浜松市立高校の口コミ・評判

20代女性／神戸市外国語大学 外国語学部 英米学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：落ち着いている

まずは校舎が比較的綺麗な点です。公立の高校ですが、全校生徒が入れる講堂があったり、外観も私立に劣らず豪華だったりと施設については申し分ないです。次に、皆真面目な点です。生徒は中学校で委員長などを務めた優等生タイプが多いです。浮ついた者もおらず、落ち着いた学生生活を送れることはこの高校の長所でしょう。行事が盛んな点も気に入っていました。年度初めに縦割りの段が決められ、文化祭（萌葱祭）、合唱コン、体育祭の各行事ごとにポイントを稼ぎます。そして、年度末に総合優勝を決めるという年度を通した楽しみがあります。最後は私的な点になりますが、制服の冬服が可愛いことです。市内で一二を争う可愛さです。勉強のモチベーションを保つ意味でも大きな役割を果たしてくれていました。

不満：息苦しい

皆が真面目な点と矛盾してしまう所もありますが、雰囲気に窮屈さを感じる時がありました。「浜市生としての誇りを持て」という文言を何度も、また入学して早々に「受験の心得」を語られます。所謂自称進学校でよく見られる光景だと思います。堅苦しさを感じる点は否めません。また、一階フロアが異様に暗い点は嫌でした。教室は2階以上なため、理科室や保健室に用がない限り、一階にはあまり行くことはありませんが、陽の光が入らず不気味でした。正直、設計ミスだと思います。最後に、クラス内での関わりが希薄に感じる点です。3年間を通して、どのクラスも級友間の親密度がそれほど上がりませんでした。選択授業があり、バラバラになる時間があるので仕方がなくもありますが、一つの要因は帰りのHRがないことです。6限が終わると掃除があり、掃除場から各々そのまま解散してしまうため、級友と話す時間がありません。寂しく感じることが多々ありました。

20代女性／大正大学 文学部 日本文学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：偏差値や周りのレベルが高い

この高校には文武両道を基本とする真面目な生徒が多く在籍しており、有名大学への合格率も各部活動の成績もそこそこ良いものなのではないかと感じます。そのような生徒が周りにたくさんいるという環境から、自然と自分も頑張らねばと意識を高く持つことができ、自ら目標を立てて努力できる良い刺激をもらえる校風だと考えています。地域の方々からも評判の良い学校なので、卒業できたことは誇れることなのではないかと思います。

不満：行事のタイミング

この高校では文化祭、合唱大会、体育大会といわゆる三大行事と呼ばれるものが開催されます。しかし、一番準備に時間のかかる文化祭は6月に当日を迎えるため、クラス替えから間もない4月から企画や準備を進めねばなりません。2年、3年と学年が上がれば多少顔見知りの人も増えてきますが、1年生は入学後すぐ取り掛からなければならないため、どのクラスも消化不良のクラス展だったように感じます。さらに文化祭、体育大会においては中間・期末考査と大変時期が近いです。そのため、空き時間に教科書を読んでいる生徒もチラホラと見かけ、とても学校をあげた＂祭典＂という雰囲気は感じられません。

20代男性／静岡大学 情報学部 4年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：設備が充実している

勉強・部活動の面で非常に施設が充実しています。校舎自体が割と新しいということもあり、全体的に清潔感があるのはもちろんのこと、自習室や教室設備も勉強する上で全く不自由のないものとなっています。また、部活動においても高校の設備であるホールがあり、それぞれの部活に十分なスペースが確保された部室、活動場所がしっかりと提供されているので、高校生活の中で不自由を感じたことはほとんどありませんでした。それらの設備を活かした校内行事も盛んで、非常に活気に溢れた学校となっています。

不満：校則が多い

周囲の進学校と比較して非常に校則が詳細に定められており、少しばかりの時代錯誤な様相が垣間見える瞬間があります。規律を重んじる校風の現れの一つとも考えられますが、それによって少々窮屈さを感じる場面も少なからずあります。それに加えて職員室に入る際のルールなど先生によっては事細かく指図される場面もあるので、そう言った部分はもう少しフラットになるべきではないか、と考えたことも少なくありません。このルールは学習活動だけでなく課外活動でも厳しく取り締まられるため、学生にとっては少し煩わしく思うことも多いと思います。

