福岡高校の口コミ・評判

最終更新日：2022/08/31

口コミ・評判
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福岡高校の卒業生から聞いた、福岡高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「生徒の自主性が養われる」「センター試験の対策が少ない」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、福岡高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる福岡高校の口コミ・評判一覧

20代女性／早稲田大学文学部 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年11月

満足：この高校でしか体験できないことがある

福岡高校は伝統がある学校であり、校舎は県の重要文化財に指定されています。そのような校舎で過ごす経験はなかなかできないことだと思っています。また、建物だけでなく、「伝統的な精神」というものが残り続けていることも私が満足しているところです。福岡高校は「至誠業ヲ勵ミ/剛健風ヲ成シ/操守堅固ナルベシ」という校訓を掲げています。この校訓に表されるような精神が今にも残り続けています。現代においては少し固すぎるような印象を受ける方もいるかもしれませんが、私はどれも人生において大切な言葉だと思っています。

不満：国公立大学信仰が強い

私は元々私立大学を第一志望にしていましたが、福岡高校では国公立大学へ進学することを強く求められました。そのため、先生との折り合いや授業の調整が少し難しいところがありました。実際に生徒も国公立を第一志望にする生徒がほとんどです。私立大学の文系の生徒は「楽をしたい人」「勉強をしない人」というレッテルを貼られるような雰囲気がありました。また、私立大学受験生向けの授業などもほとんどなく、センター試験後の授業は基本的に国公立大学の二次試験対策でした。そのため、私立大学受験者は塾・予備校に通っている人が多かったように思います。

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10代女性／九州大学工学部電気情報工学科 1年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年9月

満足：生徒の自主性を重んじる

福岡高校はあらゆる場面で生徒の自主性を重んじています。例えば授業では教員が教科書の内容を一方的に教えるだけでなく、時には生徒が問題の解説を行うこともあります。生徒会活動では各委員会に担当の教員はついているものの、教員はあくまで生徒にアドバイスを与えたり教員同士でコミュニケーションをとったりするなど、生徒の活動を支える役割を担っています。文化祭、体育祭、予餞会などの学校行事は主に委員会に所属する生徒によって運営されます。生徒にとって非常に過ごしやすい環境であると共に、様々な経験から大きく成長できる高校だと思います。

不満：教員の年齢層が高い

福岡高校は歴史ある高校です。卒業生の母校愛が強く、勤務する教員の多くは福岡高校の卒業生です。他校で経験を積んだ後に福岡高校へ赴任して定年まで勤務するというOB・OGの教員も多く、必然的に年齢層が高くなります。そのため、いわゆる昭和的な考え方の教員が一定数所属しております。感覚のズレから学校行事の運営に関して生徒との意見衝突も多々あります。生徒の自主性を重んじると言えど、教員から許可が下りなければやりたい企画も出来ないため、生徒の不満は大きいと思います。

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10代女性／福岡高校卒業

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年4月

満足：教員が優秀

生徒一人ひとりの話をよく聞いてくれ、子ども扱いしすぎず一人の人として対話をし、相談にも親身になってくださる先生が大変多い印象です。硬いことばかりでなく冗談も交えてくださることも多く、先生というくくりを取り払って個性を見せてくださることも多く、大変生活がしやすいです。授業内容も大変充実していてレベルが高く、質の高い勉学に取り組めます。進路相談などでは生徒の意思を尊重し、生徒に進路を強制的に変えさせたりするなどといったことは一度も聞いたことはありません。

不満：設備が不十分

伝統的な校舎とされているため多少の妥協点はありますが、在籍する生徒の立場としては校舎が古すぎて見栄えに劣るという点はあったかと思います。外壁の部分的改装を行ったため、新しい白い壁と古い汚れた壁が混ざり合ってやや見苦しくなってしまっています。また、正門とは異なる東門という入り口があり、多くの生徒が利用するのですが、入った直後にグラウンドの土の地面なので雨の日は靴が濡れることを余儀なくされます。

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20代男性／九州大学工学部機械航空工学科 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年11月

