みなと総合高校の口コミ・評判

20代女性／みなと総合高校卒業

評価：★★★★☆(満足)

満足：好きなことを特化して学べる、国際的

好きなことに特化して学べる学校です。国際的で留学生を受け入れていることにも満足しています。国数などの普通の科目から音楽のソルフェージュ、中国語会話、商業系の科目といった多種多様な科目があり、自分の視野を広げることができたと思います。国際色豊かであり、コロナ以前は定期的に留学生を受け入れていたり、上海やカナダへ短期研修に行く事もできました。様々な経験ができたのでとても満足しています。

不満：先生が生徒の将来に対して積極的でない

「人間力を高める」という学校目標のためか、生徒の進路に対して消極的な先生が多くいたと感じます。お気に入りの生徒に対しては様々な提案をする先生もいましたが、そうでもない生徒に対しては「自分で決めて」といった冷たい対応をする先生もいました。専門や短期大学への進学や就職を決めた子に対しては四年制大学への進学を促されることもあり、大学進学率を上げたいのだろうなと思いました。

20代女性／みなと総合高校卒業

評価：★★★★☆(満足)

満足：単位制

単位制なので好きな授業を選択することができました。理系だけ、文系だけはもちろん、大学進学をまだどちらでするか決まっていない人はどちらも授業を受けられるのがいいところだと思います。また、手話や心理学といった他の学校では学べないような科目も講師の方がきてくれて学べるところもいい点だと思います。体育のスポーツも選択制だったので、好きなスポーツだけを選んで、苦手なスポーツをしなくてよかったところも自分にとっては満足出来ました。

不満：朝と帰りのHR

卒業に必要な単位数が決まっています。私は1・2年生をフル単でとっていたため、3年生は空きコマが多かったです。1・2限目が空きコマや6限目が空きコマの曜日があったのですが、朝と帰りのホームルームは全員出席が必須なので、いなかった場合は遅刻・早退扱いでした。登校時間がゆっくりでよかったり、早く帰れてバイトできる時間が増えるのに、それが許されないところが不満に感じました。週に1回だけ4限目（お昼前の授業）で帰れる日がありましたが、他の曜日もそうしてくれたらよかったのにと思っていました。

20代女性／帝京科学大学 生命環境学部 生命科学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：校風が自由

自分で全ての科目を選択して学習する総合学科が特徴的です。他の普通科の高校と異なり、第二ヶ国語の勉強や自分の進学のために必要な知識を優先的に学習できたことが満足しています。進学に必要のない教科は取らなくて良かったり、進学先で身に付けて置きたい知識に関する科目が用意されていたりと、進路の為に多くの時間を使うことが出来ました。また、制服が可愛かったです。頭髪やピアスは禁止されていなかったのでお洒落がしやすかったことも満足しています。

不満：大学受験向きではない

総合学科なので多分野に渡る科目が用意されていた一方、大学受験対策で学んでおきたいと思った授業が2年次では開講されていなかったり、周りの普通科高校では学習の終わっている知識が3年次になるまで学べなかった点が不満でした。また、教員の質があまり良くなく、1年間で本来なら学び終わっているはずの授業内容を全て教えきれないこともありました。自分の進路に悩むような生徒に対して何もせず、生徒間の揉め事で相談しても取り合ってくれませんでした。

10代男性／駒澤大学 グローバル・メディア・スタディーズ学部 2年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：何をするのも自由

髪染めやピアスも校則上では基本的に問題がないとされています。アルバイトも可能で届出をする必要もありません。当校は学科が総合学科のため、大学のように授業の履修は基本的に自由に選ぶことができ、普通科とは違って商業科目や情報科目などといった専門科目も履修することができるため、自分の得意なことはもちろん、将来を見据えて伸ばしたいスキルを伸ばすことができるような科目が数多く設置されています。自分はこれらの点から有意義な高校生活を送ることができました。

不満：空調完備ではない

自分が入学した理由の一つが空調完備なのですが、いざ夏になると4階の教室の半分くらいがクーラーが効いていない、又は弱かったです。他にも廊下や階段などの教室以外の場所は基本的に効いていなかったと思います。自分が卒業する頃には4階の教室はやや改善されたようでしたが、廊下と階段はあまり涼しいと感じませんでした。梅雨から夏休み前後は室内でさえ暑さで辛いところが不満になります。

10代女性／文化学園大学 服装学部 ファッションクリエイション学科 1年生

評価：★★★★★(大満足)

満足：自由度が高い

※私以降の代は制度が変わったらしく参考程度にしてください。

人間として必要なことは必要だと示した上で個性を尊重してくれる点

単位制のため、ある程度履修を自由に組むことができます。しかし、珍しい授業も多いため何も考えずに組むととんでもないことになります。それをほどよくサポートしてくれる規則が、きちんと最低限常識的に必要な学びを身につけるためであるとわかるのです。大人が敵ではない学校なのだとわかります。また、制服に関する校則にもその校風が現れています。私服ではなく制服がありますが、初期の先輩のデザインしたもの。式典時には正装というルールがありますが、それ以外はほぼ自由です。意味の無い服装の縛りがありません。

授業が充実している点

家庭科にしても体育にしてもパソコンを使う授業にしても、実技系が多いです。机に向かって学ぶだけでなく、技術が身につきます。ビジネス系の資格も取れます。総合学科の強みだと思います。

不満：朝のHRは必須

単位制で1限に授業がない生徒もいるのにも関わらず、朝のHRは全員出席ででした。また、4限まで授業がない生徒がいるのにも関わらず、4限が終わる時間まで学校にいなくてはいけません。せっかくの単位制で空き時間を自由に使うことが出来るはずなのに、行きと帰りの時間は不自由でした。1~2年生はほとんどフル単位で空きがなくそれほど不満には感じていませんでした。しかし、3年生の受験期になって、受かった友達のいる学校で空いた時間を過ごすというのが苦痛だったのと、受験にむけて衣装製作をしていたため一刻も早く帰って作業がしたかったという思いから授業以外の時間は自由にさせてほしいと感じていました。

20代女性／みなと総合高校卒業

評価：★★★★★(大満足)

満足：校風が自由

なんと言っても自由な校風とカリキュラムです。最低限の校則と各自で組める時間割は、団体行動への苦手意識があり、学校生活自体が苦手だった私の救いになりました。基本的に自分の好きなように過ごすことのできる学校です。無理に進学を勧められなかったのも良かったです。進学校特有の学歴信仰は高校生時代に植え付けられたが最後、抜け出せなくなるので助かりました。生徒も教員も良い意味で他人に興味がなく、程よい距離感で過ごすことができました。

不満：セキュリティが不安

男女比率が極端に女性よりの学校でしたが、繁華街の目の前にあるにもかかわらず、誰でもふらっと校内に入れるような作りだったのが不安でした。文化祭等ではナンパ目当ての一般客が迷い込んできて、特に意味もなく高校に入りたがる変質者とは日常的に顔を合わせる仲でした。当時はそれが当たり前だったので特別何も感じませんでしたが、正直セキュリティが不十分だと思います。これはどの学校もそうかもしれませんが、土地柄警備員とまでいかなくとも、必要最低限のセキュリティの見直しは必要だと感じます。