【体験談】私が調剤事務の仕事を辞めたい、つらいと感じている理由

このページでは、調剤事務を「辞めたい」「つらい」と感じている理由について、実際に調剤事務の仕事をされている方の体験談をご紹介します。最後には、調剤事務の仕事に向いている、おすすめな人はどんな人かも併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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調剤事務の仕事とは？

まず開店前に出勤したら掃除をします。主な仕事は薬局へ来局された患者様の処方箋を受け取り、処方箋をコピーして必要事項を記入したあと薬剤師に渡し、その内容をパソコンに入力することです。

また医薬品の発注や卸への対応などをしています。他にも処方箋や書類の記入、入庫・納品伝票の整理もしています。販売も行っている薬局なので、買い物されるお客様への対応や電話での対応もあります。

また月初には保険会社に支払いを請求するレセプト業務があり、請求内容にほんの僅かでも誤りがあると返戻といって、拒否された書類が返却されてくるので、誤りを訂正して再請求するという業務を行っています。

調剤事務を辞めたいのは「患者数が増えたのに人手が減ったから」

患者数が増えたのに人手が減ったからです。

勤務当初は月に１０００人程だった患者数が１６００人にまで増えたのに、事務の常駐している数も勤務時間も増えないせいで仕事がきついです。

およそ１・６倍の仕事量になっているにも関わらず人手が増えないので、後でも出来る仕事がどんどん溜まって手をつけられない状態になってきています。１日中休みなく働いていますし、仕事のスピードも上がってきているはずなのに仕事が終わらないというのが現状です。

薬剤師の常駐数は平均して増えたものの、医療事務の仕事を手伝ってくれるわけでもなく、むしろ事務が薬剤師の仕事を手伝わなくてはならないので作業が全く軽減されません。更に業務上のルールややり方などが本部の指示によって頻繁に変わるため、その度にそれらを覚えるのも一苦労です。

患者様の数はどんどん増える一方です。更に現在勤めている事務さんが1人産休に入る予定なので、その人が産休に入ってしまえば本当に職場が回らなくなるのではないかと感じています。

今現在は仕事が何とかなっているので続けていますが、これ以上勤め続けるのは難しいと考えています。結婚予定があるのでそれを機に退職を検討しています。本来であれば産休・育休を取って続けるのがベストなのですが、これだけの激務を続けながら家庭も育児も両立していくのは無理なので辞めるつもりです。

調剤事務に向いてるのは「作業が早く柔軟な対応ができる人」

作業が早く柔軟な対応ができる人です。

調剤事務に向いているのはどんなときでも素早く作業をこなすことができ、作業の途中で声をかけられたり違う仕事を頼まれてもすぐに対応出来る人だと思います。

一つのことを集中してやれる環境ではないので、作業をやりながらも患者様が来ればすぐに対応をし、いくつもの仕事から優先順位を瞬時に判断してこなしていく必要があります。

もしミスをしたとしてもすぐに頭を切り替えてリカバリーできる柔軟な頭を持っている人が向いていると思います。