神戸女学院高等学部の口コミ・評判

最終更新日：2023/11/24

口コミ・評判
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神戸女学院高等学部の卒業生から聞いた、神戸女学院高等学部の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「教員があまり介入しない」「受験指導があまりなされていない」など、良い口コミや悪い評判を含めたリアルな声をお伝えしますので、神戸女学院高等学部に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

※画像は関連URL(基本情報欄参照)より引用

OB・OGによる神戸女学院高等学部の口コミ・評判一覧

20代女性／国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2023年3月

満足：施設が綺麗、治安がいい

ミッションスクールで施設に礼拝堂、チャペルがあったり、庭園やお茶室があったりして綺麗でほのぼのとしています。私はそうでもないですが、地元のややお金持ちのお嬢様が多いからなのか、のんびりした性格の生徒が多かったです。いじめも少なく、とても平和な学園生活を送れました。平和といえど入試はやや難しく、みんなそれなりに勉強してきているので真面目に勉強している雰囲気です。なので、いわゆるガリ勉をからかう風土でもなく、リベラルアーツで自由な学風といった感じでしょうか。大学で言うと京都大学やICUと似ています。

不満：世間からズレている

良くも悪くも地元のお金持ち（芦屋や宝塚など）のお嬢様が多いので海外志向の人、帰国子女の人も多いです。私自身は普通の家庭だったので、やや金銭感覚が合わない人もいたりしました。ただ、本人たちは誇示しているのではなく普通の感覚なので懐は大きく、分け与えてはくれます。また、ミッションスクールなのでボランティアや募金活動も盛んです。ホームレスの方への寄付で高価なメロンを持ってくるなど、裕福故にややズレたことをする生徒がいたり、ポットを持ってきてお昼に紅茶を入れたりする生徒もいます。決して荒れてはいないのですが、やや世間知らずな人が多いです。

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20代女性／大阪大学外国語学部外国語学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2022年3月

満足：自由な校風

校則が少なく、生徒の自主性を大切にしてもらえる学校なので禁止事項はあまりありません。しかし、生徒一人一人が自身の良心や信条に基づいて行動するため、問題となるような行動はさほど見受けられません。自由な校風と聞くと一見放任主義かと思われがちですが、先生方は親身に相談に乗ってくださり、適切なアドバイスを下さいます。しかし、その一方で生徒の考えを頭から否定することもないため、生徒側は後ろ盾があるという安心感の元で自ら考えて行動することができます。そうした環境を共にした学友は一本芯の通った人が多く、とても頼りになります。

不満：授業が速い

基本的に授業は速いです。特に苦手な科目では一度理解出来なくなるとそこから先は完全に置いていかれてしまうため、授業外での復習が必要になります。時折、生徒が理解している前提で話が進んでしまうため、根本的な理解に至る前に応用問題を解く羽目になります。値の求め方は分かるものの、その値が何を指しているのか分からないこともあります。問題集を解いたり教科書を読んだりすることも有効ですが、個人的には友人に教えを乞うことも効果的だと考えます。

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20代女性／京都大学経済学部経済経営学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2021年3月

満足：英語教育が充実している

中高一貫校なので中学から英語教育に力を入れております。神戸女学院では他の学校と違って文法を日本語で教わることがなく、英語の授業は英語を使って授業が行われます。英語の知識がない時期から英語の文章や歌に触れて身につけていきます。そのため、6年後の高校卒業時にはかなりの英語スキルが身についています。大学受験用のリーディング、リスニングスキルだけではなく、自発的なスピーキング、ライティングスキルも身につきます。アメリカ人教師の授業が週に2コマ以上は必ずあるため、リアルな英語に触れることができます。

