【一般事務でも肉体労働】私が事務スタッフの仕事を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、事務スタッフを「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に事務スタッフの仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、事務スタッフの仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

回答者プロフィール

属性：30代後半(女性)
お仕事：事務スタッフ
雇用形態：社員
エリア：奈良県

事務スタッフの仕事とは？

－－まずは、仕事内容を教えてください。

店舗及び、インターネットでの女性用かつらウィッグ販売をしており、一般事務は、顧客からの電話での問い合わせ対応や売り上げ伝票整理、顧客管理、店舗からの問い合わせや価格交渉、商品の受発注をおもに行っています。

午前9時までに、毎日ファックスで届く全国に13店舗ある直営店からの日報の整理と前年度の売上との比較を終わらせ、午後から4時頃までは、商品の発注業務を中心に自社倉庫での作業(商品の受け入れ、補充、在庫整理)をすすめ、その後定時まで、顧客管理としてシステムへの入力や日々行われる催事の準備をしています。

事務スタッフを辞めたいのは「肉体労働が多く事務作業が少ない上、業績が不振で将来性がないから」

－－事務スタッフにおける仕事がつらい、辞めたいと思う理由は何ですか？

肉体労働が多く事務作業が少ない上、業績が不振で将来性がないからです。

－－詳しく教えてください。

小規模企業である為、一人で何役もこなす必要があります。

特に、かつらは海外(中国、ミャンマー、韓国)で作られており、納入される時はまとめて入荷するので大量になります。ひとつひとつはとても軽いのですが、数百個となると、持ち上げることができない重さになります。倉庫の棚への上げ下ろしや検品作業が週に一度はあり、常に擦り傷切り傷が数箇所ある状態で、日常的に怪我が絶えませんでした。

店舗数は全国に13店舗ですが、本社である事務所には従業員が四人しかいないため、お互いの仕事を手伝う時間もなく、肉体労働に関しては日々の疲労が積み重なり、鍼灸院に通うこともありました。腰痛でヘルニアを発症してしまい長時間立つことも難しくなるのですが、従業員数があまりにも少ないため、日々の業務をストップすることはできません。

会社の業績が良くないため、従業員の増員はないと言われており、そればかりか、さらに業務を増やす話があります。事務作業のみであれば、続けることも視野に入れていましたが、肉体労働があまりにも多く、入社時の条件と異なるため退職を決意しました。

－－これからどうしていこうと考えていますか？

今まで自分の会社がブラック企業と思ったことはなかったのですが、みなし残業があることや過度な労働について、真剣に向き合うようになり、転職する考えが固まりました。

ハローワークや、求人サイト、紹介予定派遣を中心に自分自身の条件に合う会社を探しています。今までの自分の経験を活かせる、ずっとこの会社にいたいと思えるところをしっかり選ぼうと思います。

事務スタッフに向いてるのは「腕力や体力がある人」

－－事務スタッフの仕事に向いてるのは、どのような人だと思いますか？

腕力や体力がある人です。

一般事務とはいえ、1日の半分は肉体労働があります。体力に自信があって単純作業のルーティーンが好きな、コツコツと仕事を進めることができるタイプや、電話対応も多いので、明るくハキハキと発言ができるタイプの方、また、現場のルールを変えようとせず、決まったことに疑問も持たずにこなすことができる忠実な方が向いている職場だと思います。

仕事量が減ることはないので、どんな内容の仕事であっても前向きに捉え取り組むことができる女性には良い職場だと思います。

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