県立広島商業高校の口コミ・評判

最終更新日：2022/02/19

口コミ・評判
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広島商業高校の卒業生から聞いた、広島商業高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「事務職として即戦力になれる」「校則が厳しい」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、広島商業高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる県立広島商業高校の口コミ・評判一覧

20代男性／広島修道大学経済科学部経済情報学科 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2021年8月

満足：アットホーム

3年間クラス替えがなく、担任の先生も一緒です。生徒一人一人の些細な変化にも気づいてくれて、他の先生には言えないような相談をすることができました。クラス替えがないことで男女仲も良かったと思います。グループやカーストなどがも全く生まれず、誰とでも行動することができました。マンネリ化することなく新鮮な気持ちで学校生活を送れました。卒業後も先生や同期と集まる事が多いです。卒業後も話を聞いてくれる担任の先生には感謝していることが多いです。

不満：イベント

商業高校なので文化祭の代わりに『広商デパート』という行事を2日に渡って開催していました。自分たちはスタッフとなり、お客さまとして校外の人を呼んで本格的に行う行事です。他校のような文化祭がないので離れ離れになった友達と会うことができませんでした。また、会計や帳簿などの本格的な店舗業務を行うので、責任が重いので楽しくなかったです。体育祭なども規模が小さく、平日に行っています。外部から人を呼ぶことはなく完全に身内で行うので、盛り上がりはしますが他校と比べて楽しい雰囲気はありません。

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20代男性／広島修道大学経済科学部 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年6月

満足：就職率が良い

広島での就職率は100％近くを誇っています。進学は推薦枠が取り揃えられており、真面目に勉強をしている人に対しては指定校推薦もあり着実に自身が進学したい大学を目指すことができます。しかし、それでも一番の魅力はやはり就職率や就職先で、広島では誰もが知っている有名企業、安定した企業にも内定をいただくことができます。就職サポートもしっかりしており、高校3年生では10回以上の対面面接を練習します。授業の礼は6秒、かかとを60度にあけてのお辞儀を叩き込むなど徹底した社会人のマナーを身に着ける努力もしています。いざ就職先が見つからなさそうな生徒がいても最終的には先生の後押しで内定をもらう生徒も中にはいました。

不満：普通科の勉強ができない

私は進学を選び現在大学生なのですが、大学で勉強をして単位を取得しようとする際、数学は数Aまでしか学べなかったので入学当初は理解するのに一苦労でした。センター試験で進学してきた友達がいなかったら理解することができなかったと思います。実際大学で経済の科目を勉強する際は微分積分などを高校で学習している程で授業が進んでいくので、だいぶ遅れを取っていました。商業科の高校はほとんどが就職を選択するので普通科よりも進んだ勉強をしないのは当然ですが、進学希望者用の勉強コースがあってもよいのではないかなと少し不満でした。

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10代男性／広島商業高校卒業

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年4月

満足：社会人に必要な礼儀・マナー・スキルが得られる

社会人になっても恥ずかしくないマナーや礼儀などを3年間でみっちり叩き込まれます。その分校則も厳しいですがそれが社会に出て役に立ちます。マナーや礼儀といいましたが、例えば会社での適切な言葉遣い、行動など授業で教えてもらい、秘書検定を受けさせられます。さらにそれをテスト形式で出され目標点数を越えなかった場合は、何回もテストを受けさせられます。これは普通のテストとは無関係で成績にも入りません。ですが、３年間やらされます。他にも、簿記、珠算・電卓、プログラミング、ファイナンシャルプランナー、ITパスなどたくさんの資格取得を目指せれます。これらはちゃんと教えてくれる先生がいるので、学生の時にしかない多いなチャンスだと思います。最後に１２月初旬に広商デパートという実際に企業の人と相談して仕入れる量を決め、クラスで接客をして経理などもすべて生徒達でやるデパートがあり、そこでたくさん学ぶことができました。

