駒場東邦高校の口コミ・評判

最終更新日：2023/06/21

口コミ・評判
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駒場東邦高校の卒業生から聞いた、駒場東邦高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「生徒主体の」「教師陣の方針がはっきりしない」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、駒場東邦高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる駒場東邦高校の口コミ・評判一覧

20代男性／早稲田大学政治経済学部経済学科 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2022年8月

満足：体育祭

中学1年生の際に4色（4チーム）のどれかに振り分けられ、それが6年間続きます。6年間同じメンバーとチームとして戦うため、メンバーとの絆やチームへの愛着が湧きます。その気持ちが4チームの中で優勝したいという気持ちに繋がり、体育祭は多くの人が真剣に取り組んでいます。小学生の時に観客目線から見ても物凄くレベルが高く感じました。中高で生徒として体育祭に参加しても、周りの人に自慢出来るクオリティだと思っています。

不満：武道が必修

武道の大切さは頭の片隅で分かっているものの、柔道または剣道が毎週1回授業があります。中学卒業までの3年間で武道は終わりますが、それまでは柔道で投げられたり、剣道で叩かれたりするのは正直大変でした。特に、柔道部や剣道部などの明らかに素人とはかけ離れた存在と相対する際にはかなり萎えていました。受け身などの武道を通して学んだことは数多くあるものの、3年間も必修として必要なのか、そして部員と素人が相対するのは変えてほしいなと思っていました。

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20代男性／慶応義塾大学経済学部経済学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2022年5月

満足：体育祭の一体感

特に体育祭は駒場東邦のメインのイベントだと思います。駒場東邦は中高一貫校なのですが、体育祭では中学1年生から高校3年生まで色で振り分けられます。そのため、各色ごとに団結もできます。体育祭前には部活動も基本的には停止し、体育祭の練習をするほどの本気っぷりです。高校3年生になると競技などで担当をそれぞれ持ち、自分なりに試行錯誤をして勝利を目指します。今となればとても良い経験となりました。男子校ならではの熱さがあり、個人的にはとても好きでした。

不満：校則が若干厳しい

高校生は思春期ということもあり、周りを意識して髪を染めたり、少しパーマなどのおしゃれをしたくなります。しかしながら、髪型などをいじることは当時は認めてもらえませんでした。また、学年の担任によっても厳しさが異なっていたことも納得がいかないポイントでした。「1個上は自由なのになんで自分の学年だけ……」と思うことも少なくなかったです。校風的には自由や自主性を重んじてはいるものの、ルールが学年によって異なるのはいかがなものかと思いました。

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20代男性／東京慈恵会医科大学医学部医学科 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年12月

満足：周りの環境

受験のための周囲の環境が整っている点が駒場東邦の良い点だと思います。ほぼ全員が大学受験をするので自然と勉強に目がいき、周りと同じように勉強をしていれば東大や医学部に比較的簡単に合格することができると感じました。皆で受験を頑張ろうという雰囲気が強く、友人の存在が受験勉強の支えとなりました。また、体育祭や文化祭にも力を入れており、決して勉強一辺倒にはならない環境が整っていると感じました。

不満：先生の態度

学生は受験に対してとても積極的ですが、塾に通うことは反対されます。2年生ともなるとほぼ全員が塾に通い始めますが、それでも高校での勉強は頑張るようにと言われます。校内の試験では塾に行っている人が上位に入り、塾に行っていない人を焦らせる結果となっていた印象です。当然、授業中の内職などは怒られますし、夏休みの課題などもかなりあります。高校のみでの学習は全く当てにならないと考え、早々に塾に通った方がいいと思います。

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20代男性／東京工業大学物質理工学院材料系 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年9月

