慶應義塾高校の口コミ・評判

最終更新日:2023/07/27


慶應義塾高校の卒業生から聞いた、慶應義塾高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「男子校であり、自由な校風」「校舎が汚い」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、慶應義塾高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

慶應義塾高校
慶應義塾高校
※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる慶應義塾高校の口コミ・評判一覧

10代男性/慶應大学 法学部 1年生

評価:★★★★★(大満足)

満足:大学までエスカレーター

附属高校なので大学までエスカレーターです。慶應なので大学受験を気にせず、当時は部活に打ち込むことができました。生徒はスポーツや学力に励み、高校生で留学に行くなど様々な方面で変わっている人が多かった点です。慶應ということもあり、行事にもたくさんの人が訪れ、ブランドを実感しました。教授も凄い方が多く、とんでもないところに来てしまったと当時は思いましたが、同時に様々な見聞を知ることができたと思います。

不満:お金がかかる

芸能人やアスリートの息子などの本当のお金持ちがいたので、世間のイメージが悪いことです。普通の高校生なので恋愛もするし、考えることも大体同じなはずなのに、すぐ大ごとになってしまうイメージです。あと、男子校ということも当時は不満でした。やはり高校生なので恋愛もしたかったですし、他の高校生が眩しかったです。学費も高いので親には大変申し訳ないと感じました。遊ぶのにももちろんお金がたくさんかかりました。

20代男性/慶應義塾大学 法学部 政治学科 2年生

評価:★★★★★(大満足)

満足:自由な校風

自由な校風で自分のやりたいことに集中できる学校でした。系列の大学に進学する権利があるため、9割以上の生徒が内部進学を選択します。高校での成績がよほど悪くない限りは大学への推薦を確保できるため、勉強はそこそこに部活動やアルバイト、課外活動に精を出す生徒が多い印象です。もちろん勉強に励む生徒もいます。私は3年間でアルバイト、部活動、趣味などやりたいことを極められた3年間だったので非常に満足しています。

不満:内部進学以外の進路はほぼない

様々な点でお世話になって満足しているため、強い不満はありません。しかし、卒業後は内部進学以外の選択肢はほとんどないということが唯一のデメリットだと感じます。一部、医学部志望の方(内部進学で医学部に進学することは非常に難しいです)が他大学を受験するケースはありますが、受験という選択肢を選ぶと内部進学の推薦がはく奪されるという仕組みになっています。学校の授業も大学受験を見据えたものではなく、どちらかというと教養を深める授業がメインです。周りの生徒も受験する人はほぼいないため、モチベーションを保つことが難しいのではないかと感じます。

20代男性/慶應義塾大学 法学部 法律学科 2年生

評価:★★★★★(大満足)

満足:自由な校風

校則があまり厳しくなく、自由であったことが満足しています。髪色を自由に変える生徒も多く、若いうちにしかできないような奇抜な髪型に挑戦している生徒もいました。また、生徒数が非常に多かったことも満足している点です。内部進学や高校受験、推薦試験など、あらゆる手段で入学してきた生徒が集まり、様々な価値観を持った人がいます。高校内で自分と合う友達を見つけることも容易です。また、生徒数が多いが故に、仲良くない人とは全く関わらずとも充実した高校生活を送れると思います。

不満:男子校

男子校であるメリットは学業や部活に集中して取り組めるなどもちろんあるのですが、やはり高校の3年間を男子しかいない環境で過ごすというのは寂しいものがありました。また、部活動に所属すると普段の生活が忙しくなるため、出会いの場はかなり限られるのかなと思います。ただ、部活をやる・やらないも自由ですし、バイト等もできる環境ではあるので、高校生活を自身がどう過ごしたいか次第でこの不満点は解消されるかもしれません。ただ、部活が非常に強い高校なので部活に入ればとても楽しいと思います。

10代男性/慶應義塾大学 経済学部 1年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:内部進学で慶應大学に進学できる

校則がほとんどなく、とても自由な雰囲気です。土曜日、日曜日の週2日休みで、春休み、夏休みも長いです。そのため、部活、アルバイト、趣味など好きなことに熱中できる時間がたくさんあります。高校生活を充実したものにできるかは自分次第ですが、大学受験することなく慶應大学に進学できるので、自分のやりたいことをしながら学校生活が送れます。大学の隣にあるため、部活動や活動場所も大学生と行うこともあり、設備も整っていてとても充実しています。

不満:先生によって成績のつけ方が違う

男子校のマンモス校で、男ばかり1学年700名を超える生徒の中で過ごします。女子との恋愛などはほとんどなく、気楽ではありますが淋しいところが欠点です。学校は良い意味でも悪い意味でも自由で放任主義です。勉強をしないで遊んでいると普通に留年するので、毎年クラスに何人かは留年生がいます。また、希望の学部への進学は高校の成績順になるので、人気学部への進学は中上位、上位の成績を採っていないと難しいことが多いです。

10代男性/慶應義塾大学 環境情報学部 1年生

評価:★★★★★(大満足)

満足:自由な校風

基本的に校則はないようなものなので、法律さえ守っておけば怒られたり停学になったりすることがないところに満足していました。生徒の一部には法律を守っていない人がおり、その人が誰かに密告されて生徒係室に連れて行かれたりすることはありましたが、それ以外は基本的に平和な学校です。髪染めやピアスなどの装飾品も自由ですし、なんなら授業中に寝ていても何も言われません。やりたいことが当たり前にできるとても自由な学校だったのでとても満足しました。

