【評判】デジタルハリウッドに通ってみて感じたこと
最終更新日:2018/08/27
私は学生時代に世界のCMフェスティバルというイベントに参加し、商品の宣伝だけでなく様々なメッセージを伝えられる広告というものに興味を持ち、広告代理店に営業として就職しました。しかし、仕事で制作の人と打ち合わせをしながら様々なことを教えてもらううちに、自分でも広告やCMを制作してみたいという思いが強くなり、デジタルハリウッドに通う決意をしました。
2007年当時、生活費を稼ぎながら学校に通わなければ行けなかったため、短期集中型の総合Proコースに進みました。授業は週末の土日のみのため、平日は仕事をしていました。これから専門学校に通うことを考えている方の少しでも役に立てればと思います。
デジタルハリウッドの3つの特徴
社会人でも通えるコースがある
当時は高校を卒業した学生が通う本科コースしかない専門学校が多く、社会人向けのコースがほとんどありませんでした。その中で、デジタルハリウッドでは仕事と勉強を両立できる総合Proコースがあり、入学の決め手になりました。平日は仕事、土日に授業という自分のペースで学ぶことができました。総合Proコースでは、初めてCGを学ぶ人、元々CGの仕事をしていて、より高度な技術をつけるために通っている学生など様々な学生がいました。
ティーチングアシスタントの存在
授業は先生1名とティーチングアシスタント(TA)2名で行われます。TAとは、授業のサポートをする卒業生のアルバイトの人です。授業で分からなくなった場合、手を挙げるとTAがフォローしてくるので、学生同士に知識の差があっても、安心してついていくことができます。また、自習時間にもTAがいるため、自習の時に様々なことを質問することもできますし、授業でついていけなくなった場合は自習で追いつくこともできます。
特別授業が充実している
授業以外に業界で活躍しているデザイナーやクリエイターのセミナーが行われます。
参加は自由で、セミナーに参加した人しか聞けない裏話や、業界の動向、身に着けたほうがいい技術について教えてもらえました。業界の人に積極的に質問ができるチャンスの場です。また、卒業時には卒業制作発表会があり、発表会にはセミナーで講師をした方が参加していることもあります。有能な人がいれば企業側から声がかかることもあるそうです。
デジタルハリウッドに通って良かったと思う3つの理由
学校のPCが24時間使い放題
授業がなく空いている教室のPCは使い放題です。そのため、以下のような生活をしていました。
- 土日:午前・午後の授業
- 平日:夕方まで仕事→風呂、夕食後に睡眠→23:00頃から学校に向かい自主勉強→朝6:00頃帰宅
自習室にはティーチングアシスタントがいるため、わからないことがあれば質問でき、別のコースの人と情報交換もできます。また、卒業しても当時使用していた学生証を持参すると、学校のミーティングルームや自習室を使うことができます。
実践を重視している
教科書の内容は一通り説明してもらい、項目ごとに細かな課題作成が課されるので実践力が付きやすい環境です。最初は戸惑いもありましたが、先生もわからないことがあれば親身になって教えてくれるので安心して取り組むことができます。また、卒業時にポートフォリオ(作品集)やプレゼン力が必要になるため、授業内でも自分の作品のプレゼンを行い、先生やほかの受講生に指摘してもらいながら改善していきます。
CGソフトを安く購入することができる
Adobeソフトや3DCG系ソフトは通常価格で購入するとかなり高額で、なかなか個人では手を出せません。また卒業後も自習室が使えるとはいえ、毎日通うことは難しく、できれば自宅で作業ができる環境を整えたくなります。そこで在籍中に学校で購入すると学割が利き、かなり安く購入することが出来ます。学生版で多少の機能制限はありますが、自宅で勉強もかねて使用するには全く問題ありません。
また、自宅にソフトがあれば趣味で動画や作品作りができるので副業にも活かせます。
デジタルハリウッドに対する不満
2DCGソフト、動画編集ソフトについての授業が短すぎる
3DCGのソフトを基本として授業カリキュラムが組まれており、2DCGや動画編集ソフトの授業はほとんどありませんでした。体験入学では2DCGソフトも一から学べると聞いていたのですが、実際の授業では知識はあるものとして授業が進んでいきました。そのため自分で2DCGの技術を学びながら稼げるアルバイトを探し、そこで知識をつけました。
おわりに
私自身は、デジタルハリウッドに通えてよかったと思っています。仕事と学校で1日のほとんどが終わっていましたが、ずっと作品のことを考えてられていて、とても充実した時間を過ごせました。自分が好きなことに打ち込んでいる時は全く疲れを感じないということもわかりました。
現在は仕事のことで頭がいっぱいになって、当時のことを忘れていた部分がありましたが、記事を書くことで当時のことを思い出し、もう一度好きなことに没頭してみようと思いました。
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