満足：同級生や先生との距離が近い

駒場東邦（以下、駒東）は中高一貫校で、かつ高校からの途中入学がないため、入学した時の仲間たちと6年間を一緒に過ごすことになります。一般的な高校と比べて関わる年月が長いのは勿論のこと、毎年行われる文化祭や体育祭では仲間達と事細かに現状を確認して最善を尽くそうと相談し合う為に、同期や先輩・後輩との距離も非常に近しいものになっています。それを学校側もわかっているので、行事に先生はほぼ介入しません。これは無関心や放任とは異なり、生徒の安全が確保出来ないラインとなればすかさず手を差し伸べます。行事外においても、学校生活に意欲的になれずに不登校になってしまった生徒や、成績不振な生徒に対して先生は、三者面談のような威圧的な行動は取らず、なるべくその学生に一体一で向き合って問題の解決に全力で取り組んでいます。

不満：先生のレベルにバラつき

一般的に進学校と称される駒東は授業スピードもとても早く、生徒もそれについていけるだけのスペックは十分にあります。しかし一部の先生にはそのスペックを過信しすぎてか、分かりやすいとは到底言えない授業を展開している人も一定数います。受験を目前にする生徒は培った自主性でそのような先生とは見切りを付け、独学、または塾などによって自力で学力を上げているのが現状です。優秀な先生も沢山いるのですが、それが故に教え下手な先生が悪目立ちしてしまっています。

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10代男性／順天堂大学医学部 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年9月

満足：自ら進む道を極める風土

駒場東邦は、戦後間もなく資源が乏しかった日本に『頭脳の資源化』を目的として建学された学校です。私が駒東に通って良かったと思うのは、このような学園の姿勢に基づいて自ら進む道を極める風土を先輩方が醸成し、それを在校生が脈々と受け継いでいるからだと感じます。なかなか言葉に表しにくいものですが、風土は各校に必ずあります。もちろん男子校ということもあり、女子の目を気にせず伸びやかに過ごせる環境が、何かに真剣に打ち込むのに適した素地であることは言を俟ちません。これに加え、付近に東大駒場キャンパス・筑波大附属駒場中高(筑駒)があり、授業の一環として東大における特別講義や研究室見学、筑駒との部活交流会など、盛んに交流事業が行われております。まさに『日本一の文教地区』とも呼べるほどアカデミックに溢れた駒場地区の中に身を置くことで、様々なインスパイアを受けることでしょう。

不満：清潔観念が希薄になる

中高一貫校であるからか、高校は中学に比べあまり予算が割かれないように感じます。と言うのも、教室の壁に傷や落書きがあっても、高校で直されたものはあまり見たことがありません。私は昔潔癖症であった名残から、心のどこかで気にしながら過ごしていました。そもそも上級生になると多くの駒東生は清潔観念が次第に薄れていき、傷や落書きなどに対して無頓着になっていきます。そのため、よほどの潔癖症でない限りそこまで気にならないと思います。私自身も「6年間もいれば慣れてきた」というのが率直なところです。

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10代男性／一橋大学社会学部 1年生

評価：★★★☆☆(ふつう)

回答：2019年5月

満足：生徒主体の校風

文化祭は高校2年生が中心になってより良いものを作ろうと一年かけて努力しています。運営も、高校2年生中心の文化祭実行委員が予算から投票の集計まで多くの業務をこなしています。また体育祭は高校3年生にとって最後の行事で、高校3年生はこの日のために半年かけて準備をしてきています。応援も本気で大声を出してみんなで一体となって努力をしています。競技練習の期間は1週間しかないので、本気で完成させるために効率よく、ひとつひとつのプレーに全力で取り組んでいます。

不満：教師陣の方針がはっきりしない

学校長は週刊文春にスクープされて、更迭となっているのに辞めません。いつまでも学校長の立場にいるので、新しく学生が入らないです。演説の内容がわかりずらかったり、適正がないとも感じます。また学年団の方針は一致せず、教師同士でもめたり、二転三転して、生徒を悩ませています。せっかく入ってもみんなが迷走しているので、戸惑うことが非常に多いと思います。

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