不満：受験サポート

神戸女学院は他の高校と比べて明らかに受験サポート体制が弱いです。というより、存在しないに等しいです。理由としては「神戸女学院は進学校ではない」と自称しているからです。大学進学実績も発表しません。受験用の授業や必須で受ける模試もありません。そのため、受験に必要な情報は自身で習得していかなくてはなりません。9割以上の生徒が大学受験用の塾に通っています。塾を掛け持ちしている生徒も少なくありません。多くの生徒が自発的に勉強に励んでいるので、公表はしていないものの、進学実績は良いと思います。

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20代女性／大阪大学法学部 3年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年6月

満足：生徒主体で自由な校風

私の出身校では多くの学校行事が先生方ではなく生徒中心で行われていました。また、中高一貫校で体育祭や文化祭などの行事や一部の部活動は6学年合同で行われていたため縦のつながりも強かったです。尊敬できる先輩同期後輩に恵まれました。自分たちで行事を一から作り上げるのは簡単なことではないですが、何か月もかけて仲間と一緒に準備して迎える本番当日の達成感では他では味わえないくらい大きなものでした。この学校でしかできない経験をたくさんできたと思います。

不満：教育が自由

私立校なので公立校に比べて教育方針に自由がきくのは良いと思うのですが、どちらかというと教師のやりたいようにやっている、という印象が強かったです。ほとんど塾で先に学習するのが前提で、放任主義という感じでした。元々生徒のレベルも高く大学受験に対する意識も高いので塾通い率が高いのは仕方ないですが、塾に通っていない生徒は全くついていけないです。また、教科書をあまり使わないというか独自のカリキュラムなので受験に直結しないことも多く、学年が上がるにつれて定期テストの勉強をせずに受験勉強をする人が多かったです。

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20代女性／京都大学薬学部 2年生

評価：★★★★★(大満足)

回答：2020年1月

満足：友人からいい影響を受けられる

友人はみんな優秀で、一人ひとりがそれぞれ得意な分野を持っていました。勉強ができるのは当たり前で、ある子は音楽が優秀であったり、他の子は絵が得意であったり、自発的に学校外の活動を行い、賞をもらったりする子もたくさんいました。友人が努力をしていることを馬鹿になどせず、当たり前のように評価するような雰囲気の学校でした。そのような環境の中過ごしているうちに、「自分も何か人とは違うことをできるようになろう」とモチベーションが上がり、その雰囲気が後輩にも受け継がれているのだと思います。

不満：進路指導が少ない

もともと付属の大学に行くことが前提とされていた学校であったこともあり、大学受験に向けて、学校からの本格的な指導はあまりありませんでした。大学入試の過去問題を試験に出したり、対策をしてくれたりする先生もいましたが、他の学校に比べると確実に少なかったと思います。高３で理科がなかったり、１月まで体育や家庭科などの普通の授業や期末テストがあったりする点は、少し不満に感じていました。学校から強制的に模試を受けさせられることもありませんでした。

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20代女性／同志社大学法学部法律学科 2年生

評価：★★★★★(大満足)

公開日：2019年11月

満足：教員があまり介入しない

体育祭や文化祭などにおいて、教員はほぼ介入することなく、生徒が主体となって運営していました。行事ごとに企画や運営を行う実行団体が存在し、その団体を中心として、高学年が低学年を取りまとめて行事を開催することにより、皆が自然とリーダーシップを身につけられる機会が多く用意されていたように感じます。また、教員も生徒に無闇に介入することなく、かといって放任するわけでもなく見守っているという距離感がとても生徒にとって居心地がよく、のびのびとした学生時代を過ごせたように思います。

不満：受験指導があまりなされていない

中学受験をしてから高校は外部生を受け入れずそのまま持ち上がりということもあり、高校受験というプレッシャーがないため、勉強を自主的にする人としない人で学力に大きく差がついていたように思います。英語教育に力を入れている学校なのですが、学校で行われていた教育が実用的な英会話に役立つもので、受験英語にはあまり役立たないなど、受験を見据えた勉強としてはあまり適していなかったように感じられます。殆どの生徒が塾に通い、受験に備えていました。

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