校生活の全てに、全力を注ぎたい人をサポートする体制の整った学校だと思います。

不満：制服がダサい

スカートにプリーツが無く、上から下まで全て紺一色のため、正直とても可愛くない制服です。スカートは折ると変に広がってしまうので、3年生にもなると皆短くすることを諦めます。学校の近所に百貨店があるのですが、近くを歩くと店員に間違えられ、おばあさんに声を掛けられてしまったことも何度かありました…。中学校の制服がライトブルーのシャツに、エンブレムのついたブレザーだったこともあり、入学当初は気落ちしましたが、3年間もいるとこんなにダサい制服もウチだけだなと、逆に愛着が湧いてきます。

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女性／日本獣医生命科学大学獣医学部

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年

満足：教育体制が整っている

教員、生徒ともにやる気に満ちていて切磋琢磨し合える環境です。刺激しあえる仲間がいるからこそ成長できる環境です。授業だけではなく部活動にも力を入れていて世界を代表して活躍できる人材を育てています。先輩方の活躍も多く聞いており、自分自身もそのようになりたいと思っていました。女子校だからこそ発揮できる力を感じられます。今後の社会成長を担える人材を輩出する代表高校です。また、卒業後も繋がり、高め合える仲間ができました。

不満：女子校存続の危機が数年に一度ある

男女雇用機会均等法などが制定され、男女が均等になることをかかげた政治圧力の中で数年に一度女子校の存続の危機を感じます。女子校は女子校として、存続してほしいと生徒は考えており、潰れてしまうのは寂しいです。共学、女子校、男子校それぞれが存続し生徒が選べる環境であることが望ましいのではないかと考えます。ただ、女子校というだけで偏見があるところも若干あるかもしれないのが残念なところですが、今まで輩出された先輩方の活躍もあるので自分たちも汚さぬようにしたいと思っています。

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