満足：自由な校風

自由な校風で自主性を重んじるところです。勉強も部活も自発的に頑張れるような同級生が多かったように思います。自身も干渉されることが好きではなく、勝手にやるから放っておいてほしいと考えているような高校生でした。3年間部活動をやり切って浪人はしたものの、現在は第一志望の大学に通っていますが、高校時代に先生から口うるさく指導されたような記憶はありません。暖かく見守ってくれる先生方のもと、のびのびと高校生活を楽しむことができたなと回想します。

不満：駅からのアクセスが悪い

特に不満はありませんが、強いて言うなら最寄駅から徒歩10～15分かかってしまうアクセスの悪さだと思います。朝の補習授業や部活動後にそれだけの時間を歩くことはなかなかしんどかったです。また、吉塚駅（最寄駅）と博多駅（その一つ先の駅）の中間に位置しているのですが、私の在学中は吉塚駅までの定期券しか発行してもらえなかったと記憶しています。博多駅には遊ぶ場所もたくさんあるので、当時は博多駅までの定期券が欲しいと切実に思っていました。

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10代男性／九州工業大学情報工学部 2年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年5月

満足：地域で知名度がある

福岡高校は、修猷館高校、筑紫丘高校と共に福岡県の御三家として県内では知名度の高い高校で、大学の進学実績は同じ学区の他の高校と比べても群を抜いて良く、そこに通っていることが自分のひとつのステータスとなり自慢になりました。偏差値も県内ではかなり高い部類に入るため、実際に驚くほど頭が良い人がとても多く、学習意欲の高い人が沢山いたため、学校の定期テスト期間や受験期は特に生徒同士で互いに切磋琢磨しあえました。

不満：伝統を重んじすぎる

福岡高校はここ最近創立100年を迎えました。長い歴史を持つことから、学校は伝統を重んじているのですが、これが少し行き過ぎていると在学中周りの皆が不満を持っていました。1つ例を上げるとするなら厳しすぎる応援歌指導です。應援團という部活が、福岡高校には存在するのですが、新入生は入学してすぐ応援歌指導を應援團から強いられます。これは昔からの伝統で、ここで新入生は徹底的に絞られ、泣き出す人も少なくはありません。他にもあげるとキリがないのですが、こういったことが不満に感じました。

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20代女性／早稲田大学商学部 3年生

評価：★★★★☆(満足)

公開日：2020年5月

満足：校則がほぼない

みんな真面目だったため、校則がほぼありませんでした。風紀検査が一切なかったので、スカートや髪形も自由で、とても楽でした。先生たちもそんなに生徒を注意したりすることがなく、それぞれ自由にのびのびと学生生活が送れたと思います。互いが切磋琢磨して勉強し、校則もほぼ自由で、先生たちもあまり干渉しないという最高の環境で高校生活を送れたことはとてもいい思い出だし、最高の青春でした。

不満：生徒のプライドが高い

みんな有名私立大学、国立大学を目指していました。そのため、学力の順位にはとても敏感で、学力で人を判断する部分がありました。あの人は勉強できるからすごい、あの人は試験の順位が低いからあんまりよくないなど、そういう話をクラスでする人が結構いました。勉強面ではみんな切磋琢磨できますが、変にプライドが高いので、定期テストはシビアな戦いでした。

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10代女性／九州大学法学部 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年2月

満足：やる気があり、あたたかい生徒が多い

福岡高校には様々なことに全力で取り組む生徒が多いです。そのため学業や部活、そして行事などは活気があり、お互いに切磋琢磨できる関係を築くことができます。特に体育祭でのグループ対抗の応援合戦や学校応援は皆が全力で取り組むために完成度が高く、評判になっています。学業面では、先生方も素晴らしい先生が多く質の高い授業を受けることができます。一人では理解が難しい内容もありますが、周囲に気兼ねなく質問できるような温かい雰囲気です。部活は運動部、文化部ともに多くあります。他の部活や委員会と兼部している生徒も多いです。また、自由度が高いことが特徴です。

