函館高校の口コミ・評判

最終更新日：2023/07/25

口コミ・評判
掲示板投稿募集中

函館高校の卒業生から聞いた、函館高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「自分のとりたい授業をとれる」「人間関係が複雑」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、函館高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる函館高校の口コミ・評判一覧

20代男性／北海学園大学経営学部経営学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2022年10月

満足：行事

市立函館高等学校では行事や文化に重きを置いています。学校祭である柳星祭は、合併時の旧東高校と北高校の生徒たちが自校のどの伝統や文化を引き継ぎたいかを議論し、引き継がれた文化が根付いています。生徒が自作した行燈を担ぎ市内を練り歩く行燈行列は、地域的にも伝統的かつ人気です。また、市立函館高等学校開校後に創られた文化も多くあり、学校祭用に製作した衣装の出来を競い合うファッションショーなどの新たな文化が生まれる土台があります。卒業後、コロナウイルスの影響で行事縮小があったようですが、それでもなお有意義な文化と伝統を身をもって楽しむことができると思います。

不満：勉学

本校は地域では進学校として認識されています。確かに進学実績は同地域の高校よりも高いです。しかしながら、進学校であるかは疑問です。そこには教員派閥の問題があります。開校時当初から長く在籍する教員は古株として、担当教科の授業方針を決定しています。そのため、若い教員の考え方や新たな学習方針が採用されにくい傾向にあります。その顕著な教科が数学です。数学の授業では「数プリ」と呼ばれるかなりの量の課題がほぼ毎回出されます。分量に対する不満は多いですが、本当の問題はそこではありません。提出してもマルバツの評価のみで、フィードバックが一切ないのです。そのため、量の多さについていけず、フィードバックがないために更についていけなくなる生徒が多くいました。保護者からも長年疑問を抱かれ、開校から12年目にして、当時の校長が古株教員と面談して改善が図られました。しかし、後輩によると数プリは現在も続いている模様です。

c-62522048

20代女性／鎌倉女子大学家政学部家政保健学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年9月

満足：大学受験に向けたサポートが充実している

私が満足している点は大学受験に向けたサポートが充実している点です。2年生から文系理系を選択し、早くから大学受験に向けた勉強に取り組めます。授業内容も大学受験前は過去問や類似問題を扱ってくれます。また、長期休み中の講義や模試が充実しているため、自分が勉強したい科目の講義を受けられます。受験に必要な科目の模試を受けられるため、柔軟に自分の進路に合わせた勉強ができます。大学進学を希望する人にはとても良い学校であると思います。

不満：部活動の活動場所

私が不満に感じている点は部活動の活動場所です。私はバドミントン部に所属していましたが、活動場所が研修館という学校から少し離れた別館のような所でした。研修館は雨漏れも酷くて天井も低く狭かったので、バドミントンには適していませんでした。雨漏れに関して学校に直してほしいとお願いしていましたが、他の場所の修繕工事が優先され、私が通った3年間のうちに直してはもらえませんでした。今はもう工事が済んでいると耳にしました。

c-53737713

10代男性／北海道教育大学教育学部函館校 2年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年3月

満足：進学について全力でサポートしてくれる

進学を重視して現役合格を目標としている生徒が多いだけあり、生徒の志も教員の志も同じように感じられます。受験勉強に集中して取り組むことができました。また、教員に相談すると模擬試験の結果をベースに自分がつまずきやすいポイント、よく問題に出るポイントなども教えてもらえて、勉強に役立てることができました。課題や小試験の数も他校と比べて多く、力になったと実感しています。進学という明確な目標を持っている学生には勧められると思います。

不満：課題・試験が多すぎる

満足している点として課題や小試験が多いことを挙げましたが、実際のところは課題や小試験、課題のやり直しや追試験のせいで自分のやりたい勉強が手につかず、自分のために勉強しているのか課題や小試験のために勉強しているのかが分からなくなることがありました。そのおかげで定期テストや模擬試験で思うように点数が伸ばすことができず、イライラしていたこともありました。課題を溜めないように、追試験にならないように、小試験に合格するようにと日々勉強を重ねるのが一番ですが、そのせいで自分が伸ばしたい分野を伸ばすことができなかったとも思っています。

c-49729615

10代女性／岩手県立大学看護学部 2年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年12月

満足：学校祭が充実している

前夜祭では行灯行列、キャンプファイヤー、花火などが本祭並みの規模で行われます。本祭では様々なクラス展示や部活動展示があります。この学校祭は準備期間が約1週間与えられられ、その期間中は授業が一切ないため、レベルの高い展示やパフォーマンスが見られることが特徴です。今年は新型コロナウイルスの影響で例年通りの学校祭は行うことが出来なかったと後輩から聞いていますが、感染対策を行なった上で代替イベントを楽しんでいたようです。

