私が自動車ディーラーの営業を辞めたい、つらいと感じている理由【1日100件の飛び込み営業】

このページでは、自動車ディーラーの営業を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に自動車ディーラーの営業の仕事をされている方の話をご紹介します。最後には、自動車ディーラーの営業に向いている、おすすめな人はどんな人かも合わせてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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自動車ディーラーの営業の仕事とは？

端的に言うと、過去の購入者リストをもとに新車等の営業を行うのが仕事です。

自動車は短く乗る人で３年程度、長く乗る人は１０年を超えて動かなくなるまで乗られる人もいます。なので、定期的に顧客と接触して将来的な自動車購入の情報を聞き出します。タイミングが良ければ月に数台販売できるラッキーな時もありますが、ほとんどが売れないことが多いです。

また過去の購入者だけでは顧客層の開拓ができないので、エリアを決めて飛び込み営業を行います。もちろん、過去の購入者への営業はまだ結果が出る可能性がありますが、飛び込み営業は余程の運がない限り、結果が出る可能性は低いです。そのため、自身の家族や親せきに自動車を販売してノルマを達成しようとすることは業界の流れです。

自動車ディーラーの営業を辞めたいのは「毎日飛び込み営業を行うことがきついから」

毎日飛び込み営業を行うことがきついからです。

自動車の販売にかかる営業は販売台数ノルマに年中悩まされるところです。事業所内は体育会系のノリで、徹底して販売台数の競争が強いられます。とくに朝礼では結果の出た社員の挨拶に始まります。その挨拶の後に１日の営業先をみんなの前で報告します。

その後、営業所長などから毎日のように叱咤激励があります。定期的に個人的な営業状況をみんなの前で総括される時は、精神的に崩壊しそうになります。逆に、過去の購入者への新規契約がまとまった時は天にも昇る気持ちですが、翌月以降の営業成果の事を考えると素直に喜べず、逆にしんどい精神状況に陥る場合があります。自動車のセールスは過去の購入者宅へ営業をかける場合は、特にストレスはないのですが、それでも結果が出ない場合は飛び込み営業を強いられます。１日１００件回ることもありますが、もちろん、結果が簡単に出るはずがありません。そんなことを分かっていながら、翌日も飛び込み営業を続けることは本当に辛いです。

このようにノルマに追われることから逃れるために退社する社員が後を絶ちません。

営業職については個人的に合わないので、ノルマのない会社の求人がないか調査中です。とにかく、体力面では大丈夫でも、精神面が崩壊すると取り返しがつかないので、早急に自身が希望する会社を見つけて必ず転職したいと思っています。

自動車ディーラーの営業に向いてるのは「とにかく活発で行動力のある人、ストレスを上手に解消できる人」

とにかく活発で行動力のある人、ストレスを上手に解消できる人です。

自動車販売の営業は、先ほどもお伝えしたように、過去の購入者宅以外に飛び込み営業を毎日のように行うことがあります。真夏の暑い日や真冬の寒い日でも関係なく、飛び込み営業を行います。どれだけ厳しい状況でも耐えうること、毎日の朝礼等での総括などにも我慢できる強靭な精神力が必要です。とにかく、性格が明るくて他人と会って話をするのが大好きな人が向いていると思います。また、どんな方法でも構いませんが、ストレス解消が上手なことも必要です。