【体験談】私が人事の仕事を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、人事を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に人事の仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、人事の仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

回答者プロフィール

人事の仕事とは？

親会社に出向し、人事の採用アシスタントをしています。主に中途採用の候補者の日程調整などを行っています。候補者の希望日の中から、面接官の都合のいい日を選び、面接官の予定が入っている際は、調整できるかの確認を行い、なるべく希望日に合わせるように対応します。

専用のシステムに候補者情報を入力し、エージェントとのやりとり、SPIなどの試験問題の送付、選考結果や次の選考の連絡などをしています。エージェントから面接候補日の連絡が無い場合は自ら連絡をとり、エージェントのお尻を叩いて選考を進めています。面接当日に候補者が来ているかの確認も行い、来ていない場合はエージェントや本人に連絡を取ります。

人事を辞めたいのは「退勤時間が遅いから」

退勤時間が遅いからです。

アレやってください、コレやってください、と命令ばかりされる割に頼まれる仕事が大したことなく、それをメールで指示している時間があったら自分でできるのでは？と思うことが多々あります。

また、何か間違っていたりすると私がノータッチのものでも「気をつけて下さい」とか言われます。一番腹が立ったのは時短勤務の人に「私は帰るのでコレやっといて下さい」と言われたことです。正直私も既婚なので早く帰って家で家事などしたいのですが何もできません。私が遅くまでいる前提で色々話が進むので、他の人が悠々自適に帰ってるのがすごくムカつきます。

面接の候補者がきちんと来てるか確認するために、私にだけ「お昼に出るときは声かけてください」と言われます。自分の担当は自分でチェックしておけばいいことだと思っていますが、子会社の人間なのであまり強く言えません。

子会社の人間含め社員一人ひとりに裁量を与えているようなことを言われますが、正直裁量を与えられるほど引き継ぎもないし、日々作業的な業務に追われて何も考えずに淡々とこなした方が楽だと思い始めてします。

本当は元の会社に戻りたいですが、元々の部署の人間が全て出向になっており、信用できる人たちと働きたいため、戻ろうという意思はありません。というより、親会社側が私達を良いように使っているため戻れません。

元々の部署の人たちは親会社では皆バラバラの業務をしていて、それぞれ忙しくしているため、あまり積極的に相談もできない状況です。転職サイトやエージェントには登録していますが、在籍している企業より良い会社もないのであまり転職は考えていません。

人事に向いてるのは「残業も厭わないような愛社精神溢れる人」

残業も厭わないような愛社精神溢れる人です。

会社のことが大好きで、どれだけ厳しい状況でも業績を上げる、数字を出すためなら何だってする、その状況すらも楽しめるような人が合っていると思います。

あと、他人のことをあまり気にせず、自分の力で企画立案から全てワンオペでできるような、地頭がよく構造的に物事を考えられる人がいいと思います。チームよりも個の力を大事にできればいいと思います。残業も全く嫌わない、ライフワークバランスなどあまり気にしないような人も向いていると思います。