米子東高校の口コミ・評判

最終更新日：2022/09/30

口コミ・評判
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米子東高校の卒業生から聞いた、米子東高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「敷地内に山がある」「私立のような授業ペースの速さがない」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、米子東高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる米子東高校の口コミ・評判一覧

20代男性／立命館大学総合心理学部 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2022年2月

満足：学習要領

県内でも随一の偏差値を誇っており、事実、本校に入学するか否かで大学進学率には雲泥の差があります。私の暮らしていた地域は、村社会とでも呼べばいいのか、高校を卒業すれば即就職というような地域性がありました。学びに意欲がある学生であっても、受験に適した教育を受けられない高校が数多くを占めました。本校では（県外の進学校であれば当然のことなのでしょうが）、2年間で学習指導要領は全て終え、残りの1年間で受験勉強をするといったカリキュラムが取り組まれています。望みたい教育を受けるには恵まれた施設がある大学に進学する必要があり、そういった大学になればなるほど合格倍率は高くなる傾向にあります。その点で、受験勉強により多くの時間を割くことができたことには大変満足しております。

不満：文武両道という理念

本校の教育理念の一つとして、文武両道というものがあります。本校は100年を超える歴史がある為、過去には甲子園や何かしらのスポーツでの全国大会出場、及び活躍が存在しています。しかし、現代スポーツにおいては練習効率や練習量も最適化されており、練習量の少なさから敗戦するケースも多く見受けられます。私はサッカー部に所属しておりましたが、全国大会の常連校と試合をすれば運動量と筋肉量の差を感じるばかりでした。勿論、現在でもスポーツで活躍する学生を輩出しておりますが、全校生徒に教示するような形で理念として文武両道を掲げている点に不満に感じております。

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20代男性／学習院大学文学部心理学科 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年3月

満足：文武両道

県下一の進学校ということもあり、授業の水準は高くて課題も多いです。下級生の時から模試などで土日登校ということも頻繁にあります。その一方、部活動に力を入れることを良しとする文化も間違いなくあります。最近は野球部の春夏連続甲子園出場も目立ちますし、サッカーの県独自大会優勝、OBが箱根駅伝で準優勝など、スポーツでも県下トップクラスの存在感を示しています。部活に打ち込むために勉強が疎かになることはもちろん許されませんが、勉強を軸にしなさいということも決して言われません。どちらも頑張れ、というのが当たり前であることが伝統校米東の文化です。

不満：修学旅行がない

米子東には修学旅行がありません。修学旅行に行く数日間も惜しんで勉強、部活に励むという高い志が通用するのは母校の素晴らしい文化ではあるのですが、世の高校生にとっては一大イベントのひとつである修学旅行がないというのはやはりたいへん寂しいことであります。毎年の生徒会長選挙では「米東に修学旅行を」という公約を掲げた候補者が当選するというのが風物詩となっていますが、実現に結びつけた生徒会長は未だ現れていません。

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20代女性／神戸大学国際人間科学部 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年10月

満足：勉学・部活動・国際交流を両立できる

鳥取県下でも有数の進学校です。先生の指導にも熱があり、学習塾に行かなくても十分に勉強ができるようになっています。実際に進学実績は東京大学の合格者を輩出するなど、県内でもトップクラスの実績になっています。部活動も盛んで、多くの部活がインターハイへの出場などの好成績を残しています。国際交流の機会もあり、台湾の高校との交流が毎年行われていたり、留学生が1年ほどクラスにいることもありました。

不満：買い物がしづらい

学校内には簡素な食堂があるのみで、基本的に校内に購買がありません。学校の周辺は住宅街なので、小さな商店が1軒あるのみでコンビニ等もなく、軽食や昼食を買ったりするのには少し不便でした。15～20分ほど歩くとカフェやコンビニもありますが、学校と最寄駅の間にはほぼお店がないため、登下校の買い物にはかなり不便な立地です。実際にお弁当がない日は昼ご飯の調達に困ることが何度かありました。

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20代男性／大分大学理工学部創生工学科 4年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2020年4月

