千種高校の口コミ・評判

最終更新日：2024/03/12

口コミ・評判
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愛知県立千種高校の卒業生から聞いた、愛知県立千種高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「文化祭が盛ん」「進学実績が悪い」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、愛知県立千種高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる千種高校の口コミ・評判一覧

20代女性／愛知県立大学外国語学部中国学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2023年10月

満足：生徒の自主性が高い

学校行事は全て生徒が企画・運営しているため、自然と自主性を身につけることができます。そして、学校祭や文化発表会など楽しいイベントだけでなく、『LT』と呼ばれる討論の場もたくさん設けられているので、自身の意見や考えを言語化し発表する機会も多いです。なので、積極性や論理的思考力同時に身につけることができます。先生方は何もしていないのかと言われるとそうではなく、生徒が伸び伸びと過ごせる環境づくりをしてくれていた印象です。

不満：カリキュラム

受験生になると進路は生徒で様々で、同じ進路に進む生徒はなかなかいないのですが、高校のクラスはざっくり文系と理系にしか分けられず、私は受験で使わない数学を卒業する最後の最後まで勉強させられました。全員に合わせたカリキュラムを組むのは難しいというのは分かってはいるのですが、もう少し分類を細かくしてみたり、いらない教科の時は自習時間としてみるなど、多様化したカリキュラムの設定があればよかったなと感じました。

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20代女性／名古屋学芸大学管理栄養学部 3年生

評価：★★★★★(大満足)

公開日：2020年11月

満足：勉強と部活動を両立できる

進学校であるため学業には手を抜いていません。得意分野を学生同士で教え合う機会があったり、みんなで高め会おうという意識があります。また、文理選択を3年生になってから行うことで、全員が広く学ぶことが出来ています。部活動も全力に活発に行っています。陸上部やラグビー部、バスケ部、ダンス部などが有名です。また、文化祭もとても長い期間をかけ準備して、とても盛り上がります。公立高校であるにも関わらず、外から来てくれる人が県内で一番多いとも言われているほどです。

不満：アクセスが悪い

最寄り駅からとても急な坂を上って登校しなければなりません。また、その道は銀杏の木がたくさん生えており、秋には臭いがキツいです。また、電信柱や電線が多く、鳥の糞にも警戒が必要です。被害に遭った学生も多くいます。それに加えて、道がとても狭いため、すれ違うのにも一苦労します。雨の日など傘をさしている時はとても不便です。カラオケやゲームセンターなど遊べるところも近くにないので正直つまらないです。

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20代男性／南山大学総合政策学部 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年7月

満足：圧倒的青春感

母校では「三立」という言葉がよく使われています。勉強、部活、学校行事、この3点をバランスよくこなしていき、文武両道や両立ならぬ三立という言葉で千種生のエネルギーを表しています。特に学校行事についてですが、千種高校は県立であるにも関わらず学校祭で県内NO.1の集客率を誇っています。その位、外の方が楽しめれば、もちろん中にいる千種生も盛り上がるワケです。その内容は約半年かけて準備が行われ、1～2年ではクラス展示、3年では演劇を行い、クラス対抗で1位を争います。それを成功させる裏側ではあらゆるドラマが待ち構えています。笑いあり涙ありの高校生活を本気でかけた学校祭を行う千種生は、正しく圧倒的青春感を持っています。

不満：進学実績が悪い

上記の点で1つ引っかかることがあると思われます。それは、学校祭に半年かけているという点です。それは受験生である3年生も対象外ではありません。もちろんそれだけとは言いませんが、千種高校は入学時の偏差値は県内でも屈指であるにも関わらず、大学進学実績はあまり芳しくありません。それには様々な理由がありますが、1つ言えることは上位と下位の差が他校に比べてあまりにも激しいという点です。良くも悪くも「自由」という校風を持つため、他校に比べ規則は緩く勉強も自主型(もちろん課題はあります)であるため、あらゆる行動は全て自己責任に冒されます。そのため自分に甘くなったり置いてけぼりにされると、周りとの差が開く一方です。そのような点から進学実績はあまり芳しくはないと思われます。

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20代女性／名古屋大学工学部マテリアル工学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年5月

満足：自由度が高い

学校祭の企画・運営を生徒がしたり、服装検査がないため、スカートの長さやカーディガンの色、メイク、アクセサリーなど自分の個性を生かした制服の着こなしができたりと、先生が口を挟んでくることがあまりなく、自由度が高かったです。自由度が高いから無法地帯になるというわけではなく、みんなが節度を持って行動しているので、とても過ごしやすかったです。行事の際も一人一人が主体性を持ち、どうしたらより良くなるのかを話し合い、全力で楽しもうとしていたので、とても楽しかったです。