不満：駅から少し距離がある

私は高校が大好きで満足していたため、正直に言うと不満に思う点はほとんどないのですが、強いて言うならば駅から少し遠いです。JRの駅から徒歩で15分～20分かかります。（地下鉄の駅からは10分ほどです）朝の急いでいる時などは少し不満に感じるかもしれません。また、部活数が多く盛んなのですが、その一方でスペースの問題があります。私が所属していた部活はあまりそのような問題はありませんでしたが、体育館を使う部活に特に多いようです。例えばハンドボール部は体育館やホールが使えずにグラウンドにコートがあります。

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20代女性／九州大学文学部人文学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年11月

満足：行事が楽しい

福岡高校では文化祭(福高祭)と体育祭、予餞会の3つが三大行事と呼ばれています。文化祭は文化部が展示やイベントを行う他、クラス単位で何かしらの企画を行います。食べ物を出すのは基本的に禁止でしたが、だからこそ制約の中でクラスの個性を出そうと必死でした。また、三大行事の中でも、体育祭が一番の盛り上がりを見せます。私は3年生の時にグループ役員を務めましたが、仲間とぶつかり合いながら総合優勝を果たしたのは良い思い出です。予餞会は、センター試験が終わった3日後くらいに行われる、3年生を激励する会です。生徒会の執行が3年生から2年生に移ってから最初の行事なので、新世代の試金石と言ったところかもしれません。

不満：進学サポートに偏りがある

九州大学への進学を希望する生徒が多いので、授業も九州大学合格を意識した雰囲気になっていました。このため、九州大学を目指していない人には無駄な時間に感じられるかもしれません。東大・京大を目指すような人は、受験期終盤にはもう自分で勉強していました。東北大・名古屋大など、九大以外の帝大を目指すとなっても、なかなか大変です。それらの大学が地元にある高校生と比べたら、やはり後れを取ることになりかねません。しかし、九大を狙うなら福岡市内でも有力な高校だと思うので、九大合格のサポートが欲しい方にはお勧めです。

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20代男性／福岡大学工学部電気工学科 4年生

評価：★★★★☆(満足)

公開日：2019年10月

満足：勉強熱心

活気があって行事などのやる気が凄いので、とても良い環境だと思います。休み時間などはスマホ使用可能だし、生活検査もそこまで厳しくは無いので緩い方であると思います。いじめはほとんどありませんが、先生方と合わない生徒も結構いたという印象です。部活動は県大会や全国に行っているところもあって活発ですが、皆やる気があるので、中途半端な気持ちで入ると後悔する人も出てくると思います。私はどこにも所属せず勉強ばかりしてました。

不満：合う合わないがある

私自身は母校で満足しており、卒業出来て良かったと感じています。しかし、眉毛をいじっただけで先生にバレると再検査を受けたりと、校則が面倒で不満を言う生徒も多かったです。私の場合は特にこれといった注意はありませんでしたが、これに関しては、注意して取り上げる先生や見て見ぬ振りをする先生など様々なので、やはり合わない生徒も結構いたという印象です。バイトもなかなか緩いと思いますが、何も言われない生徒の方が多いです。

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10代男性／九州大学経済学部経済経営学科

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年

満足：生徒の自主性が養われる

先生方から言われて勉強をするのではなく、自分から積極的に勉強をすることができるように、様々な制度がありました。例えば、朝補習や午後補習といった時間外の授業を、生徒が取りたい授業を取れるシステムになっていて、生徒が自分の学力や目的に合わせて授業を選択できました。このことで、自分が学びたいことを学べるようになり、自主的に勉強する姿勢が身に付きました。また、勉強の楽しさを知ることができ、受験勉強の時期にも楽しみながら、しっかりと学習し続けることができました。

不満：センター試験の対策が少ない

大学入試において、センター試験は必要であり、国公立大学を受験するにあたっては、必ず高得点を取らなければならない試験です。そのような重要な試験であるセンター試験の対策が、母校では、約1か月前に、やっと始まるということで、正直遅すぎました。センター試験は、しっかりと対策をしていなければ点が取れないので、もっと早くから対策して欲しいと思います。過去問演習が必要な教科も多く、本当は、10月頃から対策を始めて欲しかったと思います。

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