宝塚西高校の口コミ・評判

10代男性／甲南大学 経済学部 経済学科 1年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：修学旅行でグアムに行ける

高校2年生の修学旅行として、最も近い英語圏であるグアムに行けます。グアムでは現地の方との交流やレジャー体験など、数多くの体験ができます。グアムの生活水準や治安は日本と殆ど同じであると言われています。しかし、日本と違う貨幣や言語を使うので、物一つ買うだけでもかなり苦労したことを覚えています。日本とは違った文化や常識があり、高校2年生にして海外での貴重な体験をできることはかなり有益だったと思います。

不満：制カバンが重い

指定された制カバンの使用が義務付けられていたのですが、そのカバンはあまりに使い勝手が悪いと感じていました。生徒会からのアンケートで制カバンの使用について是か非かのアンケートが行われたところ、大多数が「自由にするべき」という意見で溢れ返っていました。その結果、来年から自由にするという案が議論されていました。少数人ではあるのですが、指定されたカバンを無視して自前のリュックで登校をしている生徒もいるほど不人気だったので、もっと早く変わってほしかったです。

10代女性／大和大学 理工学部 数理科学専攻 1年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：雰囲気が良い

学校自体の雰囲気はとても良いです。先生方も進路について真摯に一緒になって考えて下さったのでとても有難かったです。進路実現のために1年生時から色々な活動があります。進路実現に大きく影響しており、とても有意義でした。日々成長していくために色々な活動をしてくださったり、小テストや勝負をするような取り組みが盛りだくさんで毎日楽しかったです。先生方も一緒になって楽しんでくださるところがさらに良いところです。

不満：浪人生が多い

先生方は「この学校は進学校だ」とおっしゃっていました。それは何回もおっしゃっていました。「この学年団の先生方は素晴らしい結果を残した先生方だ」と校長先生までおっしゃっていました。しかし、実際に卒業した今、浪人生がたくさんいます。「浪人生なんて10人もいたら多い方だ」とまでおっしゃっていた先生がいました。しかし、現実に20人以上います。つまり、”自称進学校”ということです。また、学校の裏には崖のような斜面があり、台風が来た際に土砂崩れが起きました。その後工事も何も行っていないので、また崩れるかもしれません。

20代男性／ネブラスカ州立大学カーニー校 Aviation System Management 1年生

評価：★★★★★(大満足)

満足：国際交流ができる

国際教養コースがあり国際交流に力を入れている高校です。なので英語の先生が多く在任しネイティブの先生も数名います。修学旅行も海外（グアム）でした。公立高校にも関わらず他校とは違って英語に触れる機会が多いです。先生も皆さん優しくて、私自身の進路について真剣に向き合ってくれました。進学校なので受験生への応援や配慮、サポートなど充実していました。グラウンドもとても広く運動部が活動するのにちょうどいいです。食堂も他の高校とは違い美味しかったです。

不満：汚い、寒い

公立高校だからなのかは定かではありませんが、少し汚いのかなと感じました。校舎自体も山の上にあり、冬場は廊下にカメムシなどの死骸をよく見かけました。廊下はかなり寒かったです。校内ではスリッパなので冬場は足先が寒かったです。校舎内、体育館、野外と靴を分けなければならなかったので少し面倒でした。年に一回、一月にマラソン大会が開かれ近くの河川敷を10㎞走らなければなりませんでした。文化祭は模擬店などを開くことができなかったので少々寂しかったです。

20代男性／鳥取大学 工学部 電気情報系学科 2年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：生徒の進路相談について真摯

宝塚西高校では、1年生時から総合学習で進路設計を考える時間が設けられます。そこでは自分が興味のある分野から生徒一人ひとりに職業の候補を提案してくれます。2年時には担任の先生との面談を通して、志望校や就職についてのビジョンを持つことができます。3年時には面談の機会も多くなり、生徒の学力を元に様々な進路案を提示して頂けます。また、在学中いつでも進路指導室が利用できるので、進路相談や赤本の貸出など手厚いサポートが受けられます。担任の先生や進路指導の先生の真摯なサポートが大きな魅力のひとつだと思います。

