明石北高校の口コミ・評判

10代男性／関西大学 総合情報学部 総合情報学科 2年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：先生がいい人ばかり

進学校なので勉強を丁寧に見てくれる先生が多かったです。授業も分かりやすく、定期テストの試験も勉強をしなければ点が取れませんが、勉強すれば取れるような難易度が多かったです。また、進路に関する相談も親身に乗ってくださります。志望校を下げようとした時もしっかりと向き合ってくれ、第一志望校の大学を諦めずに受験しようとスイッチも入れて下さりました。親のように見てくれた担任の先生には感謝しています。

不満：文武両道

進学校にも関わらず、文武両道を謳っているところです。学校全体で勉強と部活の両立を成功させようとする雰囲気・風潮があるので帰宅部の方は結構しんどいと思います。私は陸上部に所属し、文武両道を謳っている割には部活に関してはそこまで追い込みもなく基本的に自由な雰囲気でしたが、ハンドボールやバスケなどは結構厳しかった印象があります。実際に、途中で部活を辞める友人も少なくありませんでした。

20代女性／名古屋工業大学 電気機械工学科 4年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：進学させようとする姿勢が感じられる

明石北高校は、いわゆる自称進学校に当たる高校でした。だから、教育にはある程度力が入っており2年の3学期からは「3年0学期」と称して受験を意識したお話がとても多かったです。また、進研模試も必ず実施しており、その他の模試にも積極的に参加するように示唆されるのもいい点です。さらに、英語や数学で成績別にクラス分けをして授業するため、生徒のレベルにあった勉強ができるのと、競争心を駆り立てて、意欲的に勉強できるように仕向けられているのもいい点です。また、授業は基本10月までには全範囲を勉強し、10月以降は受験に向けた勉強に切り替わるのですごく良いです。

不満：真面目過ぎる

自由な校風ではなく、とても厳しい規則によって縛られているのが不満に感じた点です。携帯禁止、染髪禁止、その他様々な禁止事項があり、やはりレベルの高い高校はもっと自由な校風であるのに比べると厳しいものだったと思います。そのため、生徒もどこか自主性に欠けた人が多かったように感じます。部活動も生徒が主体となって考えるというよりは、先生が見るという感じでした。また文化祭でも、模擬店禁止だったのでどこか盛り上がりに欠け、生徒が文化祭に対して不満を漏らすことが多かったです。もっと自由な校風にすることで、生徒の自主性も高まり、文武両道の高校になり得るのではないかと思います。

20代女性／同志社大学 法律学部 法律学科

評価：★★★★★(大満足)

満足①：真面目な生徒が多い

真面目な生徒が多く、みんな勉強熱心でした。高校の勉強は将来の進路に関わる大事な内容なので、特に受験期に周りのみんなが一生懸命勉強しているという環境はとてもよかったです。また、運動会や文化祭に対しても真面目で、クラス一丸となって取り組みとても盛り上がります。行事を仕切ることが多かったのですが、自分から声をかけてくれたり、仕事を見つけて協力してくれたりする人が多くてとてもあたたかい気持ちになりましたし、楽しかったです。やる気のない人や非協力的な人が多いと全くつまらないものになっていたと思います。

満足②：校風が自由

ルールを守っていれば、あとは生徒に全部任せてくれるような校風だったと思います。よくありがちな「スカートの丈はここまで」「第一ボタンは閉める」「髪型はこう、ヘアアクセサリー禁止」などの校則はなく、常識の範囲内でなら自由にできる環境でした。最近はケータイの持ち込みも可になったようです（もちろん授業中には電源を切るなどのルールはあると思いますが）。真面目な生徒が多いので、常識の範囲を超えたルール違反をする人があまりおらず、そういった校風になったのかなと思います。

不満①：文化祭の模擬店が禁止である

衛生管理のためだとは思いますが、文化祭の模擬店の出店が禁止だったので、クラスの出し物は劇や教室展示、校内装飾、モザイクアートなどに限られていました。憧れていた高校生活といえば模擬店がいっぱい並んだ文化祭というイメージがあったので少しショックでした。しかし、上記の通り真面目な生徒が多く、どんな状況でも全力で取り組む雰囲気があり、限られた条件の中でも限界まで工夫をこらしていたので、文化祭そのものに対する不満はなかったです。

不満②：田舎にある

よくいえば自然に囲まれた緑豊かな環境ですが、校舎の周りはほぼ田んぼで、校内に虫や小さい鳥がいることもしょっちゅうでした。放課後どこかに寄ってみんなで遊べるような施設が周りにあって、もう少し都会の立地なら完璧だなと思っていました。また、最寄りの駅まで遠く、バスが出ているのですが本数もあまり多くなかったです。自転車通学の人が大半でした。遊びに行くとすれば、自転車で15分くらい走ったところまで行っていました。

満足度：とても満足

私は周りに流されやすい性格なので、真面目で勉強も行事も一生懸命取り組む人たちに囲まれていて本当によかったと思いますし、自分の真面目な性格にも合っていたと思います。みんなが遊んでいる中、１人受験勉強をするのも辛かったと思いますし、みんながやる気を出さない中、１人行事に取り組んでも楽しめなかったと思います。

20代女性／兵庫県立大学 経営学部 組織経営学科 4年生

評価：★★★★☆(満足)

満足：大学進学率が良い

ほとんどの生徒が部活動に所属しており、活動も盛んな高校でしたが、大学への進学率は高く、みんなで受験を頑張れる風潮がありました。高校3年生になると朝や放課後の補習があり、先生たちもサポートしてくれる体制がありました。進路指導も細かく丁寧で、推薦をもらえないほど成績が低かった私にも、受かりそうな大学をたくさん紹介してくれました。さらに実際の大学から教授が学部紹介に訪れて講義をしてくれる機会もあり、大学のことを知れるチャンスもあったことが良かったと思います。

不満：文化祭で食べ物の模擬店の出店がない

兵庫県でも他の高校は、文化祭でたこ焼きや焼きそばなど、食べ物の模擬店をしていますが、私の高校ではそれがありませんでした。中学生時代、よくドラマや漫画などで、高校生の役をしている俳優たちが食べ物の模擬店をしているのを見ていたので、とても憧れでしたが、それが叶わず残念でした。理由は食中毒の防止や、そもそも機械がない、などでしたが、生徒が皆口をそろえて模擬店をやりたいと言っていただけに、もったいないなと感じました。乗り越えられる壁だったと思います。