前橋女子高校の口コミ・評判

最終更新日：2022/08/19

口コミ・評判
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前橋女子高校の卒業生から聞いた、前橋女子高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「イベントが多く、全力で盛り上がる」「マイノリティーな部活に理解が少ない」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、前橋女子高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる前橋女子高校の口コミ・評判一覧

10代女性／東京農工大学工学部生命工学科 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年10月

満足：SSH指定校で教育が充実している

SSH指定校で、研究活動に文理問わず全生徒が参加できます。科学的思考力、論理的批判能力が身に着けられます。また、マレーシア・シンガポール研修制度、SSH研究・発表に参加することも可能です。そのような教育の機会が設けられているので、大学進学後の研究活動の土台にする支度ができます。研究方向に進まなくてもリテラシーや思考力、問題解決力を身に着けられるので、少なからず経験は将来の役に立つと思います。先生方の教育サポートも充実しており、生徒の自主性を重んじる校風です。自主的に様々なことにチャレンジする姿勢を見せれば、必ず力を貸してくれます。

不満：放任主義的

自主性を重んじているからこそなのかもしれませんが、勉学や他の活動に無気力な生徒は多くの場合は放置されます。自分から学ぼうという姿勢のある生徒にとっては良い意味で放任主義ですが、手取り足取りサポートしてもらう方が成長する生徒にとっては向いていないと思います。実際に、私は1年生の時はそれほど成績が良くなかったのですが、質問をしに行く生徒は成績の良い生徒ばかりでした。（自主的に勉強するので自然と成績が良くなる）「成績悪いと質問しにくい」「初歩で躓いている私は質問しに行っても取り合ってもらえない」と思っていたこともありました。私は学年が上がるにつれて態度や考え方を改め、成績も向上しましたが、成績が芳しくない子の中には見放されてしまっている子もいました。自主性の有無で、向き不向きがあるように感じます。

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10代女性／高千穂大学商学部 1年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年9月

満足：盛んな学校行事と部活動

普段は勉強に力を入れているものの、学校行事にも常に本気で取り組んでいました。主な学校行事として体育祭、新入生歓迎会、予餞会があります。9月に行われる体育祭は夏頃からクラスTシャツを作成し、一体感を高めます。当日は常識の範囲内で髪型を自由に整え、生徒たちが考えたハチマキ等でさらに一体感を高めます。競技は砂埃が立ってもお構いなしの本気で戦います。時に先生方を巻き込みながら、最終的にはほとんどの生徒が砂まみれになっています。新入生歓迎会や予餞会では、それぞれの主役である1年生・3年生に楽しんでもらうのはもちろん、自分たちも楽しみます。暗くなった会場には生徒たちが持ってきた色とりどりのペンライトが目立ちます。普段は怖い先生方も、茶番に参加したりバンド演奏をしたりして全員が楽しみ、会場は熱気に包まれます。どの行事も最後は伝統のダンスを踊り、楽しい気持ちのまま終了します。

不満：身だしなみが厳しい

制服の決まりが厳しかったように感じます。冬服はブラウス・ベスト・ジャケット・スカートで、夏服はブラウス・スカートとなっています。移行期間中はカーディガンを着ることができます。そこは有り難いのですが、カーディガンのみの登下校が認められず、カーディガンを着て登下校する時はジャケットの着用が必須です。学校に問い合わせても「伝統だから」の一言で改善する予定はありません。伝統も確かに大切だとは思いますが、昔とは違う気候の変化にも配慮してほしいと思っています。

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10代女性／早稲田大学文化構想学部 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年9月

満足：個性豊かなメンツの友達ができる

県内でもトップに入る高校なので皆頭がよく、それ故に変人なのではないか…？と思える人もたくさんいました。個性豊かで、毎日学校に通っていて楽しかったなと思います。勉強が得意なだけではなく、スポーツ万能であったりアニメ好きだったりと、とにかく様々な趣味嗜好の人がいるので、自分と合うパーソナリティを持つ人に出会えると思います。私自身、多方面の人と仲良くなれました。

不満：SSH

SSH（スーパーサイエンスハイスクール）という取り組みがあるのですが、理系の生徒はともかく、文系の生徒にはSSHの課外活動が苦痛でしかありませんでした。研究の機会を学校側が用意してくれるため、自分がやりたいことがしっかり決まっていて研究が好きな方にとっては最高なものになるでしょう。文系で、何かを研究することに大した思い入れがない私のような人にとっては、自分がやりたいことをする時間が削られてしまうので嫌でした。

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20代女性／立教大学経営学部 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年8月

満足：勉学と娯楽の切替ができる人が多い

一般的に女子高というイメージは人間関係がドロドロしていて過ごしにくいところだと思われがちですが、前女においてはそんなことは決してありません。アットホームな環境が構築されていました。いじめがなく、一人ひとりの個性を認め合う温和な人がほとんどでした。頭が良いからといって悪く言われることもなく、全員が全力で勉学に励める雰囲気も良かったと思います。特に素晴らしいと感じたのは、勉学もイベントも全力で楽しみ、しっかり切り替えていく人が多かったことです。進学校だったので勉強に勤しむことはもちろんでしたが、体育大会などのイベントに対しても全力でふざけて楽しむ皆の姿がとても印象に残っています。それを初めて体感したのは入学して初めてのイベントだった新入生歓迎会です。入学前は「進学校だから真面目な歓迎会なんだろう」と思っていたものが全く異なるもので、信じ難い気持ちにさせられました。