20代女性／首都大学東京 システムデザイン学部

評価：★★★★★(大満足)

満足：制服が可愛い

元々が女子高校だったところもあり、制服が私立高校のように可愛いです。シャツは水色、リボンやネクタイは紺をベースにしたストライプ、ズボンやスカートは灰色チェックなどで女子は可愛く、男子は格好いいです。ローファーととてもよく合い、公立なのにまるで私立の高校の制服を着ているようです。夏場のシャツも水色で、浜松市立高等学校のマークがオシャレなワンポイントマークとして胸元に小さく縫われています。私は毎日この制服を着ていくのが楽しみでした。

不満：校舎が山の上にある

浜松市立高等学校へ行く道はどこから入っても坂道を上らなければ行けません。近くに住んでいるならともかく、基本的に自転車登校の方が多く、毎日のように坂を上ることになります。急な坂で短時間で行くか、緩い坂で時間をかけるかを選択し、時間がないときなどとても大変でした。急な坂の場合、歩道が細く車の量が多いので、交通に注意しないといけませんでした。緩い坂の場合、山を上る途中、蜘蛛の巣が垂れていたり、葉っぱが落ちてきたりと慣れるまで苦手でした。

20代女性／椙山女学園大学 教育学部 子ども発達学科

評価：★★★★★(大満足)

満足①：文武両道が徹底されている

基本的に部活動が強く、県大会上位や東海大会以上でないと生徒たちの前で表彰してもらえません。私は運動部に所属していましたが、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。辛いこともありましたが、仲間と共に支え合って部活動に取り組めたことは一生の思い出です。さらに、勉強面に関しては進学校と言われているため、高校の偏差値も高く、進学先も国立大学や有名私立大学へ行く人がほとんどです。サポート体制もしっかりしていて、安心して大学受験ができます。勉強もでき部活動も強い、これがこの高校の1番の強みだと思います。

満足②：先生が指導熱心

先生方はとても指導熱心な方が多いです。部活動も学習面もしっかりと指導してくださいます。勉強についていけなくなっても、見捨てず、根気強く指導してくださいました。厳しい方もいますが、私たちを思ってくれてるからこその厳しさであり、尊敬できる先生方がたくさんいます。今でも高校時代にお世話になった先生とお会いする機会があり、大学卒業後の進路なども気にしてくださる方が多いです。たくさんの恩師の出会いがあり、とても充実した高校生活を送ることが出来ました。

不満①：駅から少し遠い

近くに電車がなく、1番近い駅がJR浜松駅になります。そこから多くの男子生徒は自転車で、多くの女子生徒はバスで高校まで行かなければなりませんでした。私は朝練があり、バスでは間に合わない時間帯であったため、途中から駅から自転車で通学しました。ですが坂が多く、学校に着くまでにへとへとになってしまいます。トレーニングにはなりますが、部活動を引退した後はとても大変でした。また、JRも電車の本数が少ないためとても大変でした。

不満②：宿題が多い

文武両道を掲げているため、私の学校では毎日の宿題や長期休みの宿題がとても多かったです。やった宿題は全て自分のためになることですが、部活動と両立するのはなかなか大変でした。毎日の宿題は、英単語の予習や日本語訳や日々の小テストの勉強などがありました。長期休みの宿題は、チャートと呼ばれる数学の問題集からや問題集一冊など本当に沢山ありました。部活動の合宿の夜などを使って宿題を片付けましたが、とても大変でした。

満足度：とても満足

とても充実した高校生活を送れたからです。特に、友人の質が高く、一生の友達と呼べる友達がたくさんできました。さらには、行事が充実していて青春を謳歌できます。合唱コンクールや文化祭、体育祭など盛りだくさんです。一つ一つの行事にかける思いがどのクラスも強く、クラスの絆が深まります。今でも鮮明に思い出すくらい行事のことは覚えています。