満足：立地がいい

鳥取県米子市という田舎の中では都会の方の一応進学校ではありましたが、駅からもぼちぼち近くに立地しており、なおかつ閑静な住宅地にありました。加えて、駅と逆方向に抜けると塾が立ち並んでいるエリアに抜けることができます。また、最寄駅から一駅で主要駅に到着し寂れているながらもイオンにすぐ行けましたし、逆に一駅で鳥取には数少ないスタバや大型の書店に行くことができたのでよかったです。他の高校が坂の上や田舎、何もないところに建つ中、立地としては県内随一と言っても過言ではなかったと思います。

不満：校則が厳しい

立地は県内にしてはかなり良いにも関わらず、校則が非常に不満でした。例えば部活があっても、登下校は制服の着用が強制されていましたので、せっかくどこかに寄り道しようと思っても、制服のままでしか入れずオシャレは土日の部活外の時間限定となってしまうことが嫌でした。せっかくの今となっては華の高校時代にジャージ（部活着）でどこかで遊んでいる写真がほとんどなく学ランばかりで悲しくなっています。文化祭も制服が強制でした。

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20代男性／九州大学経済学部経済工学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年10月

満足：学習意欲の高い生徒が集まっている

私の通っていた高校は県内では1,2を争う進学校であり、大多数の人が優秀な人であったと思います。私が通学していた時には2年次から習熟度別にクラス分けがされており、私は上位クラスと呼ばれるクラスに所属していました。そのクラスでは誰かに指図されなくても志望校に向かって創意工夫しながら勉学に励む生徒が多く、私も受験の際にその雰囲気に飲まれるように自発的に勉強を行う事ができ、無事志望校に現役で合格することが出来ました。

不満：授業のレベルが先生によって違う

都会の私立では無く、地方の公立高校であるので仕方がない点だと思いますが、やはり教える先生によって授業のレベルか様々で、それによって生徒が得る知識の量や質に差が生まれてしまっていたように感じます。例えば、私のクラスで教えていたある科目の先生よりも、他のクラスで教えていた先生の方が分かりやすいといった評判は高校時代に何度も耳にしましたし、定期テストの点数が教える先生によって大きく変わったということもありました。

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10代男性／立命館大学経営学部経営学科 1年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年7月

満足：自由

この学校で満足している理由は、勉強にしばられることなく、自分の責任で自由に行動ができたことです。他の学校では宿題が多いなど不満を聞くことがありましたが、私の学校では授業は難しいもののそこまで課題を貸すことなく、成績を上げたい人は自分で勉強しろといった感じでした。私はやらされる勉強は身につかないと思っていたので、その点では部活も頑張りながらちょうどよく勉強することができました。また、先生によっては進路について丁寧に聞いてくれる先生もいてありがたかったです。

不満：先生の質がまちまち

私が不満に感じている理由は、先生の質がまちまちで特に数学と国語ではうまく教えてくれる先生と適当な先生に分かれていました。数学と国語は個人の理解力も問われるのですが、人によっては授業中に先生の話を聞かずに勉強している人もいました。また、高校3年の時は暗記科目の先生によってはセンター直前に授業が完了する先生もいてとても困りました。国公立大学志望でも使わない教科を勉強する
こともあったのでそこをなんとかしてほしかったです。

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20代男性／金沢大学医薬保健学域医学類

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年

満足：敷地内に山がある

米子東高校は鳥取県内でも有数の進学校です。施設は広く、中でも山を所有しているというのは全国的にも珍しいのではないでしょうか。在学中は時間のあるときによく登っていました。山といっても10分もあれば山頂に着くので、一人になりたい時や、叫んでストレス発散したい時などにぴったりの場所でした。何より、休み時間に敷地内で自然を満喫できるというのはとてもすばらしいです。米子東高校に入学した際には是非、一度は登ってみてください。

不満：私立のような授業ペースの速さがない

米子東高校は公立高校であるため、都会の私立高校のように「高校2年生までに3年生の教科を全てこなす」といった教育はしていません。また、都会ほど受験倍率が高くはないので、周りの生徒の勉強に対する意欲や授業のスピード感がどうしても低くなりがちだと感じました。都会の有名大学（特に国公立）を受験する場合、そこがハンデになるかもしれません。勉強に関しては周りに先んじて自分で学習するくらいの姿勢を持った方がいいと思います。

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