【体験談】私が医療機器メーカーの営業事務の仕事を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、医療機器メーカーの営業事務を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に医療機器メーカーの営業事務の仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、医療機器メーカーの営業事務の仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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医療機器メーカーの営業事務の仕事とは？

医療機器を扱う会社の営業事務ですが、誰にでも売れるわけではなく、開業医・病院にしか売ることができないため、今現在いる数少ない医者の懐に入るセンスやスピードが問われます。

事務処理にも同様の事がいえ、とにかく早く正確に受発注しなければならず、発注ミスをすると、手術患者の道具が届かない＝患者の手術の日を延期＝補償問題に発展するため、気の抜ける暇がありません。

また、親指の爪くらいの小さい器具でも価格が100万円だったりと高額なので、納品の時に見落としがないか、品番間違いや届いていない物はないか注意を払います。

医療機器メーカーの営業事務を辞めたいのは「営業電話のノルマが厳しいから」

営業電話のノルマが厳しいからです。

医療機器を扱う会社の営業事務ですが、現在は高齢により医師の数が少なくなっているのと、新規を受け入れいない土地柄が影響しているためか、新しい開業医が来ません。

そんな中、利益を上げようと事務員も駆り出されて少額の医療器を売っている事に嫌気がさしてきました。（少額と言っても１０万円程です）。

具体的には事務作業が終わった後、いわゆる営業電話を事務員が発信しています。女性の方が医師たちも話を聞きやすいからとの理由のようです。しかし長年事務しかやってこなかったため、医療器の専門知識はないので質問には答えられず結局営業担当につなぐことになり、手間がかかります。せっかく乗り気でも待たされれば熱が冷めるようで、なかなか芽が出ません。

現在の地域の開業医は高齢で『自分の代で終わり』と思っているのか、なかなか新しい器具を買いませんし、かといって営業範囲を広げると縄張りがあり、メーカーと競合しても負けることは目に見えているので、ここらへんが限界なのではと思う日々です。

おかげざまで、この会社に従事してから事務処理の速さ正確さには自信がついたので、思い切って転職活動をしています。まだ転職サイトに登録した段階ですが、事務員として長年携わっていたので、金額や条件にこだわらなければ沢山仕事はありそうです。

事務の仕事は好きですが、小さい会社のせいか、人員が足りなければ事務員でも営業っぽいことをやらされるようになって嫌気がさしてきたので、そこはよく会社を見極めたいと思います。

医療機器メーカーの営業事務に向いてるのは、断られても「まぁそういう事もあるか」と思える精神的にタフな人

断られても「まぁそういう事もあるか」と思える精神的にタフな人です。

営業電話ですが、はっきり門前払いされることやあいまいに断られること、声のトーンで嫌がられているとわかることが多々あります。それをいちいち気にしない人が営業に向いてると思います。ダメなら次、という具合に、こちらもある程度器械的にこなせる人がいいんじゃないかなと思います。

また顧客の高い要望に応えようとするチャレンジャーな人や、負けず嫌いな人もいいと思います。どういう気持ちであれ、それが活力になれば、おのずと結果が出ると思います。