千里高校の口コミ・評判

最終更新日：2021/09/30

口コミ・評判
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千里高校の卒業生から聞いた、千里高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「授業のレベルが高い」「駅から少し遠い」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、千里高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる千里高校の口コミ・評判一覧

20代女性／千里高校卒業

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年6月

満足：専門分野を深く学べる

国際文化科と総合科学科という文系と理系の2学科に分かれた学校なのですが、他の高校ではできないような経験ができました。国際文化科では英語の授業だけでも5種類程の授業があり、一般的な文法や会話を学ぶのはもちろん、英語でのディベート、海外映画を字幕で鑑賞して感想を述べたり、その映画に関する問題を英語で答える授業などがあり、とにかく英語漬けでした。自身も着実に英語力が身に付いている実感があり、高校生にしてTOEICやTOEFL受験に挑戦することもできたことも良い経験になったと思います。

不満：校舎が古い

校舎内は所々雨漏りしていたり、体育の時などに使用する更衣室は薄暗く綺麗な印象ではありませんでした。入学前に他の学校にも見学に行ったことがありましたが、他の公立高校より圧倒的に古さを感じました。教室内のモニターなどは私が入学した時には最新のものを使用していたりと教材のデジタル化は進んでいるのですが、校舎自体の修繕はあまり行われていないイメージでした。卒業後に改修工事が行われたかはわかりませんが、他の学校が羨ましく感じるポイントでした。

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20代男性／立命館大学理工学部建築都市デザイン学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年12月

満足：入学時から文系と理系に分かれる

受験の段階で国際文化科と総合科学科の文系・理系に分かれるため、入学時から自分の得意な科目に特化した時間割が決められます、文系であれば英語が多め、理系は数学・生物・化学の実験科目が多くカリキュラムに組み込まれています。研修旅行も文系はオーストラリアでのホームステイなどの語学学習が中心、理系はハワイ本島の火山でのフィールドワークなど、それぞれ内容が違います。高校受験時に文理の選択が確定していれば、自分の学びたい分野について多く時間を費やすことができます。

不満：在学中の文理変更が困難

入学時で国際文化科は英語、総合科学科は数学や物理・化学等の授業が得意な人が集まっているので、授業の進むスピードはとても速く内容も濃いです。逆に国際文化科は数学系が、総合科学科は英語系の進度が遅いので、3年生になる前に文理変更できる機会があるのですが、文転をすることはなんとかなるものの、文系から理系へ変更することはかなり困難です。(理系の数学の進度が速く、2年後期の時期には数Ⅲの内容を学んでいるため）

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20代女性／元智大學（台湾）人文社会学部 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年5月

満足：英語の授業がとても充実している

私は千里高校の英語授業の豊富さ、レベルの高さに満足しています。まず千里高校の特徴として、入学時点で理系・文系を選び、自分の学びたいことを集中して学べるということがあげられます。私は文系(国際文化科)を選んだのですが、英語の授業が本当に充実していて、他の高校では受けることのできないハイレベルな授業もたくさんありました。例えば、実際にBCCの英語ニュースを見てその内容を要約し、その後クラス内で討論したり、毎週違うテーマで英語ディベートを行ったりしていました。先生方も素晴らしく、一般的にどの高校でも習う英文法や英会話はもちろん、より実用的な内容まで細かく指導していただきました。今、大学でも英語の授業がありますが、高校時代の英語授業の方がレベルが高く感じます。千里高校で自身の英語力が伸びたことを実感しているので、英語を真剣に学びたい受験生には千里高校の受験をおすすめしたいです。

不満：校舎が古い

学習環境面や部活動などの面では不満はありませんが、強いていえば校舎の古さだけが不満でした。千里高校は創立50年以上の比較的古い学校です。トイレ、廊下などは見るからに古く、あまり綺麗とは言えないものでした。特に廊下の天井は雨が降ると雨漏りするほどぼろくなっていて、今は修理されているのかもしれませんが、その雨漏りが私が在学中の3年間の間に修理されることもありませんでした。また、ドアのたてつけが悪くなっていることも多々あり、冬は隙間から寒い空気が教室に流れ込むので教室内でも防寒対策は必須でした。

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20代男性／神戸大学国際人間科学部環境共生学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年3月

満足：理系の研究に対する興味がわく

私の母校、千里高校は総合科学科という学科を設置しています。この学科は理系分野に特化しているので理科分野の実験器具も豊富でした。数学の授業は週14コマ程度、英語も週8～10コマ、理科の実験も多数と研究職を志す人にとって最大限の環境が整っています。また、授業として各自が研究テーマを持ち、実験や考察を行い校内発表の場も用意されています。その中で優秀な人やグループは全国大会に出場したりします。この経験は大学入試においても有利で、推薦入試でも高評価されます。このような高校時点でのハイレベルカリキュラムは大学での学びの基礎となり、その後の研究にもつながります。学力も伴って身につくので、今後理系分野を志す私にとって大満足の高校でした。

