【体験談】私がシステムエンジニアを辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、システムエンジニアを「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際にシステムエンジニアの仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、システムエンジニアの仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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システムエンジニアの仕事とは？

個人や事業者からインターネットの加入申し込みがあった場合、申し込み内容に即した通信網を、運用者が画面から操作して構築できるソフトウェアを開発する業務です。オペレータが監視室から数万の通信式を遠隔で操作できます。

通信業者は、主に国内事業者を対象として開発、販売をしています。要件定義、設計、プログラミング、試験、納入、保守まで、一気通貫でプロジェクト運営を行います。要件定義、設計までは自社で実施しますが、設計以降は、協力会社さんへ発注を行います。主な作業は、顧客との折衝および、作業状況の報告です。また、協力会社さんを含めた進捗管理、予算管理、品質管理のマネジメントを行っています。

このため、お客様、自社内、協力会社さんなど、多くのステークホルダーとコミュニケーションを行っています。

システムエンジニアを辞めたいのは「メンバーの作業負荷が高すぎるから」

メンバーの作業負荷が高すぎるからです。

プロジェクトの開発スケジュールが短く、予算も限られるなかで、高機能、高品質のシステム開発を要求されるため、常に人手不足となっています。このため、プロジェクトメンバーに対する負荷が高い状況が続いています。ようやく一つのプロジェクトが完了したと思ったら、休む暇もなく、次のプロジェクトに参加しなければなりません。

定時で家に帰れることはあまりなく、常に残業が当たり前になっています。また、休日出勤する機会も多くなっています。たまに定時で帰宅可能な場合があっても、会社内の飲み会やイベントが行われるため、まっすぐ帰宅することができません。

有給休暇の取得も難しく、毎年、使いきれずに捨てています。自分のプロジェクトに問題がなくても、ほかのプロジェクトで問題が発生した場合は、その支援に回されるため、常に高負荷の状態が続いています。多くを仕事の時間にとられるため、プライベートの時間が減っており、ライフワークバランスが崩れています。

恐らく、ソフトウェア開発業界では、どこも同じような状況であると思います。他の会社の人たちに状況を聞いても、似たような回答が多いです。中には、自由に作業ができるような会社もあるようですが、数は少ないようです。

一番簡単なのは、転職することだと考えています。可能であれば、同じ業界ではなく、別の業界が良いと考えています。ただし、入社数年の若手であればよいですが、中堅以上となると他業種への転職は難しいのではないかと考えています。このため、もう少し視野を広くして考え、雇われる側ではなく、雇用を生み出す側に立って、起業もしくは、フリーランスも検討したいと思います。また、株式、不動産などの権利収入にて生計を立てて行けるように人生の再設計を行っていくつもりです。

システムエンジニアに向いてるのは「プロジェクトマネジメントスキルを身につけたい人」

プロジェクトマネジメントスキルを身につけたい人です。

１０年以上前、ソフトウェア開発産業は、国内でプログラミング開発を行っていましたが、現在は賃金の安い海外に発注するようになってきています。このため、海外とのやりとりをしたい人や、海外出張に行ってみたい人にお勧めだと思います。出張先は、アメリカのシリコンバレーの場合もありますが、多くは、中国やインドになると思います。積極的に海外の文化や人々と接してみたいと考えている人に向いていると思います。

また、プログラミングは海外が実施するため、自分でプログラミングをすることはほとんどありません。その代わり、進捗管理や予算管理などのマネジメントが主な作業となります。プロジェクトのマネジメントに挑戦してみたい人や、スキルを身に着けたい人には、価値がある仕事になるのではないかと思います。コミュニケーションスキルを高めたい人にも向いていると思います。