巻高校の口コミ・評判

10代女性／長岡崇徳大学 看護学部 看護学科 2年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：校舎が綺麗

私が在学していた時は校舎が建て替えられてから少しした頃で、汚いところもなく外から見てもすごく綺麗な校舎でした。玄関と2階が吹き抜けという面白い構造です。玄関からすぐにはエレベーターと階段トイレもあり、来客される方用に構内図もカラー付きであります。学校というよりも施設のような場所でした。中庭も掃除が行き渡っていてすごく綺麗です。中庭の石の色はオレンジ色で統一されていて、全体的にすごく綺麗でした。

不満：交通面

私は電車通学だったのですが、駅から学校までは女の子は歩いて20分かからない程度、男の子で15分程度です。電車も本数に限りがあり、多くて1時間に一本、昼の時間帯は2時間に一本もあります。なので、テスト期間中は走って帰る子がよく見られ、私もその中のひとりでした。電車通学の生徒は乗り換える子が半分くらいいたので、その電車に合わせて乗らないといけませんでした。その乗り換え電車の本数が3時間に一本ということもあったので、早く帰れる日なのに帰れないということがよくありました。あとは、冬の時期は雪などで電車がよく止まり、学校に行けない、帰れないなどといった日もありました。

20代男性／二松学舎大学 国際政治経済学部 国際経営学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

満足：文武両道で充実した学校生活を送れる

自分の所属していた部に限らず、志高く部活動に打ち込んでいる生徒が多かった印象です。男子バレー部やソフトテニス部をはじめとしてかなり強い部活動もあり、かなり刺激になりました。また、いざ部活動と並行して勉強に打ち込もうとなっても、クラスや部活動に成績優秀な人が多くいるため、モチベーション高く継続できる環境であると思います。バリバリの運動部でも勉強に打ち込んでいる人を冷やかしたりする雰囲気は全くなく、充実した学校生活を送ることができます。

不満：教員は基本的に国公立至上主義

授業カリキュラムを見ても「全員が国公立大学を受験する」ことが前提になっています。そのため、例えば理科基礎や数学などを受験に使う使わないにかかわらず全員に強制受講させ、大量の数学の課題等も課してくるため、都内の私立大学を目指そうという自分のような生徒は「受験に関係ない科目に時間を割かなけれないけない」と不満を感じている人が多かった印象です。個人で希望する進路は違いますが、学校側は応じてくれませんでした。

20代女性／新潟青陵大学 福祉心理学部 4年生

評価：★★★★★(大満足)

満足：文武両道

学校が田舎にあるためか、生徒はとても穏やかで優しい人が多いです。地元が好きな人たちが集まっているように感じます。勉強も部活にも程々に力を入れており、文武両道ができているように感じます。先生方も一生懸命で、朝学習や昼休みにテストなど生徒のやる気に応じて様々なサポートをしてくれます。質問をすると優しく丁寧に答えてくださいます。校舎も綺麗でとても気持ちの良い環境で学習することができました。

不満：国公立大学推し

とにかく国公立大学の受験を勧めてきます。専門学校に行きたい生徒へのサポートは少し足りないように感じます。また、課題が多いです。真面目にやっている人は少なく、授業中に内職するか、ネットで調べて移すだけというような作業になってしまっているように感じます。量の多い課題は意味があるのかよく分かりません。また、制服が紐リボンなので他の高校と比べて魅力があまりないかもしれません。田舎なので学校帰りにどこかに寄ることも難しいかと思います。

20代女性／神戸市外国語大学 外国語学部 英米学科 3年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：単位制を導入している

巻高校では、単位制を導入していました。そのため、学年が上がるにつれて科目を選択していくことができました。それにより自分の興味がある科目を集中して学ぶことができたり、大学受験での科目選択に活かすことができたりしました。わたしの場合は、センター試験で利用する予定の科目だけを選択して授業を受けていました。センター試験で利用しない科目の授業や予習復習に時間をかけることがないので、効率的に受験勉強ができました。

不満：部活動に参加しなければいけない

巻高校では、入学してすぐにどの部活動に参加するか決めなくてはいけませんでした。必ず入らなくてはいけないルールがあったわけではないかもしれませんが、暗黙の了解で全員がどこかしらに入部していました。わたしも、中学生のころに参加していた吹奏楽部に入部しました。しかし、当時のわたしは、部活動に参加するよりも大学受験のための勉強に時間を割きたいという思いがありました。そこで、2年生の春頃に吹奏楽部を退部しました。もちろん部活動のすべてが無駄だったとは思いませんが、入学時から勉強に専念していたらもっと上を目指せたかもしれないと思います。入学時に部活動に参加することが当たり前のようにしているのはおかしいと思います。

20代女性／昭和女子大学 人間文化学部 英語コミュニケーション学科 4年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：海外研修のカリキュラムがある

