甲南高校の口コミ・評判

最終更新日：2023/09/22

口コミ・評判
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甲南高校の卒業生から聞いた、甲南高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「大学間連携プログラムがある」「勉強時間の長さを美徳としている」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、甲南高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる甲南高校の口コミ・評判一覧

10代女性／早稲田大学国際教養学部国際教養学科 1年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2022年12月

満足：校風が良い

大きなドーム状の屋根があり、壁に蔦が這っている美しい校舎、生徒が一致団結して学校行事などを成功させようとする団体意識がとても好きです。また、夏服と中間服限定ですが、制服はとても可愛いセーラーです。さらに、一応県内2番手の公立高校ということもあり、1番手の鶴丸高校ほどではありませんが、頭がいいというイメージを持ってもらうこともできます。私がいたときはSGH（super global highschool）としてグローバル教育に力を入れていました。

不満：自称進学校で宿題が多い

とにかく課題の量が多かったように思います。毎日授業の予習を山のように義務付けられ、証拠提出、さらに毎日の課題が3～4種類くらい出ます。さらに、朝7時半から補習という名の授業、夏休みも冬休みも3分の2は補習という名の普通の登校日、さらには土日は大体模試で潰れてしまっていました。部活や委員会などもあったので、本当に休みなしの毎日だったと強く感じます。もう少し休ませてくれればよかったのにな、というのが正直な感想です。

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20代女性／鹿児島大学工学部海洋土木工学科卒

評価：★★★★★(大満足)

回答：2022年8月

満足：文武両道

勉学に励むのはもちろんのことですが、部活動もしっかりと力を入れてくれていたところがとても素晴らしい高校です。甲南高校は県下2番目の進学校ですが、部活動によってはインターハイまで出場する部もありました。また、勉学においては朝課外という0限目の授業、放課後の1時間リスニング、小論文コンクールなど、塾に通わなくてもいいように生徒たちの能力を伸ばす工夫をしてくれています。休日の教室の自習室開放もよく利用しました。先生方も極力出勤してくださり、質問に答えてくださいました。

不満：朝が早い

これはどこの高校も同じだと思うのですが、朝課外の0限目があったのでとにかく朝が早いことが大変でした。バス通学でしたが、始発に乗らないと間に合いません。バスが一本遅れてしまうと遅刻でした。夏場はいいですが、冬場はまだまだ外は真っ暗でした。真っ暗の中、一人で歩くのは危ないのでバス停まで親に車で送ってもらっていました。始発に乗らないと遅刻してしまうくらい朝が早かったので、大雨の日や雪の日などバスのダイヤが乱れる日はとにかく大変でした。

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20代男性／鹿児島大学工学部先進工学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2022年3月

満足：大学進学率が高い

鹿児島県立甲南高等学校は偏差値が70です。鹿児島県で3番目の学力を持つ高校です。中学校のなかでもトップ20に入る生徒が入学するような優秀な学校です。そういったこともあり、周りの友人も自分と同じような成績の人が多く、互いに切磋琢磨しあえる環境が整っています。多くの学生が優秀であるため、大学進学率はほぼ100%です。そのため、さらなる成長やキャリアアップを臨むことができます。また、地方大学から東京大学・京都大学などの旧帝国大学まで幅広く進学するため、人脈も広がります。

不満：昔ながらの行事がある

甲南高等学校では年に1回、「薩摩半島縦走」と言われる行事があります。枕崎市から知覧テニスの森公園まで、男子40㎞、女子33㎞もの距離を走破もしくは完歩する伝統の行事です。この行事は我が甲南の伝統行事ではありますが、ここまで長い距離を走ることでこれから生きていく上で重要なものを得られることはないと思います。そのため、時代の変化に合わせて伝統も良い意味で変化させてほしいです。また、この行事は10月に行われ、受験を控えた3年生も参加します。甲南の長所である学力を伸ばすためには、3年生は不参加とする方が良いと思います。

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10代女性／鹿児島大学教育学部 1年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年7月

満足：学校行事

鹿児島県内では進学校と呼ばれている高校なので学校行事などはあまり期待されていない方が多いかと思いますが、生徒・先生方含めて力を入れています。特に近隣の鶴丸高校と合同で行う『甲鶴戦』と呼ばれるスポーツ交歓会はとても盛り上がります。伝統のあるイベントで鹿児島県内のニュースに取り上げられるほどです。また、去年はコロナ禍でイベント開催がままならない状態でしたが、先生方が最後まで考えて下さり、体育祭もほとんど例年通りの開催、文化祭はホールを貸し切って例年以上の盛り上がりを見せました。通常の学校生活においても生徒達のいじめなどはほとんど起こらず、イベントなどで団結力を高めることができるのでとても良い環境だと思います。

不満：宿題が多い

文武両道に力を入れているからか、特に運動部では土日両日練習や試合があるので宿題をする時間がないように思われます。それに加えてテストの数が多く、休日に追加で模試も行うため、復習や訂正ノートの提出も指示されます。各教科でそれぞれ宿題が出される他、平日の授業のためには予習が必須であるのでテスト･模試の訂正、予習、宿題に追われます。土日の部活の時間を減らすか宿題を減らすかしないと生徒達はきつくなってしまいます。人によっては宿題の提出を諦めてしまう生徒もいたので、改善してほしいと思います。

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20代女性／琉球大学農学部亜熱帯生物資源科学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年7月

満足：大学間連携プログラムがある

文部科学省からSGH（スーパーグローバルハイスクール）の認定を受け、大学と連携し課題研究を行うカリキュラムがありました。現在はSSH（スーパーサイエンスハイスクール）に認定されたようです。高校生のうちから大学のような研究者的思考を体験しておくことで能動的な学び方が身についたという実感があります。大学生活では自分で仮説を立てて研究をしていきますが、高校生のころに課題研究をしていた経験のおかげで研究へのハードルが下がったように感じています。

不満：勉強時間の長さを美徳としている

受験期は、1か月70時間、というような勉強の目安がありました。勉強時間が長い友人が先生に褒められるなど、勉強時間の長さが美徳とされていたように感じることがよくありました。確かに勉強時間の確保は大切ですが、それによって睡眠時間を削ることもありました。睡眠も勉強と同じくらい大切です。また、物事の効率を上げていくことは社会人になってから仕事の単価を上げるために必用なスキルでもあります。効率の良い勉強方法についてもっと教わっておけばよかったと思っています。

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