【体験談】私が看護師の仕事を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、看護師を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に看護師の仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、看護師の仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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看護師の仕事とは？

救急総合病院の手術室で勤務をしている看護師です。手術室は１日の予定手術件数が20件ほどあります。そのうえ救急病院なのでとびこみで緊急手術となることも多いです。手術室では、患者さんの搬入から麻酔前後の状態を管理したり、手術中の医師への直接介助、患者さんの全身状態をみる間接介助を行っています。手術が終わると、病棟の看護師への経過報告を行い、片づけまでして一件が終わります。毎日自分がどの手術につくのかは前日には決まっているので、その準備から片づけまでは全てペアの２人ずつで行っています。時間のある時は準備で使う物品の滅菌作業や補充、消毒などをしています。

看護師を辞めたいのは「緊急手術も多く、心から休める日がないから」

緊急手術も多く、心から休める日がないからです。

毎日の予定手術件数も多いため、仕事が終わるのもいつも夜までかかります。予定の手術であっても患者さんの状態によっては長時間になったりするので、平日は毎日家に帰るのが遅くなります。そのうえ緊急手術まで入ってしまうと、夜中に呼び出しもあるし気持ち的にも身体的にもとてもきついです。恋人がいるので休日は一緒に過ごすのですが、もし呼び出しがあったらと考えると、30分以内に出勤しないといけないので遠出もできません。途中で呼ばれてしまったら毎回「ごめんね」と言い、恋人を残し仕事に行っています。せっかくの休みを心から楽しめないし、仕事とプライベートをきちっと分けられないのがとても辛いです。子供がいる人もいるので、そうなると家族がいない私たちが出勤しなければという、仕方ないことだけどそのなんとなくの決まりもとてもいやです。

あとは初めての手術につくことも多いため、事前に手術の流れを把握し、必要な機材を考え準備したりすることにも、とてもプレッシャーを感じています。一つの手術に看護師は２人しかいないので、必要なものは完全にしておかなければ迷惑もかかるし、ペアの人が先輩だと先輩の分まで準備しないといけないというのもとてもきついです。

今後も同じ看護師として働きたいので、病棟勤務にしたり救急病院は辞めようと思っています。あとはクリニックであまり残業がないところで働きたいです。一番は残業の有無や休日などを重視して次の転職先を見つけていきたいと思います。

看護師に向いてるのは「趣味があまりない人や独身の人、仕事が好きな人」

趣味があまりない人や独身の人、仕事が好きな人です。

家族がいる人、恋人がいる人は、家族や恋人の理解もないとなかなか難しいと思います。ですから、独身の方やひとりの方が向いていると思います。あとは緊急手術になると、休日に急に呼び出しがあったり毎日の残業も多くなるため、仕事がほんとに大好きな人が一番いいと思います。好きな仕事だと残業もあまり苦にならないと思います。趣味があまりない人は休日にあまり予定も立っていないと思うので、趣味や好きなこと、こだわりがない人はいいと思います。