不満：制服がない

私の高校には制服がありません。標準服などもないので完全私服になります。私服は楽なのですが、服装を考える必要と高校生という金銭力の無さを考えると、制服がある方がよかったです。女子生徒は、市販の制服を着用する生徒もいましたが、男子生徒は制服のような服装の人は皆無でした。これを負担に感じる人も多く、毎日同じ服というわけにもいかず、服に余分な費用がかかっていました。制服と私服の2パターン選べるような制度があってもいいのでは？と思います。

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20代女性／関西外国語大学英語キャリア学部 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年1月

満足：英語教育に力を入れている

普通科ではなく、英語に力を入れている国際文化科があるこの高校に進学をしました。普通科の授業もしつつ、プラスアルファで特に英語に力を入れていた学科なので授業は毎日7時間ありましたが、そのお陰で英語力は爆発的に伸びました。ALTの先生の授業だけでなく、リーディングやライティングの授業でもオールイングリッシュで進められていたのでリスニング力がとても伸びました。課題もかなり多かったですが、どれも力になるものばかりでした。

不満：校舎が古い

大阪万博が開催された頃に建った校舎なのでとにかく汚くて古いです。冬は隙間風が激しく足元は大変冷えました。夏には廊下でゴキブリが死んでいることも多かったです。体育館は年中雨漏りをして、歩く度に軋んでいました。校舎の作りが独特のため、どこか一箇所を建て直すことはできず、建て直すなら全体を建て直さなければならないため老朽化が進んでいます。トイレや更衣室も年季が入っていて、極力近寄りたくないような場所です。また、グラウンドまでの長い階段も段差が大きく登りにくかったです。

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20代女性／神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年10月

満足：国際色が強く自由

とにかく自由で国際色が強い学校です。校則もこれといったものがなく、私服なのがとてもよかったです。ただ、自由だからといって遊んでいるばかりではなく、真面目なメリハリがある学生がとても多いです。また、授業も特殊で、高校生から第二言語を学ました。とにかくスピーキングの練習が多かったので、他の高校の生徒に比べると、全体的に英語のレベルがとても高かったと思います。基本的に全員が仲が良く、とても過ごしやすかったです。

不満：校舎が古い

とにかく校舎が古いです。特に、トイレは他の学校はもっときれいなのにと不満を感じていました。隙間風がすごくて、冬はとても寒くて夏はとても暑かったです。また、上のほうの階に教室があるクラスルームになった場合、ロッカーまですごく遠いと言っている人が多かった印象でした。実際に下の階になれば休み時間に教材を取りに行けたのですが、上の階になると教材を取りに行くだけで休み時間が終わってしまうような感じでした。

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20代男性／甲南大学文学部人間科学科

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年

満足：授業のレベルが高い

丁寧でわかりやすいカリキュラムが組んであり、先生方は理解しやすいように授業をしてくださっていました。それなりにきちんとした教員が多かったので、解りやすく教えていただきました。以前は自分のペースでどんどん進めるような教員がいて、そのような教員に当たると生徒は大変だったらしいですが、私の通っていた頃はそんなにクセのある教員はいなかったです。特に英語に関してはレベルが高く、留学する人にでもちゃんと教えられる体制でした。

不満：駅から少し遠い

駅からそれなりに歩かないといけないので、朝が面倒だったです。駐輪場があり、自転車も可能でしたが、坂道が多い地域で、自転車での通学はとても大変です。バスもそんなに便利ではない地域なので、実質、電車か自転車のみであり、体力のない人は、駅から歩かなければならず、不便でした。学校からバスを出している高校もありますが、それほど遠くは無く、中途半端な立地でした。歩くのが好きな人にはいいかもしれませんが、それ以外の人には面倒な所です。

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20代男性／関西大学化学生命工学部生命生物工学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年5月

満足：実験設備が整っている

千里高校は入学時からクラスが理系と文系に分けられており、理系クラスは2年になるとひとつのテーマを決めて研究を行います。この際、高校には普段無いような設備が整っており、行いたい実験を自由にやらせて貰えるという点がとても満足していた点です。私は友達と3人でガラスの着色の研究を行っていましたが、使いたい器具や薬品、装置なども可能な限りに使うことができました。その際に使う薬品の危険点や器具の取り扱いなども、先生からしっかりと教えてもらい、高校生では普段できないような経験をさせてもらいました。

不満：校内の作りが複雑

千里高校は、校内の構造がすごく複雑です。体育館や学食までの距離がクラスから遠かったり、教室移動の時、螺旋階段があってなかなかたどり着けなかったり、プールが端にあり、移動に時間がかかったりします。私の代では学校の劣化もいくつか見られました。最も驚いたことは、体育館で軽音部がライブをした時のことです。私の学校の体育館は2階にあり、1階は学食になっています。文化祭の日に、体育館のステージで朝から夕方まで軽音部のライブがありました。その時に、観客である生徒が盛り上がってみんなでジャンプをしていたら、体育の教師が怒って出てきて「床が抜けるかもしれないから跳ねるな！」と言い放ちました。そんな怖い体育館あるでしょうか、、、。

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