【体験談】私が特許事務所の仕事を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、特許事務所の仕事を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に仕事をされている方の体験談をご紹介します。また特許事務所の仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

回答者プロフィール

特許事務所の仕事とは？

特許事務所で弁理士のアシスタント業務を担当しています。特許事務所？？？弁理士？？？一般的になじみがないですよね。法律事務所にいるのが弁護士。会計事務所にいるのが公認会計士。特許事務所にいるのが弁理士です。弁理士は、知的財産（主に特許・実用新案・意匠・商標）のスペシャリストなのです。

私は、この弁理士のアシスタント。弁理士のスケジュール管理をしたり、電話や来客の応対をしたり、お使いに行ったり、お役所に出す書類を作ったりしています。「パテントパラリーガル」というらしいですが、そこまでカッコイイ職業ではありません。

特許事務所を辞めたいのは「上司のパワハラとお局様のイビリがきついから」

上司のパワハラとお局様のイビリがきついからです。

みなさん、士業のアシスタントというと、どのような人を思い浮かべますか？ガラス張りの高層ビルで、スーツに身を包んでさっそうと歩く姿？複数の外国語を巧みにあやつり、外国人のゲストをもてなす姿？・・・それは一握りの人間です。アメリカンドラマの見すぎです。実際には、小さな雑居ビルでパワハラ弁理士とイヤミなお局様と一緒に泥臭い仕事に追われる日々。

私が勤めていた事務所は所員数10名と零細事務所だったために、いろんな仕事が一番若手だった私に回ってきます。回ってくるのが雑用だけならいいんです。イライラも私にぶつけられます。

「俺、前にここ直せって言ったよな？なんで直してねぇんだよ！！！」・・・言ってないですよ？まだ50代なのにもうボケたんですか？「あなたミスが多いわよ？目が見えないの？障碍者手帳持ってる？」・・・それ、問題発言ですよ？

５年間勤めましたが、心身のバランスを崩しています。士業の事務所に勤めれば、専門的な知識を学ぶことができて立派な社会人になれるだろうと期待して入所した私がバカでした。

特許事務所に向いてるのは「心身共に非常にタフな人」

心身共に非常にタフな人です。

士業の事務所、特に特許事務所はそのほとんどが所員数5～10名ほどの零細事務所です。専門的な仕事をするというよりも、何でも屋に徹しなければなりません。

来客や電話応対はもちろんのこと、荷物の発送・受領や弁理士のお友達へのお使い、弁理士のプライベートな用事のお手伝いまでしなければなりません。仕事とプライベートの境目がなくなることがしばしばです。心身共に非常にタフで、奴隷に徹する人が特許事務所の事務員に向いているといえます。

転職をしようと考えています。

リクナビネクストです。

リクナビネクストをおすすめする理由は、転職業界ナンバー1で、求人数が多いからです。もちろん、今の仕事もリクナビネクストで見つけました。

大手の事務所から零細事務所まで、幅広い数の特許事務所が求人を出しており、第二新卒や未経験可の求人も多いです。もし、あなたが特許事務所への転職をお考えでしたら、まずはリクナビネクストを見ることをお勧めします。きっと、あなたに合った特許事務所の求人が見つかるはずです。