【体験談】私が電気設備管理の仕事を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、電気設備管理の仕事を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に電気設備管理の仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、電気設備管理の仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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電気設備管理の仕事とは？

電気主任技術者は法律によって選任が義務付けられており、ビルや工場、病院、などのさまざまな業種の高圧電気設備の保守・点検をする仕事です。しかし電気主任技術者を職場に置くのは、有資格者を採用するか現職員に資格を取得してもらう必要があり、企業としては採用条件が厳しくなるため、外部に委託することが認められています。

外部委託により保安管理業務を代行し、高圧電気設備の保守点検や緊急対応等、お客さまへ助言や指導、技術的サポートを行っています。また、設備に「電気主任技術者」が選任されている場合においても、点検に人員が必要な場合は保守点検のみ定期点検として単年度契約を締結し、代行検査もしています。

電気設備管理の仕事を辞めたいのは「電気主任技術者の減少に伴い、付帯業務の業務量が増加しているから」

電気主任技術者の減少に伴い、付帯業務の業務量が増加しているからです。

少子高齢化に伴い、高年齢の有資格者の退職と若年層の有資格者とのバランスがくずれ、人材不足に陥っています。

現在契約しているお客様については契約上解約する事は難しく、景気が向上しているせいか新規のお客様の契約が増加し、単純に有資格者数が足らなくなっています。資格取得後、実務経験（5年）を過ぎれば、主任技術者として他の企業でも主任技術者となる事ができるので、若年層の離職率も大きな問題となっています。

中途採用により一時的に有資格者数は担保したとしても、主任技術者の業務は多岐にわたるため（PCやタブレット端末がほとんど）、慣れていない方は業務量の多さにすぐに退職するという悪循環も起きています。業務は点検だけでなく、書類整理や契約書作成等の机上業務も多いため、管理職含め現場担当者への負担が大きくなっているのが現状です。

また上層部は経済産業省や〇〇電力などの天下りも多く、純正規社員では出世の将来性が感じられない事も理由としてあげられます。

現在は転職サイトに登録しており、他の企業のさまざまな情報に目を通しています。しかし結局のところ、電気主任技術者の資格だけでは、同じような職種の採用しかないのが現状であり他の国家資格取得を並行しながら、良い条件があれば転職するつもりです。

電気設備管理に向いてるのは「土日祝日、早朝深夜の作業があるので体力がある人」

土日祝日、早朝深夜の作業があるので体力がある人です。

お客さまの点検は電気設備を停電しての点検が主体となるので、どうしても土日祝日、早朝深夜の作業が多くなります。通常点検についても、お客さまの訪問時間や曜日が限定されていることも少なくないので、ご自身にスケジュール管理能力がありタスクの優先順位をつけられる人が向いていると思います。

また前述のとおり、土日祝日、早朝深夜の作業があるので結婚されている人は家族の同意も得られる人で、健康的に問題がない人が良いと思います。