都立国際高校の口コミ・評判

最終更新日：2023/09/22

口コミ・評判
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都立国際高校の卒業生から聞いた、都立国際高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「非常に様々な経験ができる」「土足なため綺麗とは言い難い」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、都立国際高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる都立国際高校の口コミ・評判一覧

20代女性／慶應義塾大学総合政策学部 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2023年1月

満足：校則がなく自由、英語力が向上

第一に、校則がない点です。未だに日本にはブラック校則と呼ばれる理不尽な校則が多い一方、本校では規定のスカートかズボンさえ履いていれば髪色が何色でも、ピアスを着用していても、スカートを短くしても注意されません。カーディガンやパーカーの着用は勿論、カラーシャツやポロシャツを着ることもできます。体育祭には団の色（赤・青・白）に合わせた髪色に染めることが一種の伝統となっています。また、国際科ということもあり、非常に英語力向上に注力している点も本校の魅力です。クラスには帰国子女や在京外国人が非常に多く、言語や異文化、多角的な視点を学ぶことが出来ます。中には、日本生まれ日本育ちで海外に行ったことがないのにも関わらず、英語力が非常に高く、帰国生と何の問題もなく話せる生徒なども多いため、どの生徒にとっても日々がとても刺激的になるでしょう。自身もTOEICが約450点向上したのはよかった点です。

不満：英語が出来ないと辛すぎる

私は高校に推薦入試で入学し、他の生徒に比べると英語力はそれほどなく、英検も準2級程度でした。正直、英語に注力している本校での3年間の授業はとてもハードなもので辛かったです。本校には英語が少人数制となっており、最も英語が話せる人が1グループ、最も英語が話せない人が5グループとして1～5グループに分けられるシステムとなっています。私は初めは4グループでしたが、2年次に頑張りが認められ、1グループに変更されました。しかし、そこでの授業に到底着いていくことができず、3年次には2グループに移動した過去を持ちます。1グループは帰国生がほとんどで会話中心、2グループには英語が得意な日本人が多く文法中心のイメージです。今となっては頑張ったことは決して無駄ではなかったとは思いますが、私のように英語が苦手な生徒は周りのレベルの高さに押し潰されそうになったり、辛い思いをすることはあるかと思います。

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10代女性／法政大学グローバル教養学部 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2022年3月

満足：多様性に溢れている

元々帰国子女枠が多いこともあり、様々なバックグラウンドを持った友達と学校生活を過ごせます。英語が教室で飛び交うことはもちろん、韓国語、中国語、スペイン語なども飛び交い、まるで留学しているかのような気分になれます。英語の授業もレベルが高いです。卒業までには映画を字幕なしで見たり、洋書も問題なく読めるようになりました。また、人と違うことが当たり前な校風なので、周りに流されたり、無理に合わせなくていい雰囲気に満足していました。

不満：校舎が汚い

土足で校舎内に入り、かつ公立高校ということで設備は古く、全体的に暗い印象を受けます。教室や体育館の空調もほぼ機能しておらず、夏は暑く冬は震えるほど寒いです。勉強に集中したいからこそ、せめて教室内は過ごしやすい環境に整えて欲しいです。最近はコロナ禍ということで換気や窓開けも常にされていて、冬は教室に入っても上着を着たままということもありました。これから入学する子たちのためにも過ごしやすい学校になるといいと願います。

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20代女性／上智大学国際関係学部 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年8月

満足：カリキュラム

英語を極めたくて入った学校ですが、勉強をする環境が教師から何まで全部が最高でした。先生たちはみんなネイティブスピーカーで生きた英語を直接学べました。また、図書館には洋書やTOEFL、TOIECの本がたくさん置いてあるので、授業と資格の勉強を両立することができました。また、第二言語を学ぶことが必須だったので英語の他にスペイン語も学べてもっと自分の視野を広げることができました。国際的な交流も多く、海外の高校生との交流等で国際感覚を身につけるにはいい学校でした。

不満：学校生活が煮詰まりやすい

クラス自体一般的な高校に比べると、人数が少なく1学年200人ぐらいだったのでコミュニティが小さくて人間関係が煮詰まりやすかったです。例え国際的な環境とはいえ距離感が近すぎて友人グループ同士のいざこざに巻き込まれることが多々あリました。また、行事があるとみんな一生懸命になりすぎてぶつかり合ってクラスの雰囲気が険悪になるのが耐えがったです。楽しいこともたくさんありましたが、喧嘩は好きではないので巻き込まれるたびしんどかったです。