不満：勉強に不真面目

大学受験に向けて勉強し始めるのがとても遅かったと思います。学校祭が9月の上旬にあるのですが、それが終わるまで学校の雰囲気が受験モードになりません。コツコツと自分でやっていける人はいいのかもしれませんが、雰囲気に流されてしまう人も多く、そのせいか、浪人率が高く、私の代は約半数が浪人していました。授業中にうるさくして先生の話を聞かないということはないのですが、勉強そのものに対する生徒の向き合い方が雑なのかな、と思います。

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10代女性／名古屋芸術大学芸術学部芸術学科 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年3月

満足：自主自律の校風

千種高校は自由と言われていますが、自由な分一人一人がしっかりとした意思を持っており、人間として尊敬できる友人がたくさんできました。個性の塊のような人が集まっているので、相手の個性を認められるような人が多いような気がします。また、行事は先生方の手はほぼ借りずに、すべて生徒で取り仕切っていくので一体感を持って取り組み、大変な部分もありますが盛り上がりが半端なくすごいです。先生方も、学校行事をはじめ、進路指導においても生徒の意見を尊重してくださる方が多く、親身になって相談に乗ってくださいます。

不満：過去の伝統が廃れつつある

千種高校は討論をよく行うことで有名です。入学前はどんな風に行うのだろうとワクワクしていました。しかし、実際に入学して、討論の機会はそれほどなかったように思います。もちろん、修学旅行の夜や一日オフィスを貸し切って討論会を行うというイベントはあるので他の高校に比べたら圧倒的に多いとは思いますが、入学前に前面に推していたためそれと現実とのギャップを少し感じてしまいました。行事のあり方も、昔よりも制約が多くなってきており、時代に合わせての変化といえども、少々自由を履き違えている人が増えているのではないかと感じます。

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20代女性／滋賀大学経済学部企業経営学科 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年11月

満足：文化祭に全力に取り組む

基本的に、先生方が生徒に強制することはなく、生徒が主体となって学校生活を行います。受験を含めた全ての責任が生徒自身にかかるため、良い結果も悪い結果も全て自分の責任であると受け止めることができます。苦しくも自分自身も受験で成功したとは言えず、後悔もしていますが、それは高校のせいではなく自分自身のせいであったため、昔の自分に単純に責任があったと思えます。このような校風であるため、行事は生徒のやりたいことを十分に尊重してもらえ、生徒自身も自ら作ったルールであることから逸脱して目立つような生徒も少なかったように思います。生徒が作るルールなので自然と皆が同じ方向を向き出すため、何事も熱く注力しつつも、他人を思いやり行動する能力が身につくような気がします。

不満：先生、生徒ともに自由すぎる

前述の通り、生徒の主体性を問われる校風なので、勉強だけでなく校則等も著しく平均から外れている生徒であっても大きく咎められるところがない点に少し不満点はあります。勉強面に関しても、最終的には自己責任ではあるので強く責任を高校側に問うことは出来ませんが、もう少し赤点を取った際の追試等の再試験は充実させるべきかと思います。一度出遅れた生徒はずっと出遅れたままの印象でした。校則に関しても、基本的に生徒に任せるというスタンスのため、少し行きすぎた見た目であっても誰も注意することはなく、自校の評判を下げかねないような風貌の生徒でさえもただ黙認するしかなかったのは少し残念に思いました。

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20代女性／岐阜大学医学部看護学校 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年10月

満足：自主自律

1番は、生徒主体であるということです。例えば学校祭は、運営から準備、実施においてほとんど生徒が行います。学校祭前の近所への挨拶回りであったり、使用する木材の業者との連絡などもです。先生はあくまで見守り、相談に乗ったり手助けをするためにいます。これらのお陰で、生徒自ら考えて行動する力が身についたと思います。口出ししたくなることも多かったと思いますが、その前にちょっと待って下さった先生方に感謝しています。また、自分の言動に責任感を持てるようになれました。

不満：自由を履き違えている人がいる

前述のように自主自律や自由が重んじらますが、制服はあり、それで登校するので学校名を背負って街を歩きます。ほとんどの人は、他の学校と比べるとスカートが短かったりしますが、制服を制服として着こなし、髪色も黒や茶色でした。しかし、近年ではインナーカラーを入れたり、奇抜な靴を履いている人が増えてきていて。制服に合っておらず台無しのように思います。人それぞれ個性を出すのは良いとしても、せっかくの制服ですしもっと千種の制服に誇りを持って欲しいと思います。また、自由であるということからどうしても勉強を怠けがちになります。誰しもそういった時期があることは仕方ないですし、むしろそういった時期を経てこれではいけないと自分で思い、行動を省みることで質の高い勉強が出来ると思います。ただ、自分で自分を律することが出来ない人、夢のない人には難しいと思うので自称進学校に行った方が良いと思います