不満：部活動によって扱いの差がある

学業だけでなく部活動も盛んで、特に硬式野球部は有名です。昔は、よく甲子園にも出場していたくらいで今でも強豪チームです。たしかに昔からすごいチームなのも頷けるのですが、まあ硬式野球部へのひいきがすごいです。先生個人でのひいきではなく、学校全体です。例えば、学校のグラウンドは、部活動の時ほとんど硬式野球部に使われて、陸上部、サッカー部、軟式野球部、バトン部などがつかう範囲がほとんどないです。なので、よくサッカー部や、軟式野球部は違う場所を借りて練習するくらいでした。そして学校のライトも硬式野球部側のほうしかなく、冬になるとほかの部活動は暗すぎて夜遅くまで練習できない状態でした。あと、硬式野球部以外の部室は狭くてめちゃめちゃぼろいです。学校であり余った資金を部室に使うのかなと思ったら、硬式野球部の雨天用練習場所をつくったりと、また硬式野球部にお金をかけていました。

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20代女性／広島修道大学商学部商学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年1月

満足：資格が取れる

商業高校なので、簿記や情報処理などの資格が取れる授業がたくさんあるところに満足しています。授業をしながら資格の勉強ができるということで効率もいいですし、実践的に役立つ内容なのでとても助かりました。私は高校２年生の時に日商簿記検定の２級を取ったので、未だに履歴書に書けます。数字がたまたま好きだったこともあり、就職先にも活かせますし、就職活動でもとても役立ちました。この学校に入って良かったと思っています。

不満：文化祭がない

県立広島商業高校には文化祭がありません。その代わりに、仕入れから販売までの全てを生徒たちが自ら行う行事があります。普通の高校生のような文化祭ではなく、デパートとしてきちんとした接客をします。他の学校の文化祭のような、わきあいあいとした文化祭を味わってみたかったなとはいつも思っていました。実際、貴重な経験にはなったと思いますが、高校生だからできる文化祭というものも一度は経験してみたかったなと思っています。

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10代女性／広島商業高校卒業

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年1月

満足：事務職として即戦力になれる

商業の授業にとても力を入れているところに満足しています｡商業科（パソコン､簿記､マナー等)の授業は、週３～４回ありました｡高校入学当初は、みんなパソコンに慣れておらず､指１本でキーボードを操作する生徒もいました｡ですが､週４回はパソコンの授業があり､キーボードを見ず､両手でキーボードを打つ練習をしていました｡そのおかげで、１年生の間に、10分間に300～450字打つことができるようになる生徒がほとんどです｡また､事務職で役立つ、WordとExcelの検定試験に向けた授業もありました｡高校を卒業後､事務職に就職しましたが､授業のおかげで上司からは｢即戦力になる｣とパソコン操作を褒めて頂きました｡パソコン操作の他にも、販売実習を通して接客中のマナーや商品の仕入れから販売までの流れを、生徒が中心となり学ぶことができます｡

不満：校則が厳しい

冬の制服は、女子も学ランのような首までボタンがある制服です｡夏は白のブラウスに、校内のみセーターとベストを着ることができます｡スカートは膝丈で腰で折っている生徒もいましたが、生徒指導の先生にチェックされていました｡隔週で服装指導があり､スカート丈､前髪の長さ､爪の長さ､靴下の長さ(学校指定)､眉毛を剃っていないかのチェックをされます｡１回目はその場で口頭で注意されますが､何回も続けてしまうと、親のサインをもらい生徒指導の先生に提出しなければなりません｡服装指導は社会人になった時に清潔に見えるよう心がけるためと思い､少し我慢していました｡ですが､それよりも不満に感じていたことが､学校指定の靴下です｡足首辺りに高校の紋章が入っている学校指定の靴下を履くことになっていました｡ですが､その靴下の生地がかなり薄く弱いため､何枚も買っていました｡すぐに穴があくため､靴下は何十足も持っていました｡今考えるともったいないです｡

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