【体験談】私が介護施設の管理者を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、介護施設の管理者を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に介護施設の管理者の仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、介護施設の管理者の仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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介護施設の仕事とは？

介護施設の管理者をしています。仕事内容は施設の運営管理、人材の確保、見学の対応、職員が少ない時には介護の仕事にも入ります。何でも屋といっても過言ではないです。

基本的には施設の最高責任者となりますので、何かトラブル等が起こった時には対応しなければなりません。また、請求書の管理などもやっていますので、家族から問い合わせがあれば対応したり、支払いがなければ催促の電話をしたりもします。

現場と本社の間にあるため、上からも下からも圧力がかなりかかるポディションではありますが、ある程度自分の意見を通すことができるので、そういった意味ではやりやすいかもしれません。

介護施設の管理者を辞めたいのは「仕事の内容の割に給与が安く、残業代も一切でないから」

仕事の内容の割に給与が安く、残業代も一切でないからです。

介護施設の管理者をしているのですが、現在介護職の不足により、終日介護業務に入らざるを得ない状況です。1日に必要な絶対的人数が不足しており、毎日早番で朝の7時から16時迄現場に出て介護をしています。自分の仕事ができるのは16時の介護業務が終了してからです。

本社にも人員不足の件と16時以降から管理者の仕事をしていることを伝えていますが、暗黙の了解ではないですが、早く帰りなさいということも無く、16時以降に当たり前のように本社から電話が来たりしています。介護の仕事は誰でも手伝ってくれるのですが、私の仕事は誰も手伝ってくれない、というよりも私しかできないため、結局は自分がやるしかないのです。

こんな生活も、早いもので3ヶ月が経過して、そろそろ身体が悲鳴をあげています。そしてやらなければならない事も期日に間に合わなくなったり、毎日ストレスがたまり、冷静な判断ができなくなっています。また、休みや夜間なども何かあれば電話が来ます。常に拘束されている状況に最近疲れてしまいました。

本社に行っても何も改善されないと考えると「なんとかなるさ」という精神でやり抜くしかないのかなと考えています。そして管理者の仕事ができない時には、はっきりとこんな状況でできませんと伝えていこうと思っています。

介護施設に向いてるのは「一人で物事を抱え込まない人」

一人で物事を抱え込まない人です。

休みや夜間についても連絡が入ったり、一人で何役もこなさなければなりません。本当に何でも屋ですから覚悟が必要です。残業も日常茶飯事です。そんな状況の中で、ある程度の緩さを自分の中に設けないと精神的に病んでしまいます。

これまでにも真面目すぎて疲れ果てて退職した方が何人もいました。そうならないためにも、手を抜くところとちゃんとやる事と、両方をしっかり使い分けることができる人、1人で物事を抱え込まない人はこの仕事に向いていると思います。