東大寺学園高校の口コミ・評判

最終更新日：2024/05/06

口コミ・評判
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東大寺学園高校の卒業生から聞いた、東大寺学園高校の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「自由だが面倒見がよい」「駅から遠い」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、東大寺学園高校に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる東大寺学園高校の口コミ・評判一覧

20代男性／慶應義塾大学経済学部 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2023年11月

満足：自由

髪の毛やピアスなどに関する無駄に厳しい校則はなかったので生徒の自由が尊重されているように感じました。多くの高校ではツーブロック禁止や髪染め禁止など、見た目に関する校則が多く設けられていると聞いていたので衝撃でした。しかし、勉強をする環境は非常に整っており、また部活動でも好成績をおさめることができたりなど、学校として勉強に関係あることとないことでうまく分別していたように感じます。自由な校風のおかげで楽しい高校生活を送ることができました。

不満：世間の評価が高くない

東大寺学園は偏差値が高く、県内でトップを争うほどの高校です。しかし、勉強ができる人には変わっている人が多いというイメージを世間は持っているなと感じることが多く、東大寺学園には変人が多いだろうと他校の友だちにからかわれることがありました。また、校則が自由であることも広く認知されていないので髪を染めている生徒に対し不良であるなどと他から思われることがありました。勉強に髪染めは必要ないと言われればそれまでなのですが、あくまで自由であることがうりの高校なので正しく評価されていないことが残念でした。

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20代男性／京都大学医学部 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年5月

満足：自由

東大寺学園は優秀である生徒が多く、生徒たちは自由な学校、自分の個性を表現し合うような環境を求めてこの中高を受験した人が多いです。髪を染めたり学校でスマートフォンを触るということも許されていたため、進学校とは思えない自由な校風が人気の秘訣です。個性豊かな生徒が多く、これまで公立の小中学校で浮いていた生徒も同じような仲間がいっぱいいるので、他人からの視線を感じずに行動することが出来ます。

不満：通学が大変

関西の主要都市である大阪、神戸、京都からのアクセスが驚くほど悪く、駅から20分程度離れているため、通学に非常に時間がかかることがデメリットです。近鉄京都駅から東大寺学園最寄りの高の原駅までは電車で35分かかる上に、電車の本数もものすごく少ないのでとても不便です。JR大阪駅からも1時間かかってしまい、神戸駅からはさらに時間がかかるという立地です。なので早起きが苦手である人には向いていない学校だと思います。

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20代男性／神戸大学経営学部経営学科 2年生

評価：★★★☆☆(ふつう)

公開日：2020年3月

満足：自由で生徒が個性的

ひたすら自由であったところです。制服はありませんし校則は存在しません。先生は生徒の考えを尊重し、あまり干渉することはありませんでした。それゆえにクラスのみんなはとても個性的で面白い人が多かったです。賢い学校でしたが、スポーツに励み全国に行く人や、数学オリンピックで世界に行った人、またひたすら医学部を目指して勉学に励む人など本当に多種多様で、そんな人たちと一緒に過ごせたことは本当に誇りに思いますし、とても良い経験であったと思います。

不満：男子校ゆえ男子しかいない

中高の貴重な6年間を男子しかいない場で過ごしてしまったのはかなりきついものがありました。小学校の頃は女子とも普通に話せていたのに、大学生になった今、女子とのコミュニケーションの取り方もわからず、そのギャップに苦しみ情けない毎日を送っています。普通の中高生なら過ごすであろう青春時代というものを感じることができませんでした。アニメやマンガでそういう欲を満たしていましたが、むなしいだけでした。

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20代男性／東京大学法学部法学総合コース 4年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2019年9月

満足：校風が一貫して自由を重んじてる

一般社会においても「自由」を獲得するには一定の「義務」の履行が求められると思います。それはこの学校でも同じで、「自由な校風」と内外から言われていますが、何でも自由にやって良いということではなく、生徒自身が「やるべきこと」をしっかりとやった上で、残りは自由だということを指しているのだろうと感じています。他の学校と違い、この学校では生徒自身の「やるべきこと」を明確に示す先生はあまり多くありません。その部分も自分たちで考えさせることを求めるのです。そういったところから、過度な束縛を受けたという負の印象を持たずして、一方で人間として大きく成長ができたという点に感謝しています。

不満：学習指導がきめ細やかではない

年に複数回、担任教員と保護者・生徒の三者面談の場が設けられていますが、ここでの学習指導があまりきめ細やかなものではないと感じました。担任教員自らが受け持つ科目であれば多くを語って頂けるのですが、そうではない科目に関しては成績表の点数を見て、なんとなくの所感を述べているにすぎず、その生徒に直接意味のあるアドバイスは多くなかったのではないかと思っています。志望校を尊重して頂ける進路指導方針がよいと感じていただけに、事前に他の教科担当と担任教員が打ち合わせるといったこともないと感じさせるような学習指導は残念であった点だと感じます。

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20代男性／東京工業大学生命理工学院生命理工学系 3年生

評価：★★★★☆(満足)

回答：2019年8月

満足：自由だが面倒見がよい

基本的に受験に向けて勉強を強要することはありませんが、やる気のある生徒に対してのサポートはきちんとしてくれました。数学や化学は授業後に補習があり、高２では基礎の定着を目的とし、高３では受験に向けた良問を多数扱ってくれました。他にも、模試や過去問の添削や質疑対応なども丁寧に行ってくれ、塾に行かずとも難関大学に合格できる環境だったと思います。また、生徒の意識も高く、お互いに切磋琢磨しあえる環境でもありました。

不満：駅から遠い

生活面、勉強面での不満はほとんどありません。あえて学校の不満を挙げるのであれば、駅から遠いことだと思います。山の中にあり、最寄りの駅から約20分、しかもずっと坂道が続くため軽いハイキングです。朝はその中を歩いて登校するので、夏場などは学校に着く頃には汗だく、１限の授業はなかなか集中できる状態ではありませんでした。とはいえ、山の中にあるので、玉虫やカブトムシがたまに見つかることもあり、男子校という意味では良かったのかもしれません。

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