2年生の夏休みに希望した人だけが参加できる海外研修プログラムのカリキュラムがありました。参加費は自己負担ですが、学校側が主催しているものなので、今まで海外に行ったことがない人でも安心して参加できるものになっています。私が参加した時の行き先はシンガポールとマレーシアで、約2週間のプログラムでした。ホームステイや現地の学生たちとの触れ合いなど様々な経験ができ非常に良い経験が出来たと思います。その経験があり、大学で英語を勉強できる学部を選び入学しました。

不満：課題が多い

毎週末に3教科分の課題が提出されるのですが、とにかく多かったイメージが未だにあります。特に英語に力を入れている学校だったため、英語の課題が多かったです。土日だけしかないにもかかわらず4時間ほどかかるような課題を課せられていました。部活をやっている友達は非常にきついし、終わらないといつも言っていました。

10代男性／新潟大学 工学部 工学科

評価：★★★★☆(満足)

満足①：進学に力をいれている

一年生の頃から数個の模試を受けることによって自分の位置を把握でき、面談も学期ごとに行う先生もいて、一年生の頃から大学進学と向き合うことができました。また、授業後に希望者に対して複数教科の補習を行うなど、積極的に生徒の学力向上に尽力してくれる姿は印象的で、生徒個人に参加を促すなど受動的な生徒にも対応を行っていました。そして、進路指導室では過去の入試データや、様々な大学の過去問が用意されていて、今まで進学実績のない大学を志望しても対応していました。

満足②：部活動に活気がある

文武両道をモットーに掲げているのは当然のこと、なんと全員が必ず部活に入る決まりがあり、部活を一生懸命していても浮くことはありません。また、バレー部は全国大会に出場するなど、公立高校ながら強豪である部活動もいくつかあり、運動部・文化部ともに多く存在しているため、自分のやりたいことを見つけることはできます。部活とは別にやりたいことがある生徒は、ギター部という他で言う軽音部が活動自由なので、そこに入れば部活に入って自分の好きなことができます。

不満①：生徒がルールを守れない

自分の気にくわないことがあるとすぐに文句を言うのに、休み時間に使用禁止であるスマホでゲームをしていたり、またバイト禁止であるにも関わらず、学校に無断でバイトしていることをかっこいい風に休み時間に語ってる人もいたり、とにかくルールを守れない人が1、2年生の頃は多くいました。3年生になってからは真面目に勉強するようになった人もいましたが、それでもルールを守れていない人はもれなく志望校に落ちていたので自業自得だなぁと思いました。

不満②：先生たちの授業進度がばらばら

定期テストの際に教科担当の先生同士で意思疏通ができていないのか、クラスごとに授業の進みがまちまちで、結局一番進んでいないクラスに合わせるので、進んでいるクラスとしては次のテストで相当前の授業範囲をするなんてこともありました。その点、数学は2、3クラスで学力で学習クラスを分ける制度をとっていたので、優秀クラスは深くやる、下のクラスは丁寧になどの工夫をして授業範囲とテスト範囲とを合わせていたので、他の教科でも行って欲しかったです。

満足度：満足

不満もありますが、やはり学習環境は整っていたので、かねてからの志望大学にも行けましたし、クラス編成の関係理系物理選択は同じクラスになったので、同じ学部に行く人に知り合いも多く、大学生活を円滑に始めることができたので、新潟大学に進学の多いこの学校を選んで良かったです。また、部活動の仲間とも今でも仲が良いのでこの高校に入ってよかったと思います。

20代女性／新潟国際情報大学 国際学部 国際文化学科

評価：★★★☆☆(ふつう)

満足：単位制を導入している

巻高校は新潟で唯一の単位制の高校であるので、大学に入る前から、単位制という形式に慣れることができます。また、単位制であるため、受験前には生徒一人ひとりに合わせた授業を受けることができ、効率よく勉強することができるのです。公立高校で単位制であるため、大学に入学する前から、主体性や授業に対する責任感も育つという経験ができるため、この学校に入学し卒業できてよかったと思います。公立高校にもかかわらず、勉強合宿や生徒が教師に質問しやすい制度ができているのも魅力だと思います。

不満：施設の一部が古い

巻高校は校舎を大きく改装し、外観は新しくきれいになったのですが、内部がまだ使い勝手が悪い古いままになっている箇所があります。それは具体的には、ロッカーや机、椅子です。入学してみるとわかるのですが、新しく美しい校舎の割に靴箱とされるロッカーはサビで茶色く変色したままであったりします。これは、机やいすにも言えることで、わかりやすく理数系クラスの机は新品なのに、文系クラスの机は脚がサビまみれ、天板はささくれ立っているなんてことが日常茶飯事です。学年が上がると少し改善しましたが、下級生のうちは、椅子や机のささくれには我慢するほかなかったです。