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10代男性／名古屋大学工学部機械航空宇宙工学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

公開日：2019年9月

満足：生徒が主体となっている

自分の通っていた高校は自由な校風で有名で、頭髪や服装の規律が緩く、生徒主体の学校でした。学校祭や修学旅行等のイベントでは生徒が主体となって企画していくため、生徒にとっては非常に楽しいものでした。また、部活動も活発で多くの部活が県大会に出場します。インターハイまで進む部活もいくつかあります。自分自身も県下でも強豪と呼ばれる運動部に所属していて、毎日部活に励んでいました。充実した部活動を経験でき、とても楽しかったです。

不満：勉強が疎か

自分の学校は入学時の偏差値に較べて、進学実績が悪いことで有名です。高校の長所として「楽しい」ということを挙げましたが、その結果、勉強を疎かにする生徒が多く、進学実績が芳しくありません。生徒の自主性を重んじていて、高校側から強制することはないので、勉強をする生徒としない生徒で学力の差が大きく開いていきます。また、文理分けが３年生で行われるので、２年生から文理分けをする高校に比べて、大学受験は非常にやりづらいと思います。

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10代男性／中央大学法学部法律学科

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年

満足：文化祭が盛ん

千種高校は、県内でも文化祭などの行事が盛んな高校として非常に有名です。私は中学生のころに千種高校の文化祭を見に行き、自分もこのような文化祭をしたいと思い、千種高校を志望したほどです。１．２年生は自身のクラスで決めたテーマに沿って教室を改造し、展示として発表します。３年生は演劇を練習し、全校生徒の前で発表します。どの学年も全力で発表に取り組むため、クラスはもちろん、学年全体での団結力ほ非常に高いです。

不満：進学実績が悪い

行事に全力に取り組むためか、偏差値の割には現役の進学実績が非常に悪いです。学年全体で勉学に熱心に取り組む姿勢がないので、まわりに流されるとほとんど勉強しません。特に３年時に行う演劇は、センター試験対策の時期にちょうど被っています。勉強したくても演劇をないがしろにするわけにはいかないので、学校に登校し、朝から夕方にかけて演劇の準備作業を行います。実際、多くの人が浪人して大学に行きます。浪人生の進学実績は悪くないので、おしいところです。

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10代女性／芝浦工業大学工学部情報工学科 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年4月

満足：生徒たちが自分で考えて行動できる

校訓が自主自律であるため、あまり先生たちからの干渉も強くなく、責任はついてまわりますが比較的自由にやりたいことが出来る学校です。特に愛知県内でもトップレベルの来場数を誇る文化祭では、生徒たちでテーマから考え、クラス全員で協力して展示や演劇を完成させます。その過程で自然とチームワークが生まれ、仲の良いクラスが多いです。みんながのびのびと過ごせるため、自分の個性を遺憾なく発揮できる場所になると思います。人間的にも成長出来る場になりました。

不満：自由すぎる

先述した通り先生たちから干渉されないため、多少のメイクやアクセサリー、髪染めなどは黙認されている状態です。女子のスカートは短いし、カーデガンやパーカーだけを羽織った状態での登校は禁止されているにもかかわらず多く見受けられます。また、授業中もスマホでゲームをしていたり、全く関係ない教科を勉強していたりなどもありました。自由なのもこの学校の持ち味ですが、先生たちからもっと注意があってもよかったのではないかと思います。

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10代女性／専修大学人間科学部社会学科 1年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年6月

満足：クラスメイトが個性豊か

私は千種高校の国際教養科に所属していました。国際教養科は2クラス80名ほどで、その約半数が帰国子女推薦で入学しており、英語を使ったプレゼントテーションやディベート、異文化理解の授業など英語のスキルや国際理解の教育に力を入れていました。クラスメイトは英語が得意な人が多かったので授業のレベルも高く、ついていくのが大変でしたが、国際教養科で何より良かったのはクラスメイトの明るく、仲が良く、個人を尊重する雰囲気です。様々なバックグラウンドを持った生徒が集まっているので、自然とお互いを理解し高め合う空気になっていました。日本人的な同調圧力のようなものは全く感じず、みんな伸び伸びと好きなことをやっていてとても居心地が良かったです。

不満：悪い意味で自由すぎる

千種高校は自由な校風で知られており、校訓は自主自律(自主自立)です。校則もほとんどなく、生徒が主体的に考え、律することが求められています。確かに生徒会や学祭実行委員などの活動は活発でしたし、学校を掃除する有志ができるなど主体性のある生徒もいましたが、大半は自由さに甘え、堕落してしまっていたと思います。私自身も髪を染め、ピアスを開け、制服を着崩し、行事でも日常でも写真を撮りまくり…楽しい高校生活でしたが、もっと自分の将来を見据え、生産的なことをすれば良かったなと思っています。

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