福島県立橘高校の口コミ・評判

最終更新日：2021/02/26

口コミ・評判
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福島県立橘高校の卒業生から聞いた、福島県立橘高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「図書館の蔵書数が県内で一番多い」「近くに買い物ができる場所がない」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、福島県立橘高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる福島県立橘高校の口コミ・評判一覧

10代男性／東北学院大学工学部情報基盤工学科 1年生

評価：★★★★★(大満足)

公開日：2020年11月

満足：充実した学生生活

福島市にある進学校で、国公立の合格率はおおよそ半分です。指定校推薦枠がたくさんあり、文系の大学だとMARCH等の指定校推薦があります。東京都立大学の指定校推薦枠もあり、他高ではなかなかないものだと思います。先生方はとても生徒に協力的で親しみやすい先生ばかりです。授業の進行具合は早くも遅くはありません。勉強面ではとても刺激的な学校でした。

不満：行事が少ない

学校行事が少ないと感じていました。3年に1度、公開文化祭があるのですが、近隣住民や時代を考慮して昔ほど自由に文化祭を楽しめない状況でした。また、大学受験に関しては指定校枠が多くあるため、一般入試を受ける前に大学が決まっている生徒がかなりいます。ふざけるような人はいませんでしたが授業中に居眠りしている人はいて、少し苛立つことはありました。

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20代男性／東北大学薬学部 3年生

評価：★★★★★(大満足)

公開日：2020年3月

満足：勉強、部活、遊びが充実している

福島県立橘高校は福島県北地区の二番目の進学校です。意識が高く大学進学を目標としている友達と三年間過ごすことで、メリハリのある生活を送ることができます。また、勉強と部活動の両立を校風とし全校生の部活動への加入が義務付けられているので、クラスメイト以外にも交流関係が生まれます。三年間を勉強だけでなく、部活動で友人と汗水を流しながら目標を達成しようと練習することで、努力、友情、礼儀など多くの大切なことを学ぶことができます。また、文化祭や体育祭など学校全体で盛り上がる企画も多く、友達と楽しみながら充実した生活を送ることができます。

不満：規則が厳しい

福島県立橘高校は私服登校が許容されています。式典などで着用するブレザーはありますが日常生活は私服で登校します。そのため毎日服装を気にしなければいけないことが大変です。学習については教師からの課題が多く、自分のしたい勉強に時間をあてることができないことが多々あります。文化祭は3年に1度だけ公開文化祭で外部の人を招き入れますが、2年間は学内の生徒のみで行います。また、出店はNGで勉学に関係のある出し物しか出せないのでお化け屋敷なども行えませんでした。

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10代男性／新潟大学工学部工学科建築分野 1年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年10月

満足：校内のイベントが楽しい

私の通っていた高校は元女子高で、男女比が１対２ぐらいで女子の方が多かったので、文化祭やスポーツ大会などのイベントで女子と交流できました。文化祭の準備では、男女で協力して絵を描いたり劇の練習をしたりしました。私は男３人兄弟なので女性への免疫がありませんでしたが、この高校を卒業したおかげで、女性に弄ばれることがなくなったと思います。また、厳しい校則がなく、校内のイベントは生徒が主体となって運営・準備をしていたので、イベントが堅苦しくならなかったことも良いことだと思いました。

不満：理系の教育が弱い

私の高校は県内でも上位の進学校で、旧帝大や難関校への合格者も多く輩出しているのですが、ほとんどが文系の生徒でした。女子が多いこともあり文系の生徒が多数を占めていたこともありますが、教育を受けてきた立場からすると、理系の教育は少しおざなりになっていたと思います。理系の専門科目は２学年の半ばから始まり、３学年の夏休み前に終わります。そういったこともあり、授業が適当になっている部分もありました。また数学Ⅲに関しては、国公立の２次試験直前にやっと範囲が終わりました。他の高校では夏休みに終わっていたようで、練習問題にしっかりと時間を充てていました。

