【体験談】私が看護師を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、看護師を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に看護師の仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、看護師の仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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看護師の仕事とは？

新生児に関わる仕事をしています。新生児は大人と違い、調子が悪いことなど、何も訴えることはできないため、日々モニターや検温などから状態を把握し、アセスメントし看護にあたっています。

沐浴、ミルク介助だけでなく、小さく生まれた児や障害を抱えて生まれてきた児もいるため、より繊細な技術が必要になってきます。それだけではなく、親への支援も大切な関わりであり、赤ちゃんのみでなく、家族の支援も含めて、看護しています。

赤ちゃんが対象であり、かわいく癒される反面、少しの間違いでも命取りになってしまうこともあり、常に張り詰めた緊張感の中働いています。

看護師を辞めたいのは「夜勤もしっかりしていても給料が安いから」

夜勤もしっかりしていても給料が安いからです。

ひとつは、部署自体大きく、人間関係が複雑な部分です。ワンフロアであり、見渡すとたくさんのスタッフが働いており、常に誰かに見られている感じもします。また、特殊な部署であり、昔からずっと働いているかたもみえるため、お局さんも多いです。やはり人間ですので、苦手な人と同じ環境で働くことが、ストレスとなってしまいます。

二つ目は、責任感の重さです。大人と比較して、より繊細な技術が必要になってくるため、ほんのわずかな間違いでも、赤ちゃんにとっては、命に関わる重大なことになりかねません。そのため、常に気を張りながら緊張感をもって仕事をしなければなりません。8時間また、16時間、ずっと緊張感をもって仕事をすることはやりがいにもつながりますが、大きなストレスにもなります。

三つ目は、時間外労働の多さです。定時に帰れることは1ヶ月に片手で数えられるほどです。そのほかは決まって残業です。残業申請する場合もありますが、1時間、2時間の残業だと当たり前になってしまい、申請しにくい雰囲気があり、サービス残業になってしまうこともかなり多いです。

現在は私生活のことも考えて、このままの職場で働く予定ではありますが、このまま一生同じ場所で働くつもりはないため、今後は退職、転職を考えています。周りの友人から、情報を集めながら、自分のやりたいことを考えつつ、慎重にすすめていきます。

看護師に向いてるのは「体力があり、精神的に強い人」

体力があり、精神的に強い人です。

夜勤もしっかりあるため、ひとつは体力的に強い人だと思います。昼、夜、夜中とどの時間帯でも入院患者はいるため、働かなければなりません。決まった休みはなく、不定休、シフト制なため体調管理が難しく、体力がないととてもやっていけないと思います。

ふたつめは、精神的に強い人です。看護師という仕事は人の死にも直面するため、そのたびに気持ちの整理がつけられないと、その後の仕事に影響を及ぼしてしまいます。また、命を預かる仕事であることにより、気が強いスタッフも多いです。その環境でやっていけるような、精神力が、必要だと思います。