相模原中等教育学校の口コミ・評判

最終更新日：2023/12/22

口コミ・評判
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相模原中等教育学校の卒業生から聞いた、相模原中等教育学校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「中高一貫で英数のカリキュラムが良い」「難関校の受験には塾が必要」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、相模原中等教育学校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる相模原中等教育学校の口コミ・評判一覧

20代男性／成城大学法学部法律学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2023年5月

満足：行事やイベントが活発

体育祭、文化祭、合唱祭などの行事が行われる際、多くの生徒が積極的に参加し、地域の方々や保護者、先生を含めて盛り上がることができます。中学1年生から高校3年生まで年齢が大きく離れていることもありますが、学年が離れていても縦の繋がりが強いので全員で楽しめる行事が多いです。また、1学年160人で6年間を過ごすので同学年の繋がりも強く、そのような面が行事の活発化の要因となっているのではないかと思いました。

不満：視野が狭くなる

中学受験で入る学校で高校から入る制度もないため、いわゆる「いい子」が多いです。そのため、公立の中学校にいるような不良もいませんし、不真面目な生徒もほとんどいません。しかし、大学や社会には自分たちとは違う人々がたくさんいるので、自分は大学に入ってから自分の視野がいかに狭かったかを痛感させられました。1学年160人の狭い世界で6年間暮らすことはもちろん良い面もたくさんありますが、視野が狭くなってしまうという悪い面もあるのではないかと考えました。

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20代男性／早稲田大学社会科学部 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2022年10月

満足：中高で部活動を続けられた

中高一貫校なので高校受験をする必要がありませんでした。そのため、部活動に集中することができ、6年間陸上部に熱中することができました。5年生から6年生にかけては部長を務めたこともあり、個人的にとても充実していました。また、県立の中ではトップレベルの進学校であったため、周りの学生のレベルが高く、勉強に関して切磋琢磨できる環境でした。6年間という期間で深い友達付き合いができたことで、一生の親友ができたことは大きな財産です。

不満：閉鎖的な環境

一学年が160人しかおらず、6年間同じコミュニティで過ごすので閉鎖的でした。多感な時期に様々な交友関係を築くことはとても大事なことなので、画一的な思考を持つ人間が生成されてしまう環境にあると思います。また、制服がとてもダサく、髪・制服等の校則が厳しかったため、「中等生」と自虐的に述べる生徒も多かったです。さらに、真面目で勉強をコツコツと頑張るような生徒が模範とされていたため、尖ることを良しとされなかった環境は今になって窮屈に感じます。

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20代女性／東京都立大学都市教養学部 4年生

評価：★★★★★(大満足)

公開日：2020年11月

満足：深い絆を持てる位

中高一貫校で6年間を同じメンバーで過ごすので、濃い・薄いはあれど、同じ学年であればほぼ顔見知り以上の関係性を持つことができます。また、県内各地から試験を潜り抜けた様々な人間性をもった生徒が集まるので、一般の公立高校よりも独特な絆が生まれると思います。多様性は学年ごとの色にも表れますので、学校内は多様性であふれかえっています。生徒の面白さだけでなく、県立の上位校として県内から優秀な先生方も集まってくるのでユニークな授業を受けられる点も満足でした。

不満：刺激が少ない

6年間少人数で過ごすことのデメリットでもあります。特に、思春期などの人格形成時から一緒に過ごすので、生徒の誰しもが1つは黒歴史を抱えて高校生に上がります。かといって高校に上がってもメンツも変わらず、校舎も変わるわけではないので、いわゆる青春のキラキラした恋愛模様は描きにくいかと思います。加えて、特に女子の制服はかなり独特な仕様になっているので着こなしが難しく、高校生らしい垢抜けた感じを出すのが難しいです。

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20代男性／東北大学大学院理学研究科物理学専攻在籍

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年5月

満足：中高一貫で英数のカリキュラムが良い

良いと思ったのは、中高一貫のため六年間のカリキュラムで勉強する事ができるという事です。英語と数学に関してはかなり難しい範囲をやったり、独自のカリキュラムがあり力がついたと感じています。また先生方も熱心な人が多く、親身になってアドバイスをしてくれたり、生徒に寄り添ってくれ、受験校を決める時も一人一人にあったアドバイスをしてくれました。これは六年間一緒に過ごすことで信頼関係がお互いできるからだと思います。また、周りも勉強熱心な人が多く、授業中に騒ぐ人ような人はクラスにはいなかったです。なので、六年間過ごす場所としてはいいなと思いました。また自習室もあったため、自宅や教室以外でも空いた時間に勉強できる場所があり、良かったです。また、赤本を貸してもらえるのも良かったと思います。

不満：難関校の受験には塾が必要

私としては数学と英語に関しては授業で今の大学のレベルに達することは出来ましたが、やはりその他の理系科目や文系科目は大手の塾に通っていなかったら受からなかったと思います。理科社会がカリキュラム上のものなのか進みが遅く、自分で塾に行き、予習をしていました。また、受験期にも授業が多くあったのも不満で、その時期はセンター試験の過去問を解いたり、志望校の赤本を解いたりしたかったです。これは自分だけでなく、周りも受験の為に予備校に通っている人が多く、私立高校のような受験対策は出来ていなかったところが不満です。やはり公立高校なのでしょうがないかもしれません。

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