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20代女性／東北大学文学部人文社会学科 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年8月

満足：先生の面倒見がいい

愛情深い先生が多く、その後の人生で何度も先生の言葉に助けられました。一人ひとりの生徒をよく見ており、生徒の才能を見つけ、育てようとするスタンスの先生が多かったです。その一つの表れとして、褒め言葉の多さがあります。ちょっとしたことでも先生が本気で褒めてくれました。決して言葉だけの褒めではなく、本心からの褒め言葉だと伝わる、そんな褒め方でした。今でも、先生に褒められた詩や、パーソナリティを思い出しては、自分の自信につなげています。

不満：自分がない生徒が多い

個性を認めようとする生徒が少なかったので、自分を出しづらく、苦しい思いをしました。もともと女子校だったということもあるでしょう。協調性が高い学生が多く、和を尊ぶ雰囲気がありました。例えば、周りの子に馴染みのないトピックの話をすると、距離を置かれることがありました。それから不本意ではありますが、周りの子に合わせたコミュニケーションを取るようになりました。高校時代にもしお互いの違いを認める雰囲気があれば、もう少し自分の好きなことが自由にできたと思うので、その点が心残りです。もちろん、協調性が高い生徒は思いやりもあるので、人間関係で嫌な思いはしませんでした。

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20代男性／筑波大学情報学群知識情報・図書館学類

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年

満足：図書館の蔵書数が県内で一番多い

高校生の間に沢山の小説に出会うことができました。家の近くには県立図書館もあったのですが、小説が少なく、また古いものばかりでした。一方で、学校図書館には比較的新しい小説がたくさんあり、進学校で勉強が忙しかったからこそ、小説という存在が心のオアシスになっていました。また、学校司書もとても優しく、図書館内の資料を探すのをよく手伝ってくださったので、学校図書館を思う存分利用出来ました。このことが今の私を形成しています。

不満：近くに買い物ができる場所がない

高校自体に大きな不満はありませんでしたが、近くに学生向けのお店がほとんどない事は気になっていました。弁当をいつも家で作ってもらっていましたが、それが出来なかった時に購買に行きます。しかし、競争率が激しかったため、欲しい時に限って売り切れのこともあり、外のコンビ二に行くしかありません。コンビニ自体は便利なのですが、コンビニにないものを買いに行くにはしばらく歩く必要があり、面倒だと思っていました。あと、学校近くに本屋があればもっと嬉しかったです。

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10代男性／福島大学人間発達文化学類人文科学コース 1年生

評価：★★★★☆(満足)

公開日：2019年7月

満足：勉強のための設備・環境が整っている

私の出身高校は比較的校舎が新しく、トイレを含め全体的にきれいです。思春期でもあった高校時代に毎日使う施設に対してストレスを持つことなく勉強に励めたことは、とても大きなことだと思います。また、各教室の机にも工夫がなされていて、通常の学校机よりも一回り大きく作られています。教材が多い授業や受験勉強の際にとても助かりました。体育館以外の各教室には空調も完備されているのも嬉しいポイントです。教員に関してもベテランの先生が多く、頼りになる先生もたくさんいらっしゃいました。休み時間に職員室へ質問にいく生徒も多く見受けられました。

不満：校則や決まり事に対する考え方が古い

教育方針に「自由」を掲げていて、自由服を認めているものの、服の着こなしに関する禁止事項も存在しています。それに対して理由を教えてほしいと申し出た生徒がいましたが、返答は曖昧で、「ダメなものはダメ」といった調子でした。また、校舎内でのスマートフォンの使用は全面的に禁止です。修学旅行ですらほとんど使ってはいけません。禁止するにしても、今やスマートフォンが必需品となったこの時代にしては少し厳しい内容だと思います。先生方や生徒会がよく口にする「橘高校生らしさ」というのも内容はやはり曖昧です。この学校で新たな気風が現れるのは当分後になると思っていました。

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