不満：3年生の集会への強制参加

大学受験が迫った12月頃、1・2年生と一緒に多くの集会への参加を強制させるのは、3年生にとっても先生にとっても得策ではないのではないかと思いました。大学受験という人生の分かれ道が近づく3年生は、集会に参加している時にも隠れて参考書を持ち込み、先生方や外部の方々のお話を聞くこともなく、参考書を読んでいる人がほとんどでした。1・2年で参加したことのある集会に3年生も参加させるのはあまり良くないのではないかと当時は思っていました。

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20代女性／上智大学外国語学部 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年5月

満足：文武両道

公立の女子校かつ進学校です。部活には約9割の生徒が入っており、運動部に所属している方も少なくありません。きちんとテスト期間は部活停止などオンオフの切り替えが全体に浸透しているので勉強もきちんとできます。また、多くが有名大学に進学するので先輩から話を聞く会や卒業生の著名人の講演会などもありモチベーションは高くいられると感じます。みんな頭が良いので、自分が好きな人と一緒にいるという形でいじめは一切存在しません。先生とも仲が良く、居心地の良い空間でした。

不満：校則が厳しい

以前は校則が緩かったです。しかし私たちが入学する数年前からカーディガンの指定、毎週行われる服装検査等何年校則が厳しくなっています。最近では眉毛を剃っているかどうかまで見られる生徒がいたと言われています。私自身髪の毛を内緒で染めていたり、友達がピアスを開けていたりなど一定人数校則を破っている人もいましたがそこはバレなかったところからその時さえしっかりしてれば良いと楽観的な生徒が多いのも事実です。

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20代女性／慶應義塾大学商学部 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年5月

満足：女子校

女子校のため、部活や勉強に全力で打ち込むことができました。周りの子たちのレベルも高く県下トップクラスのため、少しでも気を抜けばすぐに置いていかれる環境にあり、受験前問わず気を引き締めていることができました。また、女子高ということもあり先生との仲が良かったり、イベントごとに全力で打ち込み、本気でやり切ることができる環境だったのでとても楽しい学生生活を送ることができました。その結果、第一志望に合格することができたのでとても満足しています。

不満：周囲の目が気になる

学内での校則はあまり厳しくなく、スカートの丈も髪色も学校の先生に注意されることはありませんでした。しかし、一歩外に出ると「〇〇女子高の子だ！」と一目置かれてしまい、少しでも派手な格好をすると学校に連絡が入ってしまう環境だったため、少し不自由ではありました。また、先生たちも外ではちゃんとしなさいと注意してきて、周りの目を気にしながら注意しているという感じで不満を感じることが多々ありました。しかしそれ以外には何も不満はありません。

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20代女性／慶應義塾大学文学部人文社会学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年9月

満足：学ぶ環境が整っている

先生が夏季講習や冬期講習を開催して熱心に指導してくださいます。受験に対するフォローが行き届いていました。授業後や職員室でも質問を受けてくださいましたし、多くの生徒が質問をしていました。周りの生徒は志が高かったので受験期にはみんなで受験に向けて戦おうという空気感がありました。周りの頑張りのおかげで自分も頑張れる、切磋琢磨できる環境でした。群馬県から県外の有名大学を狙うためには前橋女子高校が学び面で環境が整っていていいと思います。

不満：女子高

女子高であるということは前橋女子高校の大きな魅力ですが、文化祭などで共学を羨ましいと思うことがありました。高校生という青春の時期なので学内での恋愛に憧れていました。また、男性の先生は年齢に関わらず多くの生徒から人気がありました。バレンタインでチョコを多くもらう先生もいらっしゃいました。前橋には前橋高校という男子校もありますが私が在籍していた当時は交流がありませんでした（現在はどうなっているかわかりません）。

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20代女性／東北大学理学部化学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年7月

満足：イベントが多く、全力で盛り上がる

新入生歓迎会や文化祭はもちろん、ことあるごとにイベントを開催します。前女には「前女ダンス」という何十年も受け継がれる独自のダンスがあり、イベントの際は最後に必ず踊ります。新歓で上級生が予告なしに踊り始めた時はびっくりです。でも新入生も見よう見まねで踊り、2回目からはすっかりノリノリです。さらにカメレオンという曲もダンス部が踊るのですが、まるでアイドルのライブに来たように錯覚するほど盛り上がります。恒例となっているダンスは醍醐味の一つですし、勉強の息抜き、はたまたそれを楽しみに勉学に励む人もいるでしょう。とにかく全力で楽しむのが前女流です。

不満：マイノリティーな部活に理解が少ない

前女は全国的にも優秀な成績を数多く収めている部活動がたくさんあります。華々しく活躍する体育会系からしずしずと実績をあげていく文化系まで幅広いです。全国的に強豪が多いと思います。しかし、体育会系は実績を認めてもらいやすいのですが、一部の文化系はあまり取り上げてもらえません。話題性がなく仕方ないのかもしれませんが、遠征費や部室の工事費などの支援は偏っているという印象を受けます。ぜひ対等に扱ってほしいです。

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