不満:校舎

校舎の材質は石のようなものなので、温もりのようなものがありません。知らない人が見たら刑務所のようにも見えると思います。この校舎は第二次世界大戦下、陸軍が基地として使っていた建物で、県が指定する文化財になっています。なのでそう簡単に立て替えることができず、今の今まで使用されているんだろうと考えていました。なぜか一階の窓に鉄格子が設置されていたり、窓が一個もない地下の廊下もあります。プリズンブレイクに出てきそうな校舎に不満を感じていました。

20代男性/慶應大学 経済学部 2年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:大学進学が楽

第一のメリットは慶應大学への学部推薦が獲得できることです。医学部といった人気の学部は人気があり、一部の本当に頭の良い人しか行けないのですが、他の学部に関しては基本的に誰でも推薦を獲得することができます。留年を重ねたり退学にならない限りは大学への推薦がもらえます。第二に、高校生活のほとんどを座学に費やすことがないことです。勉強中心の人もいるのですが、部活動、委員会活動、起業をするといった様々なことに力を入れている人が多く、自分にとっても良い刺激となりました。

不満:校舎が古い

留年の基準が高いです。入学後に知ったのですが、留年する人は全体の3割弱を占めるため、全く勉強をしていないと簡単に留年をしてしまいます。そのため、大学受験はないものの、留年しないためにある程度勉強をしなければならないのが大変でした。また、校舎の老朽化が進んでいます。そのために夏は暑く冬は寒いという環境で授業を受けなければいけませんでした。冬はコートを着て授業を受けている人が大半でした。

20代男性/慶應義塾大学 法学部 4年生

評価:★★★★☆(満足)

満足:自由な校風

一般的な高校と違い、慶應義塾大学へのエスカレーター方式の一部をなしている高校なので、受験勉強などに縛られず、好きな勉強や課外活動に取り組む余裕のある学校です。さらに、普通の成績をとっている限りは大学の好きな学部に進めることもあり、3年生時のカリキュラムは大学を見据えたような内容になっております。理系・文系それぞれが自分の今後の進路に進むにあたって必要な知識を前もって取り込むことができるため、そういった意味でも非常に効率的なカリキュラムであると思います。

不満:男くさい校風

慶應義塾高校は世にも珍しい男子校です。総生徒数2000名超、一学年でも700~800名ほどの生徒が在籍します。ある程度の広さがあるとはいえ、2000名もの男子高校生が跋扈する高校内の校風は「男くさい」の一言に尽きます。ある意味ではそれ自体は良い点なのかもしれませんが、あまり暑苦しい雰囲気が好きではない私にとっては、少々過ごしづらさを感じるような校風だと思いました。

20代男性/慶應義塾大学 経済学部 経済学科 3年生

評価:★★★★★(大満足)

満足:受験なしで一流大学に進学できる

慶應義塾高校は、留年することはあっても外部受験をしない限り100%が慶應大学に進学します。また、学部選択もある程度融通が効き、評定下位25%に入れなければ看板学部である経済学部には進学できます。このため、勉強はそこそこにして、自分が取り組みたいと思うことに大きくリソースを割くことができ、将来を早くから見据えることができます。身近に色々なことに取り組んでいる人間がいるので、視野の広さや多様性社会で生きる感覚を養えると思います。

不満:流される人間が多い

満足に感じているところと反面な部分ですが、やりたいことや取り組みたいことを見つけられない人物は一定数います。故に、「周りの人間に流されてなんとなく満足しているからこのままでいいや」という人をよく見かけます。さらにはそういう人たちは自分を肯定したいがために、自分の感性と違うことに取り組んでいる人を白い目で見る傾向にあります。このように多様性への理解が甘く、価値観が単一に作られている人が多いのが不満な点です。

20代男性/慶應義塾大学 環境情報学部 3年生

評価:★★★★★(大満足)

満足:男子校であり、自由な校風

クラスが異常なほど多いため、高校三年間で同じクラスになる人が被るということは殆どなく、常に新しい出会いがあります。また、内部進学生も多数いて、その多くが裕福な環境で育ったため、将来の人脈を作るにはとても良いと言えます。高校で出会った人と、大学生や社会人になったあとに会社を興す人も少なくありません。また、先生の数も魅力の一つでした。全学年合わせて100人近くの先生がおり、個性豊かで、楽しみのある学びを得ることができます。

不満:校舎が汚い

本校舎は建築からかなりの年数が経っています。基本的に教室も廊下も、土足で過ごしているので必然的に汚れやすいです。清掃員が常にゴミを回収しているため、一見汚れは目立ちませんが、よく見ると老朽化も相まってひどいです。トイレも長時間居ようとは思いませんでしたが、私が卒業してから改修が進み、今ではデパートにあるような綺麗さになっているそうです。それを私が体験できなかったという点でも不満を感じます。


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名無しさん
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慶應義塾高校の基本情報

  • 名称:慶應義塾高等学校
  • 住所:神奈川県横浜市港北区日吉4-1-2
  • アクセス:東急東横線日吉/東急目黒線日吉/グリーンライン日吉
  • 関連URL:https://www.hs.keio.ac.jp/

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