宮城野高校の口コミ・評判

最終更新日：2023/12/21

口コミ・評判
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宮城野高校の卒業生から聞いた、宮城野高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「自由な校風」「学科間の摩擦がある」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、宮城野高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる宮城野高校の口コミ・評判一覧

10代男性／宮城野高校卒業

評価：★★★★☆(満足)

回答：2023年5月

満足：自由な校風

基本的に自由な校風のため、髪をいろんな色に染める人が多かったり、服装も変わった人が多かったです。個性も強く、様々な考え方を持った人と関わることが出来ました。イベントの数も多く、これから入ろうと考えている人も充実した学校生活を送れると思います。最寄り駅の電車は本数が多く、校舎も築20～30年程なので新しいです。エの字のような特徴的なデザインをしています。

不満：授業が多い

不満に感じる点は主に学業についてです。課題の多さを重荷に感じる人も多かったです。また、最寄り駅から徒歩15分かかり、仙台市の中心部からは電車で20分と少し遠く感じると思います。あと、学業に影響が出るからという釈然としない理由でアルバイトは禁止されています。授業に関しては基本的には50分授業の7コマ、下校時刻は17時近くになり、帰りはどうしても遅くなってしまいます。課外等も多く、生徒は忙しい毎日を送っていますが、近年は進路実績が徐々に落ちてきています。

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10代男性／弘前大学理工学部数物科学科 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年10月

満足：自由度が高い

宮城野高校はパイロットスクールとして設立されたこともあり、かなり自由さがあります。例えば、部活動の代わりにサークルがあります。このサークルは多分皆さんが想像するものよりも緩い雰囲気のものです。スポーツサークルの定番のサッカーやバレーボールのサークルもあれば、カバディや帰宅サークルというものもあったりします。かなり自由に楽しむことが出来ると思います。サークルの立ち上げも簡単で、1年生の時から立ち上げることも出来ます。ちなみに私はバレーボールサークルとクイズ研究会に参加していました。

不満：修学旅行がない

宮城野高校には修学旅行というものが存在しません。修学旅行に近い東京研修というものはありますが、1泊2日しかないので滞在時間は短いです。また、研修という名目で東京に行くので、学習的な要素の多いスケジュールです。よって、修学旅行には遠く及ばないようなものと感じました。他の高校の友達は東京や大阪や京都に修学旅行に行っていて、Instagramのストーリーを見るのはかなり寂しかったです。私は修学旅行がないことを知らずに入学してショックを受けたので、ぜひ知っておいて欲しいです。

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20代女性／宮城野高校卒業

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年9月

満足：自由な校風

この学校は私服制で制服がありません。宮城県は制服がない高校が多いのですが、ほとんどが普通科のみです。宮城野は普通科もありますが総合学科と美術科もあり、受験の際に選ぶ選択肢が多いです。また、校風として校則が存在しません。部活に関してもサークルという形を取っており、強制される雰囲気はなく、有志が集って好きなことをしているという雰囲気です。

不満：特になし

これは本当に私的な話なのですが、私は集団行動が苦手で、加えて運動も苦手なので体育祭は嫌でした。世間一般的には楽しくて思い出になる行事として数えられるものだとは思うのですが、誰かと協力して何かをするというのが苦手で、そもそも参加したくない、その場に行きたくないと考えてしまうレベルでした。行事の参加の選択肢も選べればいいのにななんて思っていました。学校行事なので無理ですけどね。

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10代男性／東北大学経済学部 1年生

評価：★☆☆☆☆(大変不満)

回答：2021年9月

満足：校則がない

一言で言えば校則がないということです。言ってしまえばこれしか良い点がないのですが、何と言ってもこれが最も特徴的だと思います。私服登校はもちろんのこと、髪染めやピアスなどなんでもokでした。ピアスだらけの方、紫色などの奇抜な髪の色の人までおり、非常に個性豊かだと思います。県内に関しては他校ではまずあり得ない点だと思います。しかしその分、後述しますが他の点が疎かになっていました。

不満：学力

不満に感じていた点は総合的な高校の学力です。そもそも進学校とはされていますが、平均的な学力が低いため、授業のレベルがそこそこ低いです。ほとんどの生徒は県内の私立大学に進学するため、そこが一つの基準点となって授業が構成されているのだと思います。難関大に向けた勉強をしたい人は授業の進度には合わせず、それぞれ自分達で学習を進めていかなければいけない雰囲気です。そのため、受験期間近でも大騒ぎしている人や焦燥感のまるでない人がほとんどで、一部の真剣に受験に取り組む人にとっては少し居難い空間でした。

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10代男性／宮城野高校卒業

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年6月

満足：服装や髪型含め校則や規則が無い

大きく三つあります。一つ目に、美術科があるところです。東北地方において美術科のある公立高校は宮城野高校だけです。美術科の中でも専攻がたくさん分かれており、それぞれに専門的かつ優秀な先生がついているので、興味のある分野を深く学べました。二つ目に、デザインチックな校舎です。初めて宮城野高校を訪れた人は必ず驚きます。正面からの見た目はまるで真っ白な宇宙船、空から校舎を見下ろすとなんと校章の形になっていると言うなんともイカしたデザインで、生徒のアートへの欲望を駆り立てるようでした。そして三つ目に、服装が自由なところです。派手な服装、髪染め、ピアスは当たり前。普通の人が見たらヤンキーと勘違いしてしまいそうな見た目の生徒が多いです。しかし、不思議なくらい荒れた生徒はおらず、学校内では真面目に勉強やクラブ活動に取り組んでいるような人ばかりでした。人を見た目で判断することの愚かさを学べます。

不満：夏は暑すぎ、冬は寒すぎな教室

デザインチックかつ洗練されたミニマムさが美しい校舎なのですが、全てコンクリート製なので夏と冬の教室内の温度は本当にひどいです。コンクリートの性質上、溶けるように暑い日は室内温度を爆上げし、東北の容赦ない雪が襲う寒い日は熱をガンガンに奪っていきます。ちなみに夏は、窓を開けても涼しい風が入ってくることはまずありません。これはデザインを優先させすぎたが故の代償だと思います。コンピューター室と職員室以外にはエアコンが設置されていないため、授業中の教室はまさに地獄でした。その時ばかりは宮城野高校に入ったことを後悔せざるを得ません。

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10代女性／長岡造形大学造形学部建築環境デザイン学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年5月

満足：自由な校風

校則がありません。生徒会や部活もなく、服装、髪型、ピアス着用まで、全て生徒の自由です。個人的に制服のぴっちりした改まった感じが苦手で、高校はどうしても制服を着たくない！と思っていました。他にも理由はありますが、進学を決め手の一つでした。恥ずかしがらずに個性を前面に出したファッション、自主的なイベント運営やボランティア活動…そんな人達に囲まれることで、自分は大きく変わることができました。その分、良くも悪くも変な人も多いです。

不満：学科間の摩擦がある

普通科、総合学科、美術科からなっており、美術棟があります。デッサン室から彫刻室、体育館に次ぐ大きさの大アトリエなど。凄く恵まれた環境で、美術科に集まってくるのは意思・目標の強い人が多いので制作には申し分ないです。しかし他学科との摩擦が多いのは否めません。体育祭では運動の苦手な美術科はよく煽られますし、都合の良い時だけ「なんか描いて?」とかはあるあるです。もちろん全員がそうではありませんが、度々こういうのがあるのでイライラしてる人はいました。

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