愛知教育大学附属名古屋小学校の評判・口コミ

10歳女の子／40代前半(女性)

評価：★★★★★(大満足)

満足：はげみの時間

帰国子女クラスに在籍しているので、海外在住中に遅れてしまった日本での学習を取り戻す時間が設けられています。少人数で和気あいあいとした雰囲気で、日本での常識などを知らなくても受け入れてもらえる温かい学校です。一般のクラスとも触れ合いがあり、体育や家庭科など数科目は一緒に授業を受けます。『はげみの時間』には一年生からの漢字の読み書きをその子のペースでやっていきます。文章の書き方も丁寧に指導してくれます。カタカナが苦手な我が子ですが、日本語をたくさん書く、聞くことによってかなり上達してきました。

不満：紙ベースでの案内が多い

基本的に学校からの連絡は紙ベースで行われます。メールでも案内がきたりしますが、アレルギーの確認や給食の献立等はプリントが配られます。コロナ禍では授業参観などは事前にウェブを使って日程希望を提出しますが、最終の日程確定の連絡は必ずプリントが配られます。途中までウェブを使うのに確定の連絡は紙で行われることに違和感を覚えます。おかげでスケジュール帳はプリントを保存するために膨らみます。子供もプリントを忘れたり失くしたりするかもしれないし、そもそも配られたことも分からないので、メール等で案内がくればいいなとつくづく思います。

2年生男の子／30代前半(女性)

評価：★★★★☆(満足)

満足①：将来役立つ能力が鍛えられる

一人でノートに向かって問題を解く、という授業ばかりではないのが良いです。どうしてそうなるのか考えさせたり、グループで話し合わせたりします。まさに将来大切になってくるコミュニケーション能力や道徳心を養うのにうってつけです。高学年になると行動力も求められるようで、塾では教えてもらえない内容まで体験できるのが良いと思います。

満足②：質の良い先生方に恵まれている

入学当時から厳選された先生方が揃っているなという印象を受けました。独特な雰囲気を持つ先生もいらっしゃいますが、各々教え方が上手いうえ、子供のことをきちんと理解して下さっています。頭脳明晰で熱心な方ばかりです。質の良い先生に恵まれることで、子供の考え方もしっかり養われ良い影響を受けているなと感じています。

不満①：公立より高いが親の出番も多い

私立ほどではないものの、やはり周辺の市立小学校に比べるとお金がかかります。その分親の出番も少ないのかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。学校行事に親が参加するのは勿論のこと、PTAの活動も盛んで驚きました。父親母親限らず保護者がみんな参加に意欲的で、都合をつけて参加しなければという気持ちになります。

不満②：塾通いが必要

やはり教育大学の附属小学校なだけあって、カリキュラムは普通の市立小学校とかなり違います。これは良い面でもありますが、悪い面だけ捉えると自分で勉強を進めなければならないため塾通いが必要です。最初は家で市販の参考書をやらせれば良いと思いましたが、定期テストが難しくそれではついていけそうにありませんでした。

満足度：満足

市立小学校でないということは一般的な勉強とは違うことをするということなので、それが子供に悪影響を及ぼさないか不安でした。しかし入ってみると良い面の方が目立ち、社会に出たときに役立ちそうな力を養っているなと感じました。我が家はまだ低学年なのでこれからですが、高学年のお兄さんお姉さんを見ると特にそう思います。