不満：授業内容が分かりづらい

私は理系の科目を多く選択していたのですが、物理、化学、生物の授業がとても分かりづらく、センター試験の前などは特に苦労しました。模試の成績を見ても文系のクラスは模試の平均点もそこそこであったのに対し、理系のクラス（特に物理選択のクラス）は低かったです。これを改善しようと、アクティブラーニングなどの流行りの授業形態を取り入れていた先生もいたのですが、授業を受けた側の感覚としてはわからない課題を押し付けられたようで、かえって苦しいものでした。

c-47734940

20代女性／函館高校卒業

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年8月

満足：文武両道

満足している点は文武両道であることです。市立函館高等学校は部活動が充実しています。また、学習面にも力を入れており、夏期講習や冬期講習のほか、受験前には受験対策講義を成績別にクラス分けして実施されます。そのため、自分の学力に合わせた講義を受講することができ成績向上に繋がりました。先生方は優しく熱心であり、非常に良い環境でした。夏期休暇や冬季休暇以外でも普段から課題が多く、部活と勉強の両立が大変であると感じたこともありますが、今振り返るとあの時努力して良かったと思います。そのため非常に満足しています。

不満：一学年の人数が多く交流のない人が多い

私が通学していた時の市立函館高等学校は8クラスあり、一学年が320人いたため全く交流のない人が多かったです。学校祭や球技大会など、交流する場はあったにも関わらず卒業するまでの3年間1度も会話したことがなく、名前さえ知らない子が多いという印象を受けました。同じ学校に通学し3年間同じ時を過ごしていても名前さえ知らないという関係性は少し寂しく感じます。不満に感じている点はその1点のみであり、その他は非常に満足しています。

c-44673617

10代女性／函館高校卒業

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年5月

満足：学祭が楽しい

行灯行列という、クラス単位でテーマを決めて、行灯としょうぼんを作って仮装して街を練り歩くイベントがあるのですが、それが毎年とても楽しかったです。クラスの展示も、工夫が凝らされていて、様々なアトラクションがあったり、フード店もバラエティ豊かなメニューで、楽しかったです。体育館で行われるステージも、書道部や軽音部、チア部など、様々な部活が発表していて、楽しかったです。また、予選会という行事もあって、3年生を送る会のようなものなのですが、とても楽しく、毎年楽しみでした。

不満：宿題が多い

「宿題校」と呼ばれるほど、宿題が多かったです。毎週A3の数学プリントを3毎提出しなきゃならなかったり、英語の勉強を週末に10ページこなさなきゃならなかったりしました。また、長期休みも、それぞれの強化で1冊ずつ宿題が出たので、多くて、大変でした。今考えてみると、その分、授業に極端に着いて来れない生徒はいなかったので、身にはなっているのかもしれませんが、当時は、とても辛く、嫌でした。年々宿題の内容が変わってるので、今後どうなるかわかりませんが。

c-42037974

20代女性／立命館大学文学部人文学科

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年

満足：自分のとりたい授業をとれる

人数が多いので、友だちになれる数が圧倒的に多く、様々な人と関わることができるという点が長所であると思います。校風が自由なので、高校生としての自覚を保つことを学ぶことができました。私服なので自分自身の身なりを整えることの大切さも学べました。学業においては、自分のとりたい授業をとることができるので、カスタマイズでき、大学受験のために、苦手科目を積極的に取り入れ、受験に励みました。そのおかげで、大学に合格することができたのだと思っています。

不満：人間関係が複雑

長所で人数が多いことを挙げましたが、その反面、短所でもありました。というのも、人間関係が複雑になり、問題も多々生じたからです。疎外感の生まれやすさは、各クラスあったと思います。同じくらいのレベルの人たちの集まりなので、敵対視されることも少なくなかったです。正直、人間関係においては一番苦労しました。辛かったです。勉強に励みたくても環境が良くなければはかどりません。人数が多い分、打ち解けるのも時間がかかりました。何人かとは、今でもつながっているので、苦労した甲斐はありました。

–