不満：交通が不便

高台の上に立つ学校なので、生徒達は基本的にバスを使って通学します。自転車や車による通学は原則禁止されていたこともあり、バスの中は毎朝非常に混雑していました。一台のバスに生徒がギュウギュウに詰めて乗り込んでいるので、途中の停留所で乗ってくる一般のお客さんが乗ることができないほどです。そういったお客さんから高校に対してクレームが寄せられることも度々あります。私もバス内は窮屈で毎朝ウンザリしながら登校していました。

10代女性／立命館大学 総合心理学部 総合心理学科

評価：★★★★★(大満足)

満足①：国際的

国際的な学校であることを全面に押し出している学校である通り、在学中にはさまざまな貴重な体験をさせてもらいました。例えば、グアムへの修学旅行やフランス語の授業などがあります。その他の面では、普通の高校にはない、日本文化研究部という部活で活動したことが印象に残っています。茶道、華道、琴をひとつの部活で学びつつ、留学生との交流が絶対にできるポジションにつくことができました。また、外部のイベントや大会などにも参加させていただきました。

満足②：入試についての情報が充実している

西高は進路指導の担当の先生が何年もいろんな生徒を見ており、非常に頼れる存在です。赤本の貸出も充実していますし、赤本が学校にない大学志望の人はかなりの少数です。進路に関する総合的な学習、オープンキャンパスに行くようにうながされる説明会は高1から継続的に開かれます。そのおかげで、私は早めに対策をねることができ、今の大学に合格したと思っています。高1からオープンキャンパスに行くのは早い気もしていましたが、今となっては感謝しています。

不満①：通学が大変

逆瀬川駅からのバスが混雑しており、通学がなかなか大変です。生徒の約9割が逆瀬川駅から高校前の区間のバスを利用しているというデータもあるほど、朝や部活帰りは大行列ができます。高校側は、学生便を手配したり、住んでいる場所によって乗るバスの時間を指定したりと工夫しているものの、限界を感じます。また、問題はこれだけではなく、周辺住民のバス利用でも迷惑になっていることがあります。高齢者が多い地域で、バスに乗ることが避けられない方も多いのですが、あまりの学生の多さに混乱が起きるのが現状です。

不満②：文化祭で食品を販売できない

本当であれば、模擬店を開き、クラスの人や部活で軽食を作って販売してみたかったのですが、過去3年間とも叶いませんでした。一部では学校の厳しい審査を通り、さまざまな条件付きで開いたとの声がありますが、納得できません。想像では、模擬店が軒を連ねるような場所ができるものと思っていましたが、たった一店舗では話になりません。もちろん、食品に関わることに慎重なのはわかりますが、もう少し生徒の意見に味方してほしいなと思います。

満足度：とても満足

他の高校ではできないこと、グアム修学旅行をはじめとしたさまざまな国際的な学習であったり、特殊な部活動が特に思い出に残っています。また、国際教養コースは3年間クラス替えがなく、年を追うごとに仲良くなっていくことができます。英語のネイティブスピーカーの先生とも関わる機会が多く、やる気さえあれば留学する機会を掴むことも困難ではない環境がすぐそこにあります。

20代女性／関西大学 人間健康学部

評価：★★★★☆(満足)

満足：修学旅行が豪華

私が高校生だったとき、公立高校であるのに修学旅行はグアムでした。普通科と英語に特化したコースがあり、普通科であっても外国人と触れ合う機会がありました。携帯電話も休み時間なら使ってもよかったので、そこに満足しています。評判もさほど悪いような高校ではありませんでしたし、制服のセーターは普通にかわいらしかったので、無難な高校生活を送ることができます。一応進学校ということで関関同立への合格率がいいので、そこもよかったと思います。

不満：アクセスが悪い

電車に乗って、またバスに乗っていかないといけなかったからです。この場合定期を買うのがめんどくさいです。山の上なので駅から歩くことも可能ですが、慣れないと大変だと思います。バスに乗ると一般の乗客もいるので、すぐ学校へクレームはくるし、お互い乗りづらさを感じていたかもしれないです。高校行きのバスもありましたが、それに乗り込んでくる人に文句を言われたこともあり、そういう面で不満を感じるときがありました。テスト期間とかで部活がないとき下校時間がみんなとかぶって、バスになかなかのれないのもつらかったです。