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10代女性／国際高校卒業

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年4月

満足：英語がたくさん学べる

英語は少人数クラスで、外国人の先生が教えてくれます。授業はとにかく楽しいです。毎回このクラスが楽しみでした。そして、海外へ留学する人もたくさんいるので海外の大学に通いたい人にあった高校だと思います。１年に数回留学プログラムがあり、連携している海外の高校へ行くことも可能です。高校生のうちにも留学ができます。校則は他の高校に比べてだいぶ緩いので、ピアスや髪染めも大丈夫です。そのため、外見からみるとちゃらく思われがちですが、みんな明るくて、真面目です。帰国子女やハーフの子、国境を離れた色々な子がいるので沢山のことをシェアでき、楽しい環境になっています。

不満：校舎が汚い

私は帰国子女だったため、授業が一般の方達より遅れており、入学当初はついていくのに精一杯でした。やはり、英語の授業が多い高校なので英語の課題の際はかなり苦労しました。施設や建物は古く、全体的に汚いです。特にトイレは最悪です。においがすごく気になります。ですが、施設はある程度整っていると思います。推薦に力を入れている高校ですが、一般入試はそこそこです。一般で名門大学に入る人は数少ないです。理系に入りたい人や名門大学に入りたい方は違う高校にはいるのをおすすめします。

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20代女性／立教大学国際経営学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年1月

満足：英語力を伸ばすための環境が整っている

まず、国際高校には海外経験の豊富な生徒がたくさんいます。私自身は海外経験のない、いわゆる「純ジャパ」でしたが、友達の多くが留学経験があったり、帰国子女であったり、在日韓国人・中国人であったりと、とても国際的な環境でした。様々なバックグラウンドを持った人たちと一緒に生活する中で、視野を大きく広げることができます。また、英語の授業も充実しています。個人が持っている英語力に基づいて５つのクラスに分けられるため、適切なレベルの授業を受けることが可能です。授業は“話す”ことにフォーカスしているので、例えば読解の授業でも、英語を実際に使ってコミュニケーションを取る機会がたくさんあります。

不満：一般受験へのサポートが充実していない

国際高校では推薦入試方式を多くの生徒が選択します。一般入試方式を選択する学生はごくわずかで、センターを受ける生徒数もとても少ないです。そのような状況の中で、他の進学校に多く見られるような、入試のための“補習授業”や“過去問対策授業”などはほぼありません。ですから、一般受験を選択する方は、塾に入ることをおすすめします。また、早慶上智やMARCHなどの有名大学の指定校推薦枠自体はありますが、数は多くありません。そのため、希望大学に合格するためには、高校入学時からきちんと定期考査対策をし、良い成績を取り続けることが不可欠です。

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20代女性／立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科 4年生

評価：★★★★★(大満足)

公開日：2020年1月

満足：非常に様々な経験ができる

多様なバックグラウンドを持つ学生が集うため、様々な価値観を形成することができます。国籍や出身が異なる人と交わり、各々の体験を知ることで、自分の今まで育ってきた環境が当たり前ではないということを知ることができます。また、主体性の強い生徒が集い、彼らの活動を学校側も認めて背中を押してくれる環境が整っています。良い意味で「自由」な校風の中、色々な挑戦できるからこそ、羽を伸ばして向上心を持ち、今しかできないことを思う存分挑戦することができます。例えば、行事の運営や学生団体の立ち上げ、部活動や英語力及び多言語の向上などが挙げられます。

不満：土足なため綺麗とは言い難い

多様なバックグラウンドを持つ学生に対応するため、海外の学校のような校風でした。多くの高校またはそれまでの小、中学校は上履きの使用がルールとしてあったと思いますが、当校は土足です。ヒールや下駄以外の靴は何でも許されるため、お洒落で様々なコーディネートを楽しむことができます。しかし、その反面、校舎は綺麗ではありませんでした。また、女子が約８割と、男女比に偏りがある学校です。女性トイレは通常でも混雑するにも関わらず、人数が多いので、大体